善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

2016-01-01から1年間の記事一覧

大晦日のカワセミ

今年もいよいよ押し詰まって、大晦日の朝、善福寺公園は快晴。雲ひとつない抜けるような青空。 梢の鳥がけさもにぎやかだった。 ただし名前はわからない。 いろんなポーズで枝にシッカとつかまっている姿が愛らしい。 こちらは弁天島のあたり。 下池にて。 …

けさのコゲラ

30日朝の善福寺公園は快晴。気温もきのうよりはちょっと高い。その上日差しがある。 下池のハシビロガモのカップル? あとからもう1羽のオスがやってきた。恋の行方は? いつも下を向いて歩いているが、公園では鳥のさえずりに耳を傾けながら上を向いて歩く…

けさのカワセミ

29日朝の善福寺公園は曇り。きょうは極冷え。今冬一番の寒さ。 けさの東京(大手町)の最低気温は0・7度。このあたりはもっと寒いはずだ。 いつもはかぶらない防寒帽子をかぶって公園1周。 鳥の声があちこちで。 近くで目にするのはシジュウカラやヒヨドリ、…

きのうのワイン+「愛と青春の旅だち」

フランス・ボルドーの赤ワイン「ル・オー・メドック・ド・ブラネール・デュクリュ(LE HAUT MEDOC DE BRANAIRE DUCRU)2009」 メドック格付け第4級、シャトー・ブラネール・デュクリュからリリースされたワイン。 格付け第4級ながら実力はそれ以上、という評…

スティヴ・キャヴァナー「弁護士の血」

スティヴ・キャヴァナー「弁護士の血」(訳・横山 啓明、ハヤカワ・ミステリ文庫)。 去年出版された本だが一気に読んでしまった。 作者は北アイルランドのベルファスト生まれ。皿洗い、用心棒、警備員、コールセンターのオペレーターなどの仕事を経て、弁護…

十二月大歌舞伎と「魚真」

クリスマスイブの夜は歌舞伎座の「十二月大歌舞伎」を観るため銀座へ。 夜6時すぎの銀座はスゴイ人出。やっぱり手をつなぎあってるカップルが多い。それと中国人観光客。 観たのは第3部の「二人椀久」と「京鹿子娘五人道成寺」。いずれも踊り中心。 出演は「…

ケヤキに群がるアトリ

クリスマスイブの朝の善福寺公園は快晴。きのうとは一転、北風が冷たい。ポカポカ陽気のきのうは日陰を探して歩いたが、けさは日当たりのいいところを歩く。人間って勝手。 下池側の広場のケヤキに小型の鳥の群れ。 写真を撮っている人に聞くと「アトリ」だ…

きのうのワイン+「帰らざる河」

フランス・ラングドックの赤ワイン「ドメーヌ・ヴィルマジュー・コルビエール・ルージュ(DOMAINE DE VILLEMAJOU CORBIERES ROUGE)2013」 濃い赤紫の色合いで、とてもバランスのとれた味わい。タンニンも効いていてコクもある。その割に飲みやすくてスイスイ…

ロウバイ咲く

3連休初日の金曜日朝の善福寺公園は快晴で気温が高く、風もなくてポカポカ陽気。 冬の格好をしていると暑いぐらいで、むしろ日陰を探して歩く。 そんな陽気に誘われたのか、公園で例年一番早く咲くロウバイの木を見上げると、早くも開花していた。 上池のほ…

田無探訪

きのうの夜は飲み仲間と田無へ。 西武新宿線田無駅近くに角ハイボール1杯50円の店があるというので出かけていく。 駅南口から2、3分のところにある「串カツエビス田無店」。 「19時まで50円」の看板が出ていた。 5時半ごろから飲み始めてきっちり7時まで、角…

善福寺池にUFO?

善福寺公園を1周していたら下池の一番高い木の上に何やら楕円形をしたアヤシイ物体。 いつもアオサギがいるのだが、それにしては丸い。 ハテUFOが着陸したのか? よーく見るとやっぱりアオサギだった。 向こう向きで首をすくめているらしく、それで丸く見え…

スイセン咲く

月曜日(19日)の朝、善福寺公園を1周したら子ども広場のあたりでスイセンが1輪だけ咲いていた。 ほかのつぼみもふくらんでいる。 それにしても随分咲くのが早いなー、このところあったかかったからかなー、と思って去年の本ブログをみてみると、ナント同じ…

国立劇場文楽公演「通し狂言 仮名手本忠臣蔵」

国立劇場で文楽12月公演「通し狂言 仮名手本忠臣蔵」を観る。 国立劇場開場50周年記念公演。 特にすばらしかったのは七段目・祇園一力茶屋の段でのお軽(簑助)と平右衛門(勘十郎)。先月の国立劇場での歌舞伎(お軽が雀右衛で平右衛門は又五郎)の七段目も…

今ごろセミの脱け殻

日曜日朝の善福寺公園は快晴。きのうより少し雲がある。気温も多少高そうだが、朝の空気はやはり冷たい。 風が穏やかで、静かな公園。 セキレイがエサをついばんでいた。 おや、こんなところにセミの脱け殻。 今年最後のセミだったのか? いつも歩いていてま…

白金台 利庵

ボルタンスキー展を見終わったのがちょうどお昼すぎ。 それなら近くで昼食をと美術館近くにある「利庵(としあん)」というソバ屋へ。 店内はかなり賑わっていたが、運よく席が空いていた。 ビールを頼むと、ツキダシは甘エビの頭を揚げたもの。ビールにぴっ…

