善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

2015-01-01から1年間の記事一覧

大晦日のコゲラとユリカモメ

大晦日朝の善福寺公園は、はじめ晴れ、次第に雲が多くなる。 コンコン木の幹を叩く音。見上げるとコゲラがいた。 体がちっちゃいからか、はじめ太い幹、その後は細めの枝をしきりに叩いていた。 コゲラを観察していると、3羽の鳥が池の上を高く旋回している…

きょうのカワセミ

30日朝の善福寺公園は晴れ。時間が進むごとに温かくなる。 公園のあちこちでロウバイが咲いていて、いい匂い。 ロウバイの木のそばでスミレみたいな紫色の花が咲いていた。 これも暖冬の影響か? きのうと同じところにカワセミ。池じゃなくて岸の方を向いて…

師走のカワセミ

29日朝の善福寺公園は、きょうも雲ひとつない快晴。ときおり吹く北風は冷たい。 上池のヤナギの木の下あたりにカワセミ。 すぐにツイィーッと対岸に向かって飛んで行った。 下池は相変わらずアオサギが大挙している。 離れたところにコサギが1羽。 このあと…

きのうのワイン

サリーチェ・サレンティーノ・リゼルヴァ(Salice Salentino Riserva)2011。 ワイナリーはレオーネ・デ・カストゥリス(Cantina Leone de Castris)。イタリア南部プーリア州サレントの赤ワイン。 サレントを代表するネグロアマーロ種(Negroamaro)を主体に…

ホシハジロ

今年最後の日曜日朝の善福寺公園は雲はあるものの晴れ。ただし北風が冷たい。 きのうロウバイが1輪だけ咲いている木を見たが、別の木を見るとたくさん咲いていた。 木によって、あるいは日当たりによって、咲き出すスピードは違うようだ。 上池で見慣れぬカ…

冬の高尾山

土曜日朝の善福寺公園は快晴。風もなし。 上池のロウバイが1輪だけ咲いていた。 これから次々咲いてくるだろう。 きょうはその足で高尾山へ。 先週、秋川渓谷に行ったのに引き続き、このところ衰えた足腰を鍛えるため。 JR西荻窪から乗車し、三鷹で特快に乗…

新・映像の世紀 第3集

日曜日夜放送のNHK総合「新・映像の世紀第3集・時代は独裁者を求めた」を観る。 世界中が恐慌にあえいでいるとき、反共と反ユダヤ主義を掲げたヒトラーのナチス党が台頭すると、世界中の企業がヒトラーへの支援を行ったという。 自動車王ヘンリー・フォード…

冬のカワセミ

日曜日朝の善福寺公園は快晴。雲ひとつない青空。風も微風。 きのうの山登りで体力の低下を痛感。 本日より、いつもは公園を1周だけてしいたのを、2周することにした。 1周目は鳥や植物観察のためゆっくり歩き、2周目は早足で。 落葉樹の葉っぱはあらかた落…

戸倉城山から瀬音の湯へ

やはり山登りの前日は、あまり酒を飲むのはいけないと実感した日だった。 金曜日の晩、友人と飲み屋をハシゴし、翌日の土曜日はカミサンと2人で、日ごろ軟弱になってる足腰を鍛えようと、近郊の山に登る計画を立てていた。山登りといっても標高400メートルほ…

阿佐ケ谷の「おかのり」

金曜日の夜、つまりきのうの晩のことだ。 JR阿佐ケ谷駅南口近くにおいしい餃子屋があるというので行こうと思ったが、予約でいっぱいと断られた。 カウンター7、8人の席しかない小さな店で(2階にも席があるが4人以上じゃないとダメらしい)、しゃーないと行…

天国でまた会おう

ピエール・ルメートル『天国でまた会おう』(平岡敦訳、早川書房)。 著者は『その女アレックス』『悲しみのイレーヌ』などでこのところ日本でも評判の作家。 この2作のミステリーは、奇抜な発想でおもしろくは読めても作品のデキとしては「どうかな?」と首…

きのうのワインと『荒野のストレンジャー』

サンタ・アリシア ピノ・ノワール・レゼルヴァ(SANTA ALICIA PINOT NOIR RESERVA)2014 適度の酸味と渋みで飲みやすいチリの赤ワイン。 ラベルに描かれているのはアンデスを飛ぶコンドルだろうか? ボトル裏面の“効能書き”によると、チリの中でも冷涼な地域…

俺の揚子江のランチ

銀座に行ったついでに4丁目の昭和通り沿いにある「俺の揚子江」でランチ。 以前、夜行こうと思ったがうまく予約できず断念した店。 予約なしでいったが、13時に近かったせいか待ち時間なしで座れた。 若い人、オジサン、オバサンでけっこうにぎわっている。 …

母と暮せば

日曜日は足腰の鍛練のため近郊の山に登る予定だったが、雨予報で断念。かわりに山田洋次監督の『母と暮せば』を観に行く。出演は吉永小百合、二宮和也ほか。 大泉学園にあるTジョイ大泉の9時スタートの回。封切ったばかりで客席はほぼイッパイ(前の方の席を…

放浪の画家ピロスマニ

神保町の岩波ホールで『放浪の画家ピロスマニ』を観る。 ジョージア(グルジア)が生んだ孤高の画家ニコ・ピロスマニの半生を描いた映画。 監督ギオルギ・シェンゲラヤ。 観客はチラホラ程度だったが、団塊の世代らしい人たちとともに若い人も多かった。 今…

