美術
東京・六本木の国立新美術館で、火薬を爆発させて描く絵画やプロジェクトで世界的に知られる現代美術家・蔡國強(ツァイ・グオチャン/さい・こっきょう)の大規模な個展「蔡國強 宇宙遊 ―〈原初火球〉から始まる」を観る(21日まで)。 国立新美術館の柱も…
東京・江東区の木場公園内にある東京都現代美術館で、現代を代表する画家の1人、デイヴィッド・ホックニー(1937〜)の日本における27年ぶりとなる大規模な個展「デイヴィッド・ホックニー展」を観る(7月15日開幕で11月5日まで)。 ホックニーはイングラン…
東京・上野の東京芸術大学美術館で開催中の「『買上展』芸大コレクション展2023」を観に上野へ。 JR上野駅を降りると、ちょうど連休真っ最中とあって人でいっぱい。上野動物園があるからか、目立つのは若い子連れの家族。 スタバの店にも長蛇の列ができてい…
仕事で大阪へ。せっかくだからと1泊する。 仕事のあと、夕食のため予約した心斎橋にある季節料理の店「ままごとや」へ向かう途中、心斎橋筋にあるルイ・ヴィトンのビル5階「エスパス ルイ・ヴィトン大阪」で開催中のアルベルト・ジャコメッティ展を観る。 ジ…
JR中央線・武蔵小金井駅からバスで10ほど揺られたところにある府中市美術館で開催中の「諏訪敦『眼窩裏の火事』」を観る(会期は2022年12月17日~2月26日まで)。 諏訪敦は精緻な描写力を使って、一見すると写真?いや写真よりリアル?と思うような独自の写…
東京・恵比寿にある東京都写真美術館へ。 毎年、正月2日、3日は2階と3階展示室の展覧会が入場無料なので出かけていくのが恒例となっている。 3階展示室で開催中の展覧会は「プリピクテジャパンアワード」。 プリピクテとは、スイス・ジュネーブに本社がある…
金曜日朝の善福寺公園は晴れ。少し遅くスタートしたのでほどよい気温。 上池ではカワセミが朝から追っかけっこ。 縄張り争いはまだまだ終わってないようだ。 下池ではけさは3羽のカワセミが飛んでるらしいが、そのうちの1羽。 メスのサクラのようだ。 何思…
3日木曜日、文化の日の朝の善福寺公園は快晴。けさも穏やか。 上池にはカワセミの姿はなし。 どこかに隠れているのかな? 対して下池のカワセミはにぎやか。 まずはオスのカワセミ。 小四郎か六兵衛か。 公園の端の橋の下にはサクラらしいメスのカワセミ。 …
秋晴れの1日、信州へドライブ。 むろん運転は上手な人に任せて、後部座席でのほほんとしてただけ。 本日は、前々からぜひとも行きたいと思っていた長野県上田市にある戦没画学生慰霊美術館「無言館」を訪ね、紅葉がはじまった茅野市の御射鹿池(みしゃかいけ…
東京・上野の東京国立博物館(東博)で開催中の東博創立150年記念の特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」を観に行く。 会期は12月11日までで、期間中に展示替えしながら東博が所蔵する89件の国宝のすべてが展示される。 絵画、書跡、工芸、考古そして刀剣…
東京・銀座の「銀座メゾンエルメス」10階にあるミニシアター「ル・ステュディオ」で映画「モリのいる場所」を観る。 2018年の作品。 監督・脚本・沖田修一、出演・山﨑努、樹木希林、加瀬亮、吉村界人、光石研、青木崇高、吹越満、池谷のぶえ、きたろう、林…
仕事で大阪へ。ついでに1泊して、今年2月にオープンしたばかりの中之島美術館で開館記念特別展「モディリアーニ‐愛と創作に捧げた35年‐」(4・9~7・18まで)を観る。 まずは前日、泊まった心斎橋の宿近くにある「魚はん」でイッパイ。 生ビールのあとは日本…
東京・六本木の国立新美術館でダミアン・ハースト展を観る(3月2日~5月23日まで)。 ダミアン・ハーストは1965年生まれというから今年57歳。イギリスの現代美術家で、サメや牛、ヒツジなど死んだ動物を丸ごとホルマリン漬けにしたシリーズなどが有名。 5年…
先日、東京・練馬区立美術館で、抑留体験を描いた「シベリア・シリーズ」で知られる画家・香月泰男(1911~1974年)の大規模回顧展である「香月泰男展」を観て衝撃を受け、香月泰男とはどんな人かますます興味を抱いたところ、昨年4月に亡くなったジャーナリ…
ポカポカ陽気の3日の午前中。東京・上野の東京国立博物館(東博)へ。 今年(2022年)トーハクは創立150年を迎える。10月にはメモリアルイヤーを記念した事業の1つとして「所蔵する国宝を全部見せます展」を開催するらしい(ただし、どうせ前期・後期に分け…
