善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧

波国・匈国(ポーランド・ハンガリー)の旅 ~その5 マウォポリスカの木造建築教会群

ポーランド南部は「マウォポルスカ(小さなポーランド)」と呼ばれ、そこには15~16世紀に伝統的な木造建築技術を用いて建造されたゴシック様式の木造の教会が点在しており、「マウォポルスカ南部の木造教会群(Wooden Churches of Southern Małopolska)」…

自然の造形美の極致アケビコノハの幼虫

水曜日朝の善福寺公園は、始め曇り、やがて日が差してきて蒸し暑くなる。 ガの仲間、アケビコノハの幼虫を発見! 大きな目玉模様が特徴で、お尻を突き上げた姿勢も独特。おそらく幼虫としてはヘビにでも擬態して、天敵に対して「オレは怖いんだぞー」と威嚇…

波国・匈国(ポーランド・ハンガリー)の旅 ~その4 動き出す「額縁の中の少女」

ワルシャワ3日目は旧王宮をめざす。 まずは宿のレストランで朝食。 世界遺産に登録されているワルシャワ歴史地区(旧市街)。 その中心にある旧王宮にレンブラントの作品が展示されてある。 薄暗い部屋に並んで飾られていたのは、ポーランド最後の国王スタニ…

ジャコウアゲハのさなぎ“お菊さん”

火曜日朝の善福寺公園は、はじめ曇り。やがて夏の日差し。蒸し暑い。そういえばきのうから7月だ。 上池をめぐっていると、大人の、メスのカワセミ。 ヤエちゃんだろうか? やがてかつて巣があった方向に飛んで行ったが、ひょっとして2番子の準備が始まった?…

波国・匈国(ポーランド・ハンガリー)の旅 ~その3スタニスワフ・ヴィスピャンスキ

ポーランドに行ったらぜひともこの人の作品を観たいと思った。 19 世紀末から 20 世紀初頭にかけて活躍したポーランドの芸術家スタニスワフ・ヴィスピャンスキ(Stanisław Wyspiański、1869~1907年)だ。 きっかけは、北海道ポーランド文化協会会誌「POLE第…