特捜部Q 吊された少女

ユッシ・エーズラ・オールスン『特捜部Q 吊された少女』(吉田奈保子訳、ハヤカワポケットミステリーブック) 特捜部Qシリーズの第6弾。デンマーク・コペンハーゲン警察に設置された特捜部Qの責任者で警部補のカール・マークと助手のアサド、ローセのやりと…

平日の公園

久々に平日の昼間の善福寺公園を1周。子連れの若いお母さんが目立つ。土日のように人が多くないからか、カモたちも陸にあがってノンビリしている。 下池では、バンが地面のエサを探していた。 下池の水が善福寺川に流れ落ちるあたりではシラサギが小魚を狙う…

紅葉・黄葉すすむ

日曜日朝の善福寺公園は薄曇り。風が比較的強い。 きのう小学生たちが清掃してくれたおかげできれいになったが、けさの風でまた落ち葉が地面を埋めようとしている。 紅葉・黄葉が進んでいた。

きのうのワイン

シャトー・オー・モンデン(Chateau Haut-Mondain)2011 フランス・ボルドーの赤ワイン。ぶどう品種はカベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ。 やけにアッサリした味。 ラベルには「チャレンジインターナショナル2013金賞」の金ラベルが印刷さ…

スイセン咲く

土曜日朝の善福寺公園は雲一つない晴れ。風もない。 そろそろスイセンが咲くころかなと探すと、あった!と思ったら公園の隣のお宅のだった。 がっかりして帰ろうとしたら、子ども広場の脇に1輪だけ咲いていた。 けさは桃四小と井荻小の子どもたちが公園の清…

2つのライブを聴く

おととい、きのうと2つのライブを聴く。 おととい日曜日の晩はJR西荻窪駅近くのライブハウス「Terra」で「味娘」というアマチュアのロックというかジャズバンドのライブ。ボーカル、パーカッション、キーボード、ドラム、ベース、ギターの6人組で、ボーカリ…

きのうのワイン+「ミネソタ大強盗団」

カサウラ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ(Kasaura Montepulciano d'Abruzzo)2013 イタリア中央部アブルッツォ州でつくられた赤ワインで、ぶどう品種はモンテプルチアーノ種。 果実味とほどよいコクがあり、何となくイタリアっぽい味。 ワインの友で観た…

モミジのグラデーション

土曜日朝の善福寺公園は快晴。風もなく、池の水はピクリとも動いていない。 オギの穂が朝日に照らされていた。 同じイネ科のススキの穂に似ているが、こちらのほうがフサフサ感がある。 今年は公園の紅葉が遅れている気がするが、下から見上げたモミジのグラ…

スキン・コレクター

ジェフリー・ディーヴァー『スキン・コレクター』(池田真紀子訳、文藝春秋)を読む。 『ボーン・コレクター』(1997年)に始まるリンカーン・ライム・シリーズの第11作目。今回登場するのは被害者に毒薬でタトゥーを刻んで殺す殺人者。「ボーン・コレクター…

きのうのワインと「ファニー・ガール」

カッシェロ・デル・ディアブロ カベルネ・ソーヴィニヨン(Casillero del Diablo Cabernet Sauvignon)2014 チリの赤ワイン。「カッシェロ・デル・ディアブロ」とはスペイン語で「悪魔の蔵」を意味しているのだとか。ワインの味があまりにもおいしすぎるとい…

トロールの森2015 有終の美

3日から都立善福寺公園を中心に開催されていた「トロールの森2015」も23日が最終日。 ラジオぱちぱちの「黄金バット」は期間中、8回上演。 最後の公演のあとみんなで記念撮影。 後ろは巨大ダイダラボッチの勇姿。

西荻窪 さんさん

土曜日の夜はJR西荻窪駅そばのビリヤード山崎2階で武井よしみちさんのパフォーマンスを観る。 去年に続いて足を踏みならす「STEP&CHANT」の公演。サブタイトルに“足が耕す表現の世界”とあったが、ナルホドそうだった。 帰りは一緒に観に行った仲間と駅近く…

辻康介×鳥越けい子「池の畔の遊歩音楽会」

土曜日の午後は善福寺公園上池で「トロールの森2015」の野外イベント、辻康介×鳥越けい子「池の畔の遊歩音楽会 2015:音のすむ森に捧ぐ! vol.6特別ライブ版」。 善福寺池とその周辺の土地の歴史をひもとき、善福寺在住で音風景研究家の鳥越けい子青山学院…

飛行機雲

土曜日朝の善福寺公園は晴れ。小春日和のうららかな朝。 落ち葉がけっこう落ちているが、紅葉はそれほど進んでいない感じ。今年は遅れているのだろうか。 上空に2本の飛行機雲。縦の細長い雲も飛行機雲の名残だろうか。 3日から始まった「トロールの森2015」…

村上隆の五百羅漢図展

東京・六本木の森美術館で開かれている「村上隆の五百羅漢図展」(来年3月6日まで)を見る。 日本国内では14年ぶりとなる村上の大規模個展で、全作品が日本初公開という。 目玉は、絵画史上最大級という高さ3メートル、全長100メートルに及ぶ「五百羅漢図」…