善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

#食べ物

新しい音楽の探求「紅葉坂プロジェクト」+西荻窪・山下食堂

今年で70周年を迎える神奈川県立音楽堂が、クラシック音楽に一石を投じるとても意欲的な取り組みを行っていて、作品づくりに一般観客も参加できる、というので出かけていく。 神奈川県立音楽堂では、クラシック音楽の常識、さらには音楽の概念そのものをも転…

ウワサの阿佐ケ谷「豚八戒」

友人と連れ立って、以前から行きたかったJR中央線・阿佐ケ谷駅近くの「餃子坊 豚八戒」へ。 「豚八戒」と書いて「ちょはっかい」と読む。中国・明代の長編小説「西遊記」に出てくる「猪八戒」にあやかった店名だろうが、猪ではなく豚肉を食べるからそのシャ…

モルドバの酒と料理に「NOROC(喝采)!」

友人に誘われてモルドバ料理 を食べに行く。 場所は東京・葛飾区のJR常磐線・亀有駅近く。駅前には両津勘吉の像。 秋本治の漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の主人公。 亀有駅北口から歩いて5分ほどのところにある「NOROC(ノーロック)というお店。 日…

ラフマニノフ22歳のときの交響曲 N響定期

東京・六本木のサントリーホールで「第1988回N響定期公演Bプログラム」を聴く。 曲目はバッハ(レスピーギ編)「3つのコラール」、レスピーギ「グレゴリオ風協奏曲」、ラフマニノフ「交響曲第1番ニ短調作品13」。 指揮ジャナンドレア・ノセダ、ヴァイオリン…

1985年初演の「ジャガーの眼」舞台映像

1985年に初演されたときの唐十郎率いる状況劇場による「ジャガーの眼」の舞台映像を、東京・品川区の天王洲アイルで観る。 りんかい線天王洲アイル駅から5分ほどのところにある寺田倉庫E HALLで開催された「天王洲電市」での上映会。コロナ禍で舞台芸術業界…

新年会&正月に飲んだワイン

きのうは同じ地域に住む20年来の友人たちと新年会。 それぞれ手作り料理一品持ち寄りにして(中には二品、三品の人も)、お酒も飲みたいものをとワイン、日本酒、地ビール、シャンパンなどなど。 とても豪華な新年会となった。 ついでに、いつも夜は日本酒を…

きのうのワイン+映画「七人の刑事 終着駅の女」

チリの赤ワイン「サンタ・ディグナ・メルロ・グラン・レゼルヴァ(SANTA DIGNA MERLOT GRAN RESERVA)2021」 (写真手前右は初メニューの「バターナッツカボチャソースとホタテのバターソテーのせイカスミスパゲッティ」。ワインにぴったりでおいしかった) …

東松山のやきとり うまさとルーツを探る

酒飲みの友人を誘って、埼玉県東松山市のやきとり屋をめぐる。 きっかけは1日付の朝日夕刊の記事だった。 東松山が「やきとりの聖地」と紹介されていて、記事を読んで行きたくなった。 たしか10数年ほど前のゴールデンウィークに、友人たちと東松山のあたり…

きのうのワイン+「安市城 グレートバトル」ほか

フランス・ボルドーの赤ワイン「ムートン・カデ・ルージュ・クラシック(MOUTON CADET ROUGE CLASSIQUE)2018」 メドック格付け第一級シャトーを所有するバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドが、本拠地ボルドーで手掛けるワイン。 1930年発売当時のラベ…

現代の「みをつくし料理帖」 富ヶ谷・七草

先日、朝日新聞夕刊(6月8日付)を読んでいたら、高田郁(かおる)作の「みをつくし料理帖」(2009年刊)についての記事が載っていて、あの小説の主人公の澪(みお)のような人が旬の野菜を中心にした日本料理店を開いているというのを知った。 「みをつくし…

藍と青石の国・徳島散歩/後編

仕事で徳島に行ったので寄り道して「うだつの町・脇町」を散歩した続き。 夕方、徳島市に戻り、夜は駅近くの「食彩 遊真」という居酒屋がおいしそうだったので、イッパイ。 グラスビールのあとは日本酒。 飲んだ酒は、徳島に敬意を表して「芳水 純米吟醸」、…

日本酒好きにはたまらない店 恵比寿・秀治郎

日曜日の午後は、JR恵比寿駅近くにある「酒 秀治郎」へ。 恵比寿駅西口から歩いて5分ほど、閑静な住宅街の一角にあり、「日本酒好きの、日本酒好きによる、日本酒好きのための店」として4年前にオープンした店だ。 店をプロデュースしたのは直野秀治郎氏とい…

三月大歌舞伎&四谷・嘉賓

きのうは三月大歌舞伎・第2部の「天衣紛上野初花(くもにまごううえののはつはな)河内山」と「芝浜革財布(しばはまのかわざいふ)」を観るため歌舞伎座へ。 「河内山」は仁左衛門、「芝浜革財布」は菊五郎と、歌舞伎の大二枚看板の出演。 先月の二月大歌舞…

第2力酒造 旬の味を楽しむ

飲んべえの友人と久しぶりに会って中野でイッパイ。 中野駅北口から歩いて2、3分のところにある「第2力酒造」 午後2時の開店と同時に行ったら、さすがに先客はまだだれもいない。 予約してあるので席を案内してもらったが、玄関から一番遠い、最奥のテーブル…

仙台 魯迅と美術とおいしいもの

日帰りの仕事で仙台へ。ついでに美術館、夜は和食の店でイッパイ。 午前中に秋田行きの「こまち」と連結した新青森行き「はやぶさ」で仙台へ。 駅構内にある「牛タン通り・すし通り」で鮨のランチ。 コロナ禍で、牛タン屋はそこそこ客が入っていたが、鮨屋は…