東京都庭園美術館「ボルタンスキー展」

土曜日の午前中、目黒にある東京都庭園美術館で開催中の「クリスチャン・ボルタンスキー アニミタス―さざめく亡霊たち」を見に行く。 ボルタンスキーはフランス現代美術界の巨匠といわれる人。 今回の展覧会、ボルタンスキーにも興味があったが、同時に東京…

人面テントウムシ

土曜日朝の善福寺公園は快晴。雲ひとつないいい天気。そのかわり風は冷たい。 けさは今冬一番の寒さだったようで、あちこちに霜が降りていて、下池のあたりでは霜柱があちこちに。 それどころかスイレンのあたりは凍っていた。 冬といえばロウバイの花。 公…

きのうのワインと「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」

アメリカ・カリフォルニアの赤ワイン「アヴァント・カベルネ・ソーヴィニヨン(AVANT CABERNET SAUVIGNON)2012」 ワイナリーのケンダル・ジャクソンの自社畑はすべてカリフォルニアの沿岸部、 涼しい海風が吹く丘陵の斜面にあり、冷涼な気候のおかげでブド…

師走のカワセミ

土曜日朝の善福寺公園は雲ひとつない快晴。ただし風が強い。 上池ではシラサギがエサとりの最中。 下池に回ると、バンが3羽いた。そのうちの2羽。 去年この池で生まれたバンだろうか。 バンはいつも冬の今ごろこの池にやってきて、子育ての間、滞在する。ほ…

新国立劇場「ヘンリー四世」 佐藤B作のセリフ

きのうは初台の新国立劇場でシェイクスピア作「ヘンリー四世」を観る。 第1部、第2部の通し上演で、第1部が12時開始で、途中休み時間を挟んで午後8時40分まで、合計6時間の長丁場。中世イギリスの世界にどっぷり漬かった気分。 今年はシェイクスピア没後400…

師走の京都歌舞伎見物③ 紅葉と歌舞伎

2~3日と師走の京都歌舞伎見物。 2日目の3日は第2部を観る予定で、開演は午後2時なのでその前に紅葉見物。 秋の京都に来て紅葉を見ないわけにはいかない。 さすがに12月に入るとどこも紅葉の盛りはすぎているようだが、二条城近くのホテルからも行きやすく、…

師走の京都歌舞伎見物② 先斗町歌舞練場

2日、3日と京都に滞在し、師走の風物詩「吉例顔見世興行・東西合同大歌舞伎」を観る。 2日は第3部、演目は「双蝶々曲輪日記 引窓」「京鹿子娘道成寺」。 顔見世興行は例年、南座で開催されているが、休館中のため三条大橋橋詰の先斗町歌舞練場に会場を移して…

師走の京都歌舞伎見物① 何必館

2日(金)、3日(土)にかけて京都へ歌舞伎&紅葉見物に出かけた。 まず1日目の2日、朝、東京駅から新幹線に乗り、昼すぎに京都着。 京都では師走の京の年中行事「吉例顔見世興行」が11月30日初日で開催中。いつもは四条大橋そばの南座で開かれているのだが…

シャネル・ピグマリオン・ディズ・グランド・フィナーレ

1日夜は銀座のシャネル・ネクサスホールが開かれた「シャネル・ピグマリオン・ディズ2016」のグランド・フィナーレを聴きにいく。 シャネル・ピグマリオン・ディズは年ごとに選ばれた若手演奏家に1年間を通してソロリサイタルの機会を提供するプログラム。 2…

きのうのワイン+冨田勲&しながわ翁

フランス・ラングドッグの赤ワイン「カデ・ドック・カベルネ・ソーヴィニヨン(CADET DOC CABERNET SAUVIGNON)2014」 ラングドッグはスペインとの国境からローヌ地区に渡って300kmに連なる地中海沿岸に広がる地域。 生産者のバロン・フィリップ・ド・ロスチ…

トロールの森の黄金バット

11月3日から23日まで、今年も善福寺公園の上池を主会場に野外アート展「トロールの森2016」が開催された。 私が所属する地域のミニラジオ局「ラジオぱちぱち」は、毎日曜日の公園内でオープンカフェを開くとともに、パフォーマンス部門で活劇「黄金バット第9…

カワウとウミウ

毎年恒例の「トロールの森」も23日で終わり、土曜日朝の善福寺公園は至って静か。 先日の雪がまだところどころに残っている。 気温も低くて、秋というより冬の気配。 公園は今、イチョウの黄葉が真っ盛りだ。 でもまだ青々しているイチョウもあって、木によ…

三浦綾子「母」

三浦綾子の「母」(角川文庫)を読む。 「蟹工船」の作者として知られるプロレタリア作家・小林多喜二の母、小林セキさんの物語だ。 先日、三浦綾子原作の映画「母―小林多喜二の母の物語」が寺島しのぶ主演でクランクインしたとのニュースを知った。 監督は…

トロールの森2016 フットパスプロジェクト

善福寺公園を中心に開催中の「トロールの森2016」のイベントのひとつ、青山学院大学総合文化制作学部鳥越研究室主催の道案内ワークショップ「西荻→善福寺池 フットパスプロジェクト」に参加。長年善福寺に住んでいるが、知らなかったことばかりで発見の連続…

秋の花と実

きのうの日曜日は終日ポカポカ陽気。 善福寺公園の秋も深まり、紅葉が進んでいる。 赤い実は何の実かな? そういえば「赤い鳥小鳥」という童謡にこんな歌詞があった。 赤い鳥小鳥 なぜなぜ赤い 赤い実を食べた 赤い鳥が食べたのはこんな実だっただろうか。 …