善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

今年もキンクロ

土曜日の善福寺公園は快晴。風は冷たいが、日なたはあったかい。 上池のオナガガモ、また増えたかなと思ってながめていると、今年もやってきましたキンクロハジロ。 まだ10羽ぐらいかな。これから続々と北の国からやってくるだろう。 公園のあちこちでアート…

秋に咲く夏の花

わが家はただいま花盛り。 半年ほど前、伊藤園のお茶を買ったときについてきたスイートバジルのタネをまいたら、芽が出て葉を茂らせ、何度か食卓に甘い香りを提供してくれたが(サラダには最適)、数日前から可憐な花を咲かせるようになった。 夏も直前にな…

ミレニアム1、2

先月、プラハとウィーンの旅をした折、行き帰りの飛行機で読む本としてスティーグ・ラーソンのミステリー小説『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』を持って行った。 上下2冊の長編だったがアッという間に読んでしまった。『ミレニアム』は「ドラゴン・タ…

国立劇場45周年 開幕驚奇復讐譚

国立劇場開場45周年記念の歌舞伎公演が大劇場で行われていて(10月から来年4まで「歌舞伎を彩る作者たち」と銘打って6シリーズ上演)、その皮切りとなる通し狂言「開幕驚奇復讐譚(かいまくきょうき あだうちものがたり)」を観る。 「開幕驚奇」は「開けて…

おいしいおでんの作り方

めっきり秋らしくなって、おでんが食べたくなった。 かつて料理研究家の丸元淑生氏に傾倒していた。 丸元氏はもとは小説家だが、自分と家族を健康にする栄養学に目覚め、独自に学んでシステム料理学とかシンプル料理学とかいう新しい家庭の料理学を開拓した…

土鍋でごはんの幸せ

わが家の電気炊飯器が動かなくなってしまった。これだから電気は困る。 修理に回すか買い換えるか、逡巡したが、とりあえずごはんは毎日炊かなくてはいけない。 フト、わが家のガス台(ビルトイン式)には炊飯機能もついていることを思い出した。鍋をのせれ…

秋に咲くサクラの気持ち

日曜日の善福寺公園。朝から蒸し暑い(とうとう日中は30度近くにまで上昇)。 久々に公園を訪れたが、早くも北の国からオナガガモが飛来していた。 先月の台風による被害で、枝を折った木があちこちに。倒れた木はすでに片付けられたようだが、根っこの部分…

プラハ・ウィーンある記 9

プラハ・ウィーンの旅8日目(9月30日)も絵画・音楽三昧。 せっかくカフェ文化の街ウィーンに来たのだからと、ウィーン工科大学近くにある「カフェ・シュペール」で朝食。 1880年創業の老舗中の老舗。いろんな分野の芸術家たちが常連として通い、クリムトら…

プラハ・ウィーンある記 8

プラハ・ウィーンの旅7日目(9月29日)も美術と音楽三昧。 まずは地下鉄U2のミュージアム・クオーターにある「レオポルト美術館」へ。 アートコレクター、ルドルフ・レオポルト氏の個人コレクションを一般公開した美術館。いちばんの特徴は世界最大のエゴ…

プラハ・ウィーンある記 7

プラハ・ウィーンの旅6日目(9月28日)は大型バスで国境を越えて(といってもいつ国境をすぎたのか、ノンストップなのでわからず)オーストリアのウィーンへ。 3時間半ほどかかってウィーン駅に到着。ここで電車乗り放題の72時間チケットを買い、14時すぎに…

プラハ・ウィーンある記 6

プラハ・ウィーン旅行の5日目(9月27日)はプラハを離れてオーストリアのウィーンに向かう途中、チェコの南にあるチェスキー・クルムロフへ。 ところがここでとんでもな事態が発生。プラハに着いた翌日、プラハ中央駅近くのバスターミナルでチェスキー・クル…

プラハ・ウィーンある記 5

プラハで気になったことをいくつか。 1つは赤い屋根のこと。プラハに限らずヨーロッパの民家の屋根はどれも赤い。これは赤い屋根瓦を使っているためだが、イタリアに行ったとき、どこかの市では法律で赤い屋根じゃないといけないと決まってるところもあるそ…

プラハ・ウィーンある記 4

プラハ・ウィーンある記の4日目(9月26日)は午前中、ユダヤ人街を歩く。 キリスト教徒からの迫害を受け、放浪の民となったユダヤ人。しかし、自分の国を持たず、放浪を繰り返しながらも民族のアイデンティティーを持ち続けたのがユダヤ人であった。 その名…

プラハ・ウィーンある記 3

3日目(9月25日)はプラハから電車で1時間50分ほど西にあるプルゼニュという町へ。 なぜこの町に行く気になったかというと、ビール消費量世界一(国民1人あたり)のチェコ(意外なことにドイツではなく、ドイツは第3位)にあって、ここがピルスナービール発…

プラハ・ウィーンある記 2

プラハ・ウィーンの旅の2日目(9月24日)。 ホテル(ホテルパジーシュ)で朝食のあと、歩いてプラハ中央駅に行き、あす行く予定のプルゼニュまでの鉄道の切符を買う。そのあと近くにあるバスターミナルで27日に行くチェスキー・クルムロフ(世界一美しい町と…

プラハ・ウィーンある記 1

秋分の日の9月23日から10月2日までの10日間、プラハとウィーンを旅行してきた。何回かに分けて旅の思い出を綴る。写真はカレル橋から見たプラハの風景。後方はプラハ城、手前の川はヴルタヴァ(モルダウ)川。 以前はどちらかというと自然の多いところとか古…