善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「トロールの森2013」近づく

11月3日(日)から23日(土・祝)まで、都立善福寺公園で野外アート展「トロールの森2013 まちと森をつなぐかたち」が開催される。 野外展示の作品だけでなく、芝居やダンス、遊吟詩人の歌なんかもあり、主に同公園の上池周辺が中心だが、近くの杉並区立桃井…

公園に咲くアンデスの乙女

火曜日朝の善福寺公園は曇り。きのうの秋日和とは一転、今にも一雨ありそうな寒空。 上池のジャングルジムのあたりに今年も黄色い花。 「カッシア」との表示がある。 別名ハナセンナ(花センナ)。「アンデスの乙女」の名もある。南アメリカ原産で、昭和初期…

早口ラジオ商店

土曜日の午後、近所の児童館で毎年恒例の児童館のお祭、「子どもフェスティバル」が開かれた。 手作りの小物やゲーム、食べ物のコーナーなどで児童館中を埋めつくす、いわば大がかりな“お店屋さんゴッコ大会”。 毎月第2土曜日に児童館の一室を借りて公開放送…

寅さんと佐藤オリエ

先々週からBSジャパンで『男はつらいよ』全48作の放送が始まった(毎週土曜日の午後6時54分から)。 映画の公開のときから見続けているから当然すでに全作品を見ているし、その後のテレビの放送も見てるけど、またやるとなるとやっぱり見たくなる。 先週は第…

ハシビロガモ飛来

このところ善福寺公園は曇り続き。きのう(23日)は「霜降」だったが、日中は暑くもなく寒くもなく、ちょうどいいころあい。 しかし、きのうは下池のスイレンが1輪だけ咲いていたが、きょうはもう姿が見えず。 今年もハシビロガモが飛来していた。(きょう見…

松井今朝子 壺中の回廊

松井今朝子『壺中(こちゅう)の回廊』(集英社)を読む。 1930年(昭和5年)の東京が舞台。関東大震災の記憶も生々しい中、前年にはニューヨーク株式が大暴落して世界恐慌の波が押し寄せ、時代は戦争への道をつきすすもうとしているとき、歌舞伎の殿堂・木…

DUEL チェロとピアノのゆかいな決闘

日曜日は雨の中、フランスからやってきたチェロとピアノのデュオ「DUEL」を観るため三軒茶屋へ。 「DUEL」はチェリストのローラン・シラードとピアニストのポール・スタイキュによって01年にフランスのマルセイユにあるチョコレート劇場で誕生。今ではフラン…

十月大歌舞伎 義経千本桜

きのう(16日)は歌舞伎座夜の部を観るため銀座へ。 杮落としからはや半年。芸術祭10月大歌舞伎は「義経千本桜」の通し狂言。 入口には新潟の酒「八海山」の薦樽が高々と積み上げられていて、壮観。 何でもこれは“積み物”と呼ばれ、江戸時代にご贔屓衆が役者…

李麗仙のモノローグ

きのうの夜は池袋の東京芸術劇場シアターイーストで新宿梁山泊第51回公演『月の家』を観る。 主役を演じる李麗仙がスゴイらしい、とのウワサを聞きつけて出かけて行った。 物語の舞台となるのは韓国・全羅北道の山里の農家。1951年の小正月(韓国ではテボル…

カワセミのポーズ

3連休最終日、体育の日朝の善福寺公園は快晴。秋らしい気温でホッとする。 美しげなチョウを発見。 「ツマグロヒョウモン」だろうか。それとも「ヒメアカタテハ」? ツマグロヒョウモンはもともと南に棲むチョウで、日本では南西諸島、九州、四国、本州南西…

アシタバとキアゲハの幼虫

日曜日朝の善福寺公園はきょうも快晴。朝の空気は涼しい。でもやっぱり、帰るころになると汗ばむ陽気に。 下池のほとりにホトトギスの花。 アカトンボが羽を休めていた。 タイアザミの花に落葉かな?と思ったらチョウでした。 なぜか公園にはアシタバがたく…

気をつけ!

土曜日朝の善福寺公園は晴れ。というか雲1つない。しかも、はじめのうち風はさわやかだったが、だんだん暑くなっていく。 都心の気温は朝6時の時点ですでに25度。最高気温は30度になるというから、まるで夏だ。 鳥たちも水の上がうれしいのだろうか、アオサ…

秋の色は紫色

水曜日朝の善福寺公園は曇り。このところの暖かさで朝から半袖で十分。 きのうの昼ごろ公園を散歩したらセミが鳴いていた。 秋は紫色の花や実が多い。 これも紫色。何という花か? いつもキアゲハの幼虫がへばりついているから、この虫が好きなセリ科の植物…

秋とカマキリ

木曜日朝の善福寺公園は曇り。雨上がりで露にぬれているが、ときどき強い日差しが差し込む。 このところ朝は寒いほどだったが、きょうはあったかい。日中は28度ぐらいまでになるらしい。 下池の端に、逆さになってぶら下がