善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

きのうのワイン+「チザム」

フランス・ボルドーの赤ワイン「シャトー・フルカ・ボリー(CH.FOURCAS BORIE)2012」 メドック格付け第2級、シャトー・デュクリュ・ボーカイユのオーナーファミリーが手がけるワイン。 ブドウ品種はメルロ、シベルネ・ソーヴィニヨン、プティ・ヴェルド。 …

ニイニイゼミの交尾

金曜日朝の善福寺公園は曇り。今にも雨が落ちそうだが、何とか持ちこたえている。 このところ、梅雨明けなのに梅雨の最中のような天気が続いている。 けさの巡回ラジオ体操は岩手県盛岡市からの中継。 体操を終えて散歩していると、羽化したばかりと思われる…

きのうのワイン+「カルテット!人生のオペラハウス」

イタリア・ウンブリア州の赤ワイン「トーディ・ロッソ(TODI ROSSO)2016」 ウンブリア州最大規模のワイナリー、トゥデルナムのワイン。そういえば先月イタリア旅行で行ったアッシジはウンブリア州だった。 酸味とタンニンがまろやかで、やさしい味わい。 サ…

脱け殻がいっぱい

火曜日朝の善福寺公園は晴れ。雲多く、風がないので蒸し暑い。 けさのラジオ体操は北海道・中標津からの中継だった。 相変わらず公園はセミの天国。 脱皮するのは木の幹かと思いきや、意外と葉っぱの裏にも多い。 中にはこんなに集まっているのも。 ハデな色…

笑って泣けた「海のこどもたち」

日曜日は池袋にある「あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)」で橋本フサヨと鈴木秀城のぜんぷくトリヲ、金度完、小野越郎出演によるパントマイムとダンス、三線で描くファンタジー「海のこどもたち」を観る。 作・演出は「焼肉ドラゴン」の鄭義信…

クサギの雄しべ

月曜日朝の善福寺公園は曇り。風がなく蒸し暑い。 けさのラジオ体操は佐賀・唐津からの中継だった。 きのうはボタンクサギが咲いていたが、けさはふつうのクサギの花。 やけに雄しべが長い。長いだけじゃなくて上を向いている。 クサギの雄しべは、花が咲く…

超猛毒植物・イヌサフラン?

日曜日朝の善福寺公園は曇り。風があると涼しい。 ボタンクサギらしい花が咲いていた。 漢字で書くと「牡丹臭木」。ボタンのような花のクサギというわけだろう。 中国南部原産という。 花が密集している別の花をアップで見ると、何もこんなにギュウギュウに…

サヨウナラ天徳湯

きのうは夕方、近所の銭湯に行く。 JR西荻窪駅から5、6分ほど歩いたところにある「天徳湯」。 創業は1928年(昭和3年)。元は「天徳温泉」といってたそうだが、今の経営者に代わってから「天徳湯」と改めた。 善福寺に住み、日本野鳥の会を創設した中西悟堂…

小さな虫の脱け殻

土曜日朝の善福寺公園は晴れ。風がなく蒸し暑い。 小さな虫の脱皮したあとを見つけた。 このところセミの脱皮はよく見るが、こんな小さな虫までが脱皮している。 節足動物は外骨格といって骨が体の外側にあり、それを脱ぎ捨てることによって成長するが、われ…

富田林ジューデンケン 大阪の旅・下

大阪・道頓堀の松竹座で上演中の七月大歌舞伎を見た翌日は、大阪の南、奈良・和歌山に近い富田林まで遠征し、「ジューデンケン」を見に行く。 ジューデンケンとは「重要伝統的建造物群保存地区」のこと。 文化財保護法に規定する文化財種別のひとつで、市町…

“殺しの美学”仁左衛門 大阪の旅・上

大阪松竹座で上演中の「盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ)」を見るため大阪へ行ってきた。 お目当ては仁左衛門。そういえば1年前の7月にも「与話情浮世横櫛」に出演する仁左衛門見たさ(元々は国立文楽劇場で文楽を見る目的だったが)に大阪松竹座に行…

金曜日朝の善福寺公園は晴れ。風は涼しい。 きょうの「夏期巡回ラジオ体操」は沖縄・豊見城からの中継。 明日は鹿児島・阿久根市。体操のおじさんも忙しそう。 ひょっとしてカイコガの幼虫だろうか、真っ白な繭が葉っぱにきれいに包まれていた。 セミが擬木…

羽化中のセミ

木曜日朝の善福寺公園は晴れ。雲もあり、風もあって比較的すごしやすい。 きょうから「夏期巡回ラジオ体操」始まる。けさは渋谷の代々木大山公園運動場からの中継。1200人ぐらい集まっているとか。 そういえばそろそろ夏休み。しかし、地元の小学校の終業式…

菊之助の大蔵卿

日曜日は国立劇場で歌舞伎鑑賞教室「鬼一法眼三略巻 一條大蔵譚(きいちほうげんさんりゃくのまき いちじょうおおくらものがたり)」を観る。 毎年7月にやっている若い人向けを意識した公演で、1等席でも3900円と比較的安いのが魅力(学生は全席1300円)。 …

ムクドリとセミ

海の日の朝の善福寺公園は晴れ。朝方にわか雨があり、風が止むと蒸し暑い。 セミの声がきのうに増してにぎやか。 脱け殻は「空蝉(うつせみ)」ともいって俳句では夏の季語になっている。 けさ見つけた空蝉。 空蝉にしてやはらかく草つかむ 長谷川櫂 セミが…

