善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

晩秋の公園

30日土曜日朝の善福寺公園は晴れ。はじめ雲が多くて日陰は寒い。 11月もきょうで終わり、あすから師走だ。 このところ、1年が駆け足のように感じられる。 公園の紅葉がだいぶ進んでいる。 こちらは下池のトウカエデ。 下池のスイレンの近くでしきりに動いて…

「トロールの森2013」終わる

都立善福寺公園で開かれていた野外アート展「トロールの森2013」。23日の秋分の日が最終日。 今年は毎日曜日好天に恵まれ(10日だけ前半ちょっとあやしかったが)、公園の秋を満喫した。 毎日曜日、朝の8時から夕方5時ごろまで、まる1日公園ですごした。 23…

首里城への道──鎌倉芳太郎と近代沖縄の群像

与那原恵『首里城への道──鎌倉芳太郎と近代沖縄の群像』(筑摩書房)を読む。 太平洋戦争末期の沖縄戦のさなか、沖縄の歴史的文化財は“鉄の暴風”といわれた戦火の果てに、すべてが焼失してしまったという。琉球王朝文化の中心である首里城とその周辺の遺産、…

深まる秋

土曜日午後の善福寺公園はポカポカ陽気。こういう日を小春日和というのだろう。 人出も多く、いつも以上に賑わっている。 岸辺にたたずんでいたシラサギ。 人の声が気に障ったのか、池の真ん中の方に飛んで行った。 秋深まる。

黄金バット80作

地域のミニラジオ放送局「ラジオぱちぱち」で放送しているラジオドラマ「黄金バット」が最新作で80作を数え、全作品のリストをつくってみた。 ラジオぱちぱちについてはコチラを参照 http://members.jcom.home.ne.jp/radio88/ もともとは「黄金バット」の紙…

犬の伊勢参り──人と犬の不思議な関係

仁科邦男『犬の伊勢参り』(平凡社新書) 人と犬の不思議な関係を説き明かす本。 「明和8年(1771)4月、犬が突如、単独で伊勢参りを始めた。以来、約100年にわたって伊勢参りする犬の目撃談が数多く残されている」 と本書の宣伝文句にある。えー?そんなこ…

トロールの森の日曜日

このところ週末が忙しい。 9日土曜日は午前中、ラジオぱちぱちの公開放送。 http://members.jcom.home.ne.jp/radio88/ 夜は反省会と称しての飲み会。 翌10日は3日から開催中の「トロールの森」で善福寺公園内にカフェをオープンするため朝から公園へ。 準備…

子どもの美術 佐藤忠良・安野光雅編

『子どもの美術』佐藤忠良・安野光雅編(現代美術社)を読む、というか開く。 10月の末だったと思うが、朝のNHKニュースで『子どもの美術』が復刊した、と伝えていた。 『子どもの美術』はかつて彫刻家の佐藤忠良さんと画家の安野光雅さんが現場の教師らとと…

上野誠 天平グレート・ジャーニー

上野誠『天平グレート・ジャーニー 遣唐使・平群広成の数奇な冒険』(講談社)を読む。 著者は奈良大学文学部教授で万葉文化の研究家。 小説なのだから空想の世界を描いているのだろうが、学者だけに資料を丹念に読み、それを元に想像力を膨らませているはず…

トロールの森2013 始まる

街の中の公園、都立善福寺公園で3日から野外アート展「トロールの森2013」が始まった。 開幕前日の2日は、のぼりを連ねての西荻窪駅周辺から公園までの「わいわいパレード」。 途中、かっぽれを踊ったり、黄金バットの立ち回りを演じたりして道行く人にアピ…

もしも勘三郎が菊五郎だったら?

中川右介『歌舞伎 家と血と藝』(講談社新書) とにかくスゴイ本だった。 歌舞伎界に役者は多いが、主役を張れるのは限られていて、市川團十郎家(海老蔵)、尾上菊五郎家、中村歌右衛門家(福助、梅玉、坂田藤十郎)、片岡仁左衛門家、松本幸四郎家、中村吉…