善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

きのうのワイン+「ミネソタ大強盗団」

カサウラ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ(Kasaura Montepulciano d'Abruzzo)2013 イタリア中央部アブルッツォ州でつくられた赤ワインで、ぶどう品種はモンテプルチアーノ種。 果実味とほどよいコクがあり、何となくイタリアっぽい味。 ワインの友で観た…

モミジのグラデーション

土曜日朝の善福寺公園は快晴。風もなく、池の水はピクリとも動いていない。 オギの穂が朝日に照らされていた。 同じイネ科のススキの穂に似ているが、こちらのほうがフサフサ感がある。 今年は公園の紅葉が遅れている気がするが、下から見上げたモミジのグラ…

スキン・コレクター

ジェフリー・ディーヴァー『スキン・コレクター』(池田真紀子訳、文藝春秋)を読む。 『ボーン・コレクター』(1997年)に始まるリンカーン・ライム・シリーズの第11作目。今回登場するのは被害者に毒薬でタトゥーを刻んで殺す殺人者。「ボーン・コレクター…

きのうのワインと「ファニー・ガール」

カッシェロ・デル・ディアブロ カベルネ・ソーヴィニヨン(Casillero del Diablo Cabernet Sauvignon)2014 チリの赤ワイン。「カッシェロ・デル・ディアブロ」とはスペイン語で「悪魔の蔵」を意味しているのだとか。ワインの味があまりにもおいしすぎるとい…

トロールの森2015 有終の美

3日から都立善福寺公園を中心に開催されていた「トロールの森2015」も23日が最終日。 ラジオぱちぱちの「黄金バット」は期間中、8回上演。 最後の公演のあとみんなで記念撮影。 後ろは巨大ダイダラボッチの勇姿。

西荻窪 さんさん

土曜日の夜はJR西荻窪駅そばのビリヤード山崎2階で武井よしみちさんのパフォーマンスを観る。 去年に続いて足を踏みならす「STEP&CHANT」の公演。サブタイトルに“足が耕す表現の世界”とあったが、ナルホドそうだった。 帰りは一緒に観に行った仲間と駅近く…

辻康介×鳥越けい子「池の畔の遊歩音楽会」

土曜日の午後は善福寺公園上池で「トロールの森2015」の野外イベント、辻康介×鳥越けい子「池の畔の遊歩音楽会 2015:音のすむ森に捧ぐ! vol.6特別ライブ版」。 善福寺池とその周辺の土地の歴史をひもとき、善福寺在住で音風景研究家の鳥越けい子青山学院…

飛行機雲

土曜日朝の善福寺公園は晴れ。小春日和のうららかな朝。 落ち葉がけっこう落ちているが、紅葉はそれほど進んでいない感じ。今年は遅れているのだろうか。 上空に2本の飛行機雲。縦の細長い雲も飛行機雲の名残だろうか。 3日から始まった「トロールの森2015」…

村上隆の五百羅漢図展

東京・六本木の森美術館で開かれている「村上隆の五百羅漢図展」(来年3月6日まで)を見る。 日本国内では14年ぶりとなる村上の大規模個展で、全作品が日本初公開という。 目玉は、絵画史上最大級という高さ3メートル、全長100メートルに及ぶ「五百羅漢図」…

きのうのワイン+「博士の異常な愛情・・・」

「ファーマーズ・オブ・ワイン イタリアン・レッド(FARMERS OF WINE ITALIAN RED BLEND)」 産地はイタリア(エノイタリア社)。ぶどう品種はシラーズ、ネロダヴォラ、プリミティーボ、ネグロアマロ。 ワインの友で観たのは先日NHKBSで放送していた『博士の…

電気は誰のものか 電気の事件史

田中聡『電気は誰のものか 電気の事件史』(晶文社)を読む。 おそらく筆者は本書をまとめながら、2011年の東京電力福島第一原発の事故のことが終始頭から離れなかったのだろう。 「電気は誰のものか?」と問いかけながら、明治から戦前までに起こった「電気…

トロールの森2015折り返し

都立善福寺公園を中心に開催中のアートイベント「トロールの森2015」もそろそろ折り返し。 週末はいくつものイベントが目白押しだった。 土曜日の夜はJR西荻窪駅そばの「ビリヤード山崎」(東京で一番古いという創業85年のビリヤード場) の2階で大坪光路舞…

通し狂言 神霊矢口渡

きのうは国立劇場で「11月歌舞伎公演 通し狂言 神霊矢口渡(しんれいやぐちのわたし)」を観る。 平日だからか、地味な話だからか客席はポツポツ空席が目立つ。 座ったのは前から2番目の席。花道からは遠かったが、それでかえって花道を行く役者の姿がよくわ…

きのうのワイン

「ハート2013 ル・クール・デ・アンジュ カベルネ・ソーヴィニヨン」 南フランス・ラングドックの赤ワイン。カベルネ・ソーヴィニヨン100%。 ラベルの説明には「カシスやブラックベリーのアロマがあり、 豊かな果実味とコクのあるスムーズな飲み心地」とあ…

西荻→善福寺池フットパスプロジェクト

3日から開催中の「トロールの森2015」は善福寺公園での野外アートや野外劇場のほかにもさまざまな企画が組まれているが、その1つ、青山学院大学総合文化制作学部鳥越研究室主催の道案内ワークショップ「西荻→善福寺池 フットパスプロジェクト」に参加した。 …

森の中のアート作品 トロールの森2015より

日曜日朝の善福寺周辺は雨。きょうは立冬。しかし、雨のおかげでか寒くはない。 トロールの森2015のアート作品群も雨にぬれている。 きのう見て回った中で作品をいくつかご紹介。 まずは黒田裕一郎「Ventricular Ground」 作品であるとともに舞台としても使…

秋の花と実

日曜日朝の善福寺公演は晴れ。風はなく、穏やか。 野外アート展「トロールの森2015」が始まり、池の周りの風景の中にいろんな作品が溶け込んでいて、歩くのが楽しい。 秋深し。花も実も秋らしい。 ムラサキシキブの実がようやく紫色になっていた。 サザンカ…

ぜんぷくトリヲ タロウいのちのオンパレード

秋の風物詩、毎年恒例の「トロールの森2015」が始まり、きのうの夜はJR西荻窪駅近くのバルタザールで「ぜんぷくトリヲ」による「タロウ いのちのオンパレード」公演。 西荻窪駅から善福寺公園までの道々50カ所には、区立桃井第4小学校の児童たちがつくった人…

アルファベット・ハウス

この1週間ほどで2冊のミステリーを読む。 1冊はユッシ・エーズラ・オールスンの『アルファベット・ハウス』(鈴木恵訳、ハヤカワ・ポケットミステリーのちょうど1900冊目)、もう1冊はピエール・ルメートル『悲しみのイレーヌ』(橘明美訳、文春文庫)。日本…

トロールの森2015始まる

11月3日の文化の日から「トロールの森2015」が始まった。都立善福寺公園の上池周辺の野外から、JR西荻窪駅周辺の街中までをアートでつなぐイベント。 公園では1年に一度、この時期だけ楽しめるオープン・カフェも毎日曜日に開店。 1日には前々日祭ということ…

きのうのワインと「戦火の馬」

フランスの赤ワイン「ペイ・ドック・メルロ(Pay d'Oc Merlot)」。 ワイナリーのレ・フォンタネル(Les Fontanelles)は南フランスのラングドック地方の日当たりのよいエリアに位置し、伝統的な方法でワイン造りを行っているという。 まろやかで飲みやすく…