ドーハ空港の巨大クマ 北イタリアの旅24

北イタリアの旅15日目の朝食。 いつも楽しみだったのがスイカ。 なぜか旅に出るとスイカが心身を癒してくれる。 チェックアウトの前にミラノの市場へ行く。 地下鉄ワグネル駅前の市場。 しかし、中に入ってガッカリ。とても貧弱。 ミラノという大都市なのに…

キンシバイの実

日曜日朝の善福寺公園は曇り。風がなく、蒸し暑い。 日に日にセミの声が強くなっているが、けさはことにセミの声がうるさいぐらい。 脱け殻もあちこちに。 まだ梅雨は明けてないのに・・・。 キンシバイの実、だろうか。 花は見るけど実は初めて。 コガネム…

クレスピ・ダッダとスカラ座コンサート 北イタリアの旅23

北イタリアの旅も残り3日。 旅行14日目の6月8日(木)は朝からミラノ郊外、というよりベルガモの南西15キロにあるクレスピ・ダッダへ。 「クレスピ」とはロンバルディア州屈指の綿織物工場の経営者だった人の名前。そのクレスピ氏が産業革命期の19〜20世紀初…

きのうのワイン+「シルバー・サドル 新・復讐の用心棒」

スペイン・カタルーニャの赤ワイン「サングレ・デ・トロ(SANGRE DE TORO)2015」。 スペインのバルセロナの近郊、ペネデス地方でワインを造り続けて140年以上という長い歴史を持つワイナリー、トーレスのワイン。 ガルナッチャ(グルナッシュ)とカリニェー…

ミケランジェロのピエタ 北イタリアの旅22

センピオーネ公園はかつて領主の森だったという。そのセンピオーネ公園に隣接するのがスフォルツァ城で、今は博物館になっている。 城の入口にある紋章を見て驚いた。竜(あるいは大蛇か)が人間、それも子どもを飲み込もうとしている。 ミラノ公国の紋章だ…

トリエンナーレ・デザイン・ミュージアム 北イタリアの旅21

「最後の晩餐」を見たあとは、歩いてセンピオーネ公園へ。 公園内にある「トリエンナーレ・デザイン・ミュージアム」で現代アートを見る。 都市の俯瞰図。 現代風ステンドグラス。 段ボールに描かれたチョウ。 世界地図。 海。なかなか迫力がある。 金襴緞子…

ジャコメッティ展 見えるままに

六本木の国立新美術館でアルベルト・ジャコメッティ(1901~1966)の大回顧展を見る。 スイスに生まれ、パリで活動したジャコメッティは「見えるものを見えるままに」表現することを追求したという。 針のように細い形と凸凹の表現が彼の特徴。 しかし「見え…

ニイニイゼミ

金曜日朝の善福寺公園は晴れ。雲が多く、風もあるので比較的すごしやすい。しかし、時がたつうちに日差しが強まり、雲が減って風も吹かなくなり、暑くなる。 このところ、地上では虫を探すムクドリが地面をバッコしている。 木の幹をたんねんに見ていくと、…

「最後の晩餐」との15分 北イタリアの旅⑳

北イタリアの旅13日目は、朝、ヴェローナを発ってミラノへ。 朝8時32分発の高速列車「フレッチェロッサ(FrecciaRossa)」でミラノ・セントラル駅着は9時45分ごろ。1時間ちょっとの旅。 宿は前回泊まったのと同じ地下鉄ミッソーリ駅近くの「ホテル・ブルネレ…

ニイニイゼミ

木曜日朝の善福寺公園は晴れ。雲が多いが、気温は高い。 ニイニイゼミの脱け殻を発見。 泥が付いているから一目瞭然。 こっちにも。結局5つの脱け殻を見つけた。 一度にこんなに見つけるなんて。やっぱり季節が早まっている感じ。 ガの幼虫だろうか、細い体…

きのうのワイン+「左きゝの拳銃」

イタリアの赤ワイン「アルパ・キャンティ(ARPA CHIANTI)2015」 イタリアの老舗ブランドであるサルヴァトーレ・フェラガモがトスカーナ州で手がけるワイナリー、イル・ポッロのワイン。 サンジョベーゼ100%。 ほかに最近飲んだワインも。 友人から「鹿児島…

ピサネロ「聖ゲオルギウスと王女」 北イタリアの旅⑲

ヴェローナに到着した日の午後、この街で一番大きな教会であるサンタナスターシャ教会へ。 1290年から1481年に、殉教者ピエトロを記念してドメニコ会修道士によって建てられたという。もともとここには聖アナスターシアに捧げる小さな教会があったので現在も…

ジュリエットの家 北イタリアの旅⑱

北イタリアの旅12日目はヴェネチアを発ってヴェローナへ。 サンタルチア駅から朝8時12分発のRegionale Veloce(中距離、近距離運行の普通列車)に乗って、ヴェローナ・ポルタ・ヌオーヴァ駅着は10時前。 ホームへの入口。 ホテルは駅近くのはずなので探すが…

アブラゼミとシオカラトンボ

火曜日朝の善福寺公園は快晴。朝からかんかん照り。暑い。しかし、木陰は涼しい。 先日は羽化したてのセミを見たが、けさは立派な成虫に育ったアブラゼミ。 そばに脱け殻があったから、脱皮してしばらくたって、いよいよ飛び立とうとしているところだろうか…

ティントレットがいっぱい 北イタリアの旅⑰

北イタリアの旅11日目の午後。 サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ教会の裏手にあるスクオーラ・グランデ・ディ・サン・ロッコ(サン・ロッコ大信徒会堂)。ここには、ヴェネチア絵画を代表するティントレットが20年以上かけて描いた56枚の絵画が…