善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

きのうのワインと「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」

アメリカ・カリフォルニアの赤ワイン「アヴァント・カベルネ・ソーヴィニヨン(AVANT CABERNET SAUVIGNON)2012」
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ワイナリーのケンダル・ジャクソンの自社畑はすべてカリフォルニアの沿岸部、 涼しい海風が吹く丘陵の斜面にあり、冷涼な気候のおかげでブドウはゆっくり・じっくりと育つという。

「アヴァント」とはフランス語で「前の」という意味だそうで、熟成させる前の、ブドウ本来の味を楽しんでもらいたいという願いが込められているんだとか。

なるほど、それでカベルネ・ソーヴィニヨンなのに意外なほどアッサリ・スッキリの味わい。

ワインの友で観たのはNHKBSでやっていた「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」。
2013年のアメリカ映画。
製作・監督・脚本はジョエル・コーエンイーサン・コーエンコーエン兄弟。出演はオスカー・アイザックキャリー・マリガンジャスティン・ティンバーレイクジョン・グッドマンほか。

売れないフォーク歌手、ルーウィン・デイヴィス(オスカー・アイザック)の貧しい貧しい1週間を描いた映画。
ボブ・ディランが憧れた伝説の歌手、ディヴ・ヴァン・ロンクの回想録をもとに映画化した作品という。

1961年のニューヨーク。ルーウィン・デイヴィスは、歌はうまいがちっとも売れないフォーク歌手。知人の家を泊まり歩く日々で、ついその気になった女友達からは妊娠を告げられる。
そんなさえない日常から逃げ出すように、彼は1匹の猫を連れてシカゴのライブハウスへと売り込みの旅に出るが…。

その昔、若者はみんな貧乏だった。でも夢や理想は失わなかった・・・。
そんな懐かしい映画だった。