ポテサラとイブリガッコの出会い 荻窪おざ

仕事で名古屋へ。 昼はJR名古屋駅新幹線口にあるエスカ地下街の山本屋本店で味噌煮込みうどん。 フタをとると土鍋の中がまだグツグツいってる。 麺のシコシコというかコシの張りが独特だ。 東京に帰ったのは午後6時すぎ。 それならと荻窪駅近くの居酒屋「お…

きのうのワイン+映画「ブラックホーク・ダウン」他

イタリア・ヴェネト州の赤ワイン「ヴァルポリチェッラ(VALPOLICELLA)2019」 16世紀からワインづくりをしているというワイナリー、アレグリーニの赤ワイン。 本拠地とするのはヴェローナから18km北西に進んだヴァルポリチェッラ・クラッシコ地域内のフマ…

きのうのワイン+burrata+映画「無垢なる証人」他

イタリア・ピエモンテの赤ワイン「ドルチェット・ダルバ・マンドルロ2020」 ピエモンテ州ランゲの家族経営ワイナリー、エルヴィオ・コーニョの赤ワイン。 ちなみにこのあたりのブドウ畑の美しい景観は世界遺産になっている。 ピエモンテの土着品種ドルチェッ…

山形・湯田川温泉~月山麓の旅

仕事で山形県鶴岡市へ。 コロナ禍ゆえ、日帰りにしたいが飛行機は昼前後の1日1往復しかない。 ならばと1泊することにする。 1日目の昼は鶴岡サイエンスパークにあるホテル「スイデンテラス」のレストランにて。 庄内豚のグリル・ネギ塩マスタードソース。 ド…

武蔵美美術館の3つの展覧会

東京・小平市にある武蔵野美術大学美術館で開催中の3つの美術展、入場無料で、かかるのは交通費だけ、というので観に行く。 ひとつは「オムニスカルプチャーズ——彫刻となる場所」。 「オムニスカルプチャー」とは何ぞや。 「スカルプチャー」は彫刻の意味だ…

きのうのワイン+ダンディゾンのパン+映画

アルゼンチンの赤ワイン「コレクシオン・カベルネ・ソーヴィニヨン(COLECCION CABERNET SAUVIGNON)2020」 (写真はこのあとステーキ) ワイナリーはボデガ・ノートン。アンデス山脈の麓、太陽とワインの州といわれるメンドーサ地区で「アルゼンチン最高品…

福岡・北九州小倉散歩

金曜日に仕事で福岡へ。ついでだからと北九州で一泊し、市内を散歩して帰京。 金曜日朝、飛行機で福岡空港へ。あすにも緊急事態宣言という中、空席が目立つ。ビジネス客ばかりで浮かれた気分の観光客はほとんどいない感じ。 昼は、天神で途中下車したので福…

ミネアポリス美術館展で日本絵画を再発見!

六本木のサントリー美術館で14日から始まった「ミネアポリス美術館 日本絵画の名品」展 (6月27日まで)を観る。 世界各地の約9万点を超える美術作品を収蔵しているミネアポリス美術館(Mia)。 1883年、アメリカ中西部ミネソタ州最大の都市ミネアポリスに市…

心に残る料理とお酒 分とく山

日本料理の名店「分とく山」へ行く。 前々から是非とも行きたいと思っていた店。 もともと総料理長をつとめる野崎洋光さんのファンで、彼が書いた料理本を何冊か持っているが、日本料理に新風を吹き込む野崎さんの料理づくりのポリシーに共感していた。新風…

金山城+白井屋ホテル+伊香保温泉の旅②

群馬県南部の太田市にある金山城見学のあと、前橋到着は午後4時すぎ。まだ日が出ているので市内を観光しようと駅構内にある観光案内所へ。 一番人気と勧められたのは群馬県庁の32階からの眺め。 行ってみるとたしかにいい眺めだった。何しろほかに高い建物が…

福岡・柳川散策

先週後半は仕事で福岡へ1泊2日の旅。 行きも帰りも飛行機だったが、9月に大阪へ飛行機で行ったときは羽田空港はガラガラで閑散としていたのに、GOTOトラベルの影響か、今回はけっこう混雑していた。 JALを利用したが、行きは300人超乗りの大型機だったためか…

秋の夜長に「酒家の元」

恵比寿にある「酒家の元」でイッパイ。 2年ほど前の暮れに一度行ったが、そのときおいしかったので、そのとき行った3人で再訪。 店の入口で気がついた。 「酒家の元」とは「酒家の、元」ではなく「酒家、の元」の意味だった。 きっとご主人の名前が「のもと…

大阪美術館めぐり 上

仕事で大阪へ。 ついでに1泊して(何しろ今は、飛行機代・宿泊代をセットするとGoToトラベルを利用しなくったってバカ安なのだ)、まだ行ったことのない国立国際美術館、国宝の茶碗「油滴天目」を展示している大阪市立東洋陶磁美術館をめぐり、大阪の味も楽…

札幌・旭川の旅 前編

先週後半は仕事で札幌へ。ついでに旭川まで足を伸ばして旭山動物園で半日すごして帰る。 コロナ騒動以来、久々に乗る飛行機。羽田発のJAL機はガーラガラかと思ったら全席埋まっていてキャンセル待ちの人もいた。ビジネス客、小さな子どもを連れた家族客、高…

久々の高円寺 抱瓶

きのうの晩は久しぶりに友人3人とイッパイ。 家族以外と外で酒を飲むのは3カ月以上ぶりだ。 場所はJR高円寺駅北口から5分ぐらいのところにある沖縄料理の店「抱瓶」。 店に入るときは検温と消毒液。店内はそこそこにぎわっていた。 オリオンの生ビールのあと…