東京・練馬区立美術館で開催中の「香月泰男展」を観る(3月27日まで)。 香月泰男(1911~1974)は厳しい抑留経験を描いた「シベリア・シリーズ」で知られる画家。シベリアの体験がなかったとしても昭和を代表する洋画家として名を残した人だろうが、死と隣…
日帰りの仕事で仙台へ。ついでに美術館、夜は和食の店でイッパイ。 午前中に秋田行きの「こまち」と連結した新青森行き「はやぶさ」で仙台へ。 駅構内にある「牛タン通り・すし通り」で鮨のランチ。 コロナ禍で、牛タン屋はそこそこ客が入っていたが、鮨屋は…
仕事で大阪へ。せっかくだからと1泊して2日目は美術館と博物館めぐり。 1日目の夜は、何度か行ってる道頓堀の近く島之内の「一陽」で食事とお酒。 予約が取りにくいといわれる人気の店だが、運よくカウンターに座れた。 生ビールのあとは日本酒を何本か。 酒…
上野の東京都美術館で開催中の「ゴッホ展――響きあう魂 ヘレーネとトフィンセント」に行く。 題名のフィンセントとはもちろんフィンセント・ファン・ゴッホ(1853~1890)のこと。ヘレーネとは、ゴッホの死後、いち早く彼の作品に魅了され、世界最大の個人収…
仕事で神戸に行ったついでに有馬温泉で1泊して帰る。 有馬温泉は4年前の秋以来で、泊まったのは「小都里(ことり)」という全8室の宿。 2014年オープンというから割と新しく、部屋は広々していて窓からの眺めもいい。 部屋数が少ないからか、とても静かで、…
東京・小平市にある武蔵野美術大学美術館で開催中の3つの美術展、入場無料で、かかるのは交通費だけ、というので観に行く。 ひとつは「オムニスカルプチャーズ——彫刻となる場所」。 「オムニスカルプチャー」とは何ぞや。 「スカルプチャー」は彫刻の意味だ…
6月1日から緊急事態宣言が延長され、一部自粛措置が緩和されて美術館がオープンしたので、その初日に東京・江東区にある東京都現代美術館に行く。 開かれていたのはオランダ出身のマーク・マンダースの個展「マーク・マンダース マーク・マンダースの不在」…
六本木のサントリー美術館で14日から始まった「ミネアポリス美術館 日本絵画の名品」展 (6月27日まで)を観る。 世界各地の約9万点を超える美術作品を収蔵しているミネアポリス美術館(Mia)。 1883年、アメリカ中西部ミネソタ州最大の都市ミネアポリスに市…
谷津矢車著の「絵ことば又兵衛」を読んで江戸時代前期の絵師、岩佐又兵衛に興味を持った。ちょうど今月12日から熱海のMOA美術館で「伝説の絵師 岩佐又兵衛 三大絵巻」展が開催されるというので、16日に見に行った。 MOA美術館は世界救世教の教祖・岡田茂吉が…
千葉市美術館で5日から始まった「田中一村展‐千葉市美術館収蔵全作品」を観る(2月28日まで)。 待ちきれなくて初日に行く。 去年の10月、宮島達男の個展を観に同美術館を訪れたとき、田中一村展を1月に開催すると知り、これはぜひとも行かねば、と待ってい…
23日月曜日の勤労感謝の日は、善福寺公園を主会場にした野外アート展「トロールの森2020」の最終日。 「ラジオ・トロール」の放送のため、結局、朝から夕方まで公園に滞在した。 「ラジオ・トロール」は、アーティストインタビューとか、舞台などで行われて…
木曜日朝の善福寺公園は快晴。今シーズン一番の冷え込みか。 上池でカワセミが羽繕い中。アンヨでカイカイしていた。 キチジョウソウ(吉祥草)が咲いている。 家に植えておいて花が咲くと縁起がよいというのでこの名がついたとか。 ツワブキの花も。 2羽の…
東京・杉並区の都立善福寺公園で3日から野外アート展「トロールの森2020」が始まった(会期は23日まで)。 トロールの森2020のホームページはこちら。 http://www.trollsinthepark.com/ このアート展の特徴は、2002年のスタート以来、地元の住民たちが手弁当…
千葉市美術館拡張リニューアルオープン・開館25周年記念と銘打った「宮島達男 クロニクル 1995−2020」を見にいく。 東京23区のはずれから東京を横断して千葉へ。1日かがりの美術鑑賞の“旅”だった。 宮島達男は、LED(発光ダイオード)のデジタル・カウンター…
大阪2日目。 午前中、時間があったので中之島にある大阪市立東洋陶磁美術館へ。 特別展「天目―中国黒釉の美」と、特別展に併せて開催する特集展「現代の天目―伝統と創造」、さらには安宅コレクションを中心とした中国・韓国・日本の陶磁器コレクション展を見…