#ヨーロッパ
宿の近くにロバート・キャパの名を冠したアートギャラリーがあった。 「ロバート・キャパ現代写真センター」といって、ハンガリー出身の報道写真家ロバート・キャパの現存する最大のコレクションを所蔵しているという。 ロバート・キャパのデビュー作で、彼…
いよいよポーランド・ハンガリーの旅も終盤、ブダペスト滞在も残り少なくなってきて、朝は温泉へ。 ハンガリーには火山がない。しかし、温泉は各地で豊富に湧き出している。その理由は、カルパチア盆地に位置するハンガリーの地下には比較的浅いところに熱源…
ブタペストの街並み。 市内の交通機関は地下鉄、バス、トラムを利用。 65歳以上は無料なのでチケットを買わなくていいのも助かる。 ハンガリーのガウディーといわれるレヒネル・エデンの建築で見逃せないものがある。それはセラミックのタイルを多用している…
クラクフ駅から夜行列車で南に向かう。 めざすはスロバキアを飛び越えてハンガリーのブダペスト。 クラクフ22時04分発で、ブダペストの到着予定は翌朝の8時29分。 ホントは寝台に乗りたかったが、予算の都合でただの深夜列車。 定員6人のコンパートメントだ…
朝、クラクフからバスで約1時間半ぐらいのところにあるアウシュビッツへ。 ここは大量虐殺の現場であり、同時に多くの被害者たちの鎮魂の場でもある。 ここでなくなった人たちの名前がえんえんと呼ばれていた。 正式名称は「アウシュヴィッツ=ビルケナウ-ド…
クラクフ3日目は、1596年までポーランド王国の首都だったクラクフの王宮、ヴァヴェル城へ。 ポーランド王カジミェシュ3世の命により970年に建てられたという。 世界にその価値を認められている世界遺産。1972年にユネスコ総会で採択された世界遺産条約に基づ…
ポーランド南部は「マウォポルスカ(小さなポーランド)」と呼ばれ、そこには15~16世紀に伝統的な木造建築技術を用いて建造されたゴシック様式の木造の教会が点在しており、「マウォポルスカ南部の木造教会群(Wooden Churches of Southern Małopolska)」…
ワルシャワ3日目は旧王宮をめざす。 まずは宿のレストランで朝食。 世界遺産に登録されているワルシャワ歴史地区(旧市街)。 その中心にある旧王宮にレンブラントの作品が展示されてある。 薄暗い部屋に並んで飾られていたのは、ポーランド最後の国王スタニ…
ポーランドに行ったらぜひともこの人の作品を観たいと思った。 19 世紀末から 20 世紀初頭にかけて活躍したポーランドの芸術家スタニスワフ・ヴィスピャンスキ(Stanisław Wyspiański、1869~1907年)だ。 きっかけは、北海道ポーランド文化協会会誌「POLE第…
ワルシャワ2日目の朝。 宿はB&Bなので朝食つき。 びっくりしたのはハチミツがミツバチの巣ごと出てきたこと。 聞けばこの宿では屋上でミツバチを飼って養蜂をしているそうで、自家製のハチミツも売っていた。 おいしい朝食後、いよいよワルシャワの町へと繰…
今月9日(日)から24日(日)までの16日かけて、ヨーロッパの東というか中央あたりに位置するポーランドとハンガリーを旅してきた。 あいだにスロバキアを挟んで北にポーランド、南にハンガリー。ともにかつては社会主義国として“東” のソ連の影響下にあった…
プラハ・ウィーンの旅8日目(9月30日)も絵画・音楽三昧。 せっかくカフェ文化の街ウィーンに来たのだからと、ウィーン工科大学近くにある「カフェ・シュペール」で朝食。 1880年創業の老舗中の老舗。いろんな分野の芸術家たちが常連として通い、クリムトら…
プラハ・ウィーンの旅7日目(9月29日)も美術と音楽三昧。 まずは地下鉄U2のミュージアム・クオーターにある「レオポルト美術館」へ。 アートコレクター、ルドルフ・レオポルト氏の個人コレクションを一般公開した美術館。いちばんの特徴は世界最大のエゴ…
プラハ・ウィーンの旅6日目(9月28日)は大型バスで国境を越えて(といってもいつ国境をすぎたのか、ノンストップなのでわからず)オーストリアのウィーンへ。 3時間半ほどかかってウィーン駅に到着。ここで電車乗り放題の72時間チケットを買い、14時すぎに…
プラハ・ウィーン旅行の5日目(9月27日)はプラハを離れてオーストリアのウィーンに向かう途中、チェコの南にあるチェスキー・クルムロフへ。 ところがここでとんでもな事態が発生。プラハに着いた翌日、プラハ中央駅近くのバスターミナルでチェスキー・クル…
プラハで気になったことをいくつか。 1つは赤い屋根のこと。プラハに限らずヨーロッパの民家の屋根はどれも赤い。これは赤い屋根瓦を使っているためだが、イタリアに行ったとき、どこかの市では法律で赤い屋根じゃないといけないと決まってるところもあるそ…
プラハ・ウィーンある記の4日目(9月26日)は午前中、ユダヤ人街を歩く。 キリスト教徒からの迫害を受け、放浪の民となったユダヤ人。しかし、自分の国を持たず、放浪を繰り返しながらも民族のアイデンティティーを持ち続けたのがユダヤ人であった。 その名…
3日目(9月25日)はプラハから電車で1時間50分ほど西にあるプルゼニュという町へ。 なぜこの町に行く気になったかというと、ビール消費量世界一(国民1人あたり)のチェコ(意外なことにドイツではなく、ドイツは第3位)にあって、ここがピルスナービール発…
プラハ・ウィーンの旅の2日目(9月24日)。 ホテル(ホテルパジーシュ)で朝食のあと、歩いてプラハ中央駅に行き、あす行く予定のプルゼニュまでの鉄道の切符を買う。そのあと近くにあるバスターミナルで27日に行くチェスキー・クルムロフ(世界一美しい町と…