火曜日朝の善福寺公園は曇り。風もなく、散歩は快適。
ゴイサギがソロリソロリと歩いてきて、水中にくちばしをつっこんだ。
つっこんだまま動かないでいる。
水を飲んでるのでもなさそうだし、エサを探しているのか。
池のほとりでムラサキツユクサが咲いていた。
ツユクサの原産地は日本を含むアジア全域だが、ムラサキツユクサの原産地は北米という。
まずはメスのヤエちゃん。
オスのマルちゃんを探しているのか。
しかし、なかなかマルちゃんが現れないので、プイッとどこかへ行ってしまった。
ヤエちゃんの姿が見えなくなったところに、オスのマルちゃんがエサをくわえて飛んできた。
求愛給餌のためだろう、ヤエちゃんが飲み込みやすいように魚を頭にしてくわえている。
マルちゃんのやさしい心根がわかる。
盛んに鳴いてヤエちゃんがくるのを待っているが、なかなかあらわれない。
しばらくくわえたたまま待っていたが、ヤエちゃんを探して飛び去った。
すれ違いのふたり・・・。
エナガの巣では、親鳥がせっせとエサを運んでいた。
今年も見つけました。
宇宙人顔、あるいは怪人顔のミズヒキの葉っぱ。
黄色いハートマークのエサキモンキツノカメムシ。
名前の由来は、江崎さんという学者が発見した黄色い紋があってツノのような突起があるカメムシというので、江崎紋黄角亀虫。
きのうに続きムシヒキアブの勇姿。
けさはクモもいろいろ。
まずはワカバグモ。
触肢の先が丸く膨らんでるからオスのようだ。
あの中に精子が蓄えられている。
笹の上にいたのはササグモのようだ。
少し小さめだけどイオウハシリグモかな?
池をめぐっていると、高い木の上のほうから、聞き慣れない美しい鳥の鳴き声が聞こえる。
ハテ、何という鳥?と探すと、少し大きめの鳥が一瞬だけ姿を見せた。
遠くて、高いところにいて、コンデジでは証拠写真程度にしか撮れてないが、まさしくオオルリだ!
日本では夏鳥で、ほぼ全国で繁殖しているというが、主に山地の渓流沿いで多く見られる鳥なので都会ではめったに見られない。それでも、春と秋の渡りの時期には東京都内の公園に立ち寄ったりすることもあるらしい。
それで渡りの途中、善福寺公園にも羽を安めに立ち寄ったのだろう。
姿を見たのは一瞬だったが、濃いブルーの背中と白いおなかのコントラストがくっきり。
鳴き声も美しい。
明日も会えるかな?