#イラストレーション
日曜日朝の善福寺周辺は雨。きょうは立冬。しかし、雨のおかげでか寒くはない。 トロールの森2015のアート作品群も雨にぬれている。 きのう見て回った中で作品をいくつかご紹介。 まずは黒田裕一郎「Ventricular Ground」 作品であるとともに舞台としても使…
街の中の公園、都立善福寺公園で3日から野外アート展「トロールの森2013」が始まった。 開幕前日の2日は、のぼりを連ねての西荻窪駅周辺から公園までの「わいわいパレード」。 途中、かっぽれを踊ったり、黄金バットの立ち回りを演じたりして道行く人にアピ…
ついに等伯最晩年の物語でーす! 今回の展覧会には等伯の最晩年の作品がいくつか出展しています。 「竹林七賢図屏風」は1607年、等伯69歳のときの作。 「日通上人像」は1608年の作。日通上人は京都・本法寺の住職で、 等伯とは長きにわたって交友があった人…
--- ハセトー物語もいよいよ佳境へ。 きのうの続きは今日の続き、第7回。 1599年、等伯60歳のときに描いた「仏涅槃図」も必見です。 息子の久蔵の7回忌に描いたもので、表装も含めると高さ10mの超大作。 見るときは首が疲れそうです。 前年の98年、秀吉が6…
「ハセトー物語」第5弾。 目の上のタンコブ、狩野永徳がこの世を去った翌年、 ついに等伯にウレシイ知らせが。 秀吉が溺愛した長男鶴松がわずか3歳で死に、 弔うために建てた菩提寺(現在の智積院)の障壁画制作という、 一大事業をまかされるのです。何でも…
空想冒険活劇「等伯物語」第4話。 京に上った等伯がめざしたもの、それは自らも一派を築き、 狩野派に追いつき・追い越すことではなかったでしょうか。 はじめはそんな気はなかったかもしれませんが、京の都は刺激的すぎました。 出張で歓楽街に繰り出すキー…
等伯第3弾! 等伯が絵師として活躍した時代は、下克上の戦国時代。 御用絵師をめざす絵描きたちとて同じこと。 自分の出世は自分のウデで勝ち取るものだったようです。 それは「町衆」に代表されるように、 やがて有力町人が武士に負けない力を持っていく時…
今回の回顧展には肖像画の傑作もいくつか出展されます。 その1つが武田信玄像です。 これも重文で、この絵は3月7日までの限定出展なので、 私たちは運よく見ることができます。 武田信玄といえば、誰もが思い浮かべるのが教科書に載っているあの肖像画で…
今度の展覧会は没後400年を記念した大回顧展。 おそらく空前絶後でしょう。 「信春」と名乗った七尾時代の画業初期から、 上洛後、画壇に地位を占める晩年まで、その生涯をたどっていて、 仏画、障壁画、水墨画などあらゆるジャンルの等伯画を結集しています…