木曜日朝の善福寺公園は快晴。はじめ涼しいが、次第に暑くなってくる。
公園に着いて、おととい見つけたオオルリは?と耳を澄ますと、やっぱり鳴いている。
どこかにいるようなんだが、高い木の葉っぱの陰にいるのか、皆目わからない。
上池に久しぶりのメスのカワセミ。
このところ下池でしか見なかったヤエちゃんだろうか。
しきりに毛繕いしていて、くつろいで?いた。
5月5日のこどもの日を前に、毎年恒例のコイノボリ。
風がないのでダラリとしていて、メザシ状態。
クモが立派な網を広げていた。
こうなってくると芸術品だ。
陽気に誘われてアゲハがヒラヒラ、ちょっと小休止。
高いところから、またまた美しい鳥の声がする。
今度の声はキビタキだ。
オスのキビタキがメスを探して、あるいはナワバリ宣言か、盛んにさえずっている。
鳴き声を頼りに目を凝らすと、いました!
メスは地味な色合いだが、オスはカラフルで、のどから胸にかけて鮮やかなオレンジ色をしている。
ふだんは山地に暮しているが、春と秋の渡りの時期には低地の公園にもやってくることがあるのはオオルリと同じだ。
盛んに鳴いていて、のどがふくらんでるのがわかる。
キョロキョロしていたから、やっぱりメスを探しているのだろうか。
池のふちではゴイサギがポツンといた。
ハクウンボクが鈴なりに花を咲かせている。
カナヘビが這い出してきて、日向ぼっこかな?
公園を1周して帰ろうとしたら、比較的低いところから聞き慣れない鳥の鳴き声がする。
鳴き声の先を探すと、またまたキビタキのオスだった。
さっきのが飛んできたのか、それとも公園には2羽のキビタキかいるのか?
しかも今度のは美しいさえずりではなく、地鳴きのようだ。
それにしても、公園を1周して2度もキビタキに出会えるなんて、何てハッピーな朝。