善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ベニバナトキワマンサク

木曜日朝の善福寺公園は曇り。肌寒く、きのうより1枚多く羽織る。 ベニバナトキワマンサク(紅花常盤万作)がまるで紙テープのような紅色の花を咲かせていた。 美しさをひけらかすのではなく、何となく“実務的”な花の感じ。 開花期は通常は3~5月。春にほか…

シラサギ乱舞

火曜日朝の善福寺公園は北風が強い。雲は流れて快晴。大阪ではきのう「木枯らし1号」が吹いたという。東京でも発表されることだろう。 上池に着くと池の上を4羽のシラサギが乱舞していた。仲良く朝のひとッ飛びか、仲違いか。上空高く飛び回ったかと思うと低…

きのうのワイン SANTA CRISTINA ROSSO 2013

ワインの輸入商社エノテカから赤ワイン6本シリーズの第2弾が送られてきた。 今回はフランス・ボルドーワインが2本に、イタリア・トスカーナとシチリアのワインが各1本、チリワインが2本。 きのう飲んだ1本目は、イタリア・トスカーナの「サンタ・クリスティ…

武蔵野市市民体育大会・体育祭剣道大会

きのうの日曜日は武蔵野市の市民体育大会・体育祭剣道大会観戦のため、武蔵野市役所近くにある武蔵野市総合体育館へ。 練馬区との境のあたりにあるので、練馬区の北裏から南下して、千川上水にかかる「更新橋」を渡るとちょうど武蔵野市と練馬区の境になって…

秋海棠

日曜日、月曜日、ともに善福寺公園の朝は風もなく、おだやか。 「シュウカイドウ(秋海棠)」が咲いていた。 ピンク色の花弁のようなのはガクで、本物の花弁はちっちゃい黄色の球みたいになっていて、カワイイ。 黄色いのは雄花だとか。 中国原産。名前から…

トロールの森2014 近づく

土曜日朝の善福寺公園は晴れ。ちょうどいい気温。 上池では、恒例の国際野外アート展「トロールの森2014」出品作の設置が始まっていた。 「トロールの森」は11月3日から23日まで開催されるが、2002年にスタートして早くも今年は12周年。人間でいえば“ひと回…

ツワブキの花

金曜日朝の善福寺公園は曇り。空気が冷たい。 ここ数日雨降りで、4日ぶりの公園。 ツワブキの花が咲いていた。 キク科の植物。「ツワブキ」の響きがいい。 語源を調べると、葉に光沢があるところから「ツヤハフキ(艶葉蕗)」とか、「テルハフキ(光葉蕗)」…

ハシビロガモ飛来

月曜日朝の善福寺公園は晴れ。ちょうどいい気温。 高い木の上にアオサギ。 どんな風景をながめているのだろうか。ちょっとうらやましい。 今年も下池にハシビロガモ。北の大地からやって来る冬の渡り鳥。 これはメス。ということはどこかにオスもいるはずだ…

居酒屋の誕生

飯野亮一『居酒屋の誕生 江戸の呑みだおれ文化』(ちくま学芸文庫)を読む。 江戸時代、江戸の町には多数の居酒屋があって、今から200年ほど前の文化8年(1811)に行われた調査によると1808軒の居酒屋(煮売居酒屋)があったという。 当時の江戸の人口は約10…

きのうのワイン

エノテカの赤ワイン6本シリーズの6本目は、フランスはボルドーの「LAFLEUR CHEVALIER BORDEAUX 2012」 メドック地区中央部に位置するワイナリーの赤ワイン。創業者はもともとは騎士で、醸造方法もボルドーの伝統的な製法を受け継いでおり、創業者に敬意を表…

ムラサキシキブ色づく

日曜日朝の善福寺公園は雲ひとつない青空。すごしやすい。 このところ幼虫づいている。けさも木の根っこのところにイモムシを発見。 長いツノみたいのを生やし、緑色で細いシマがある。やはりガの幼虫だろうか。 公園のムラサキシキブは成長が遅いのか、よう…

なゝ樹~恵比寿横丁

木曜日の夜というか夕方は恵比寿へ。 恵比寿駅西口そばの「なゝ樹(ななき)」というソバ居酒屋へ。 昼間はソバを食べさせてくれて、夜は居酒屋というわけだ。 午後5時の開店とともにノレンを潜ると、一番乗りだった。 中は古民家風の造りで、落ち着いた雰囲…

オオミズアオの幼虫

土曜日朝の善福寺公園は晴れ。はじめ空気が冷たかったが、歩いているうちにだんだん“適温”になっていく。気温が上昇したからか、肌がなじんできたからか。その両方だろう。 池のほとりに薄紫色の花がたった1輪だけ咲いていた。キク科の花だろうが、黄色いシ…

白い花

水曜日朝の善福寺公園は、最初、青空が広がっていたが、やがて黒っぽい雲が増えていく。 道端に白い小さな六弁の花。何という花か。 近くに寄ってジッとみつめると、心が洗われるような白さ。 光の三原色は赤、青、緑。この3つの色を組み合わせれば、すべて…

ギンナンの海 Ⅱ

火曜日朝の善福寺公園は台風一過の快晴。東あるいは北寄りの風が吹いているが、生暖かい。 夜来の風雨のせいで公園はいたるところに枝や葉っぱが落ちている。 ドングリなどの実も落ちている。 そしてギンナンの海。先日もたくさん落ちていたが、それ以上。し…

きのうのワイン

エノテカから送ってもらった赤ワイン6本シリーズの5本目。 フランスはローヌ地方産の「COTE RHONE RASTEAU(コート・ローヌ・ラストー)2012」。 ワイナリーの名前は「ESCARAVAILLES(エスカラヴェイユ)」。「フンコロガシ」の意味だそうで、ラベルにもフン…

もじゃもじゃの花

月曜日(体育の日)朝の善福寺公園は曇り。台風19号が九州に接近し(その後上陸)、こちらも今にも雨が降りだしそうな空。 下池の水が善福寺川に落ちるあたりに、ちょっと変わった白い花。野菊かと思って近づくと、先っちょがもじゃもじゃしている。 そこに…

菱田春草展の「落葉」

金曜日は午後、竹橋にある東京国立近代美術館で開催中の「菱田春草展」に行く(会期は11月3日まで)。 前から「落葉」(「おちば」と読む。重要文化財、永青文庫蔵)を見たくて見たくて、ようやく実現した。 菱田春草は明治期に活躍した日本画家。岡倉天心の…

キンクロも来たよ!

きのうときょうの善福寺公園をまとめて。 きのうキンクロハジロがやってきていた。 7羽がかたまって泳いでいた。 きょうは変わったものをいろいろと発見。 これは何かな? ひょっとしてルリタテハの幼虫? 体中に生えているトゲが不気味。 白い花。 クサギに…

歌舞伎座 十月大歌舞伎

きのうは久々に夕方から歌舞伎座へ。 「十月大歌舞伎」の夜の部。十七世中村勘三郎27回忌、十八世中村勘三郎3回忌の追善公演で、演目は「菅原伝授手習鑑」の「寺子屋」、「道行初音旅」の「吉野山」、それに三島由紀夫作の「鰯売恋曳網」。 「寺子屋」は松王…

オシロイバナ

水曜日朝の善福寺公園は晴れ。空気が冷たい。 きょうは「寒露」。露が冷たく感じられるころ、というからまさに暦通り。 北の国からオナガガモが次々とやってきているようだ。数日前は3羽だったが、きょう数えたら10羽がかたまっていた。新しいすみかを興味津…

エノテカ・カベルネ・ソーヴィニヨン 2012

エノテカの赤ワイン6本シリーズの4本目は、「ENOTECA CABERNET SAUVIGNON(エノテカ・カベルネ・ソーヴィニヨン)2012」というチリのワイン。 赤ワインの代表的なブドウ品種の1つ、カベルネ・ソービニヨン100%。最初の口当たりは、コクとほどほどの渋みがあ…

ギンナンの海

火曜日朝の善福寺公園は晴れ。台風の余韻か風が冷たい。 きのうはあまり雨は降らなかったのか、道はドロンコじゃない。風で折れた枝がいくつか落ちている。 池の水は少し多めか。 きのうの強風のおかげで、イチョウの木の下はギンナンの海。 さっそく拾って…

ヘニング・マンケル 北京から来た男

ヘニング・マンケル『北京から来た男』(上下巻、柳沢由実子訳、東京創元社) クルト・ヴァランダー警部シリーズを何冊か呼んで以来ファンになっている作家の作品。 東京創元社のHPからあらすじを抜粋すると──。 凍てつくような寒さの未明、スウェーデンの小…

凱旋門賞 結果

日本時間5日深夜に行われた競馬の「凱旋門賞」は、またしても日本馬の勝利はなかった。 結果は、1着トレヴ(牝4歳)、2着フリントシャー(牡4歳)、3着タグルーダ(牝3歳)。 トレヴは去年に続いての連覇だ。 期待した日本の3歳牝馬ハープスターと川田騎手は…

ジャージー・ボーイズ

日曜日の朝は早起きしてTジョイ大泉で上映中のクリント・イーストウッド監督『ジャージー・ボーイズ(Jersey Boys)』を観る。 台風接近で朝から雨、午前9時05分からの回だったのであまり客がいないかと思ったら、入口にけっこう行列ができている。しかし、並…

アザミの花粉の秘密

土曜日朝の善福寺公園は曇り。けさも風はなく、あたたかい。 最近、野菊を見ないナと思ったら、少し離れたところにそれらしいのが咲いていた。 やっぱり秋。 アザミの花から何本もの雄しべが筒のようにのびていて、先っちょから白い花粉を出している。 花粉…

凱旋門賞と川田将雅騎手

あさって5日(日)に行われる秋の欧州最大にして世界最高峰の競馬の1つ、凱旋門賞(仏ロンシャン競馬場・芝2400m)で、初めて日本馬と日本人ジョッキーが優勝するかもしれない。 その人馬とはハープスタート(牝3歳・父ディープインパクト)と川田将雅(ゆ…

北の国からオナガガモ

金曜日朝の善福寺公園は晴れ。風はなく、気温も高くて(東京の午前6時48分の気温は24・0度)、半袖でもいいぐらい。 空一面の秋の雲。うろこ雲だろうか。 上池のほとりにオナガガモが3羽。北の国から到着した第一陣のようだ。 今年も、渡り鳥の季節がやって…

「寺子屋」に現代人はなぜ泣くか

犬丸治『「菅原伝授手習鑑」精読 歌舞伎と天皇』(岩波現代文庫)を読む。 本書は2012年出版の本だが、近々歌舞伎座で「菅原伝授手習鑑」の「寺子屋」を観るため、事前学習?のため手にとったもの。 「菅原伝授手習鑑」は時代物人形浄瑠璃で全5段。竹田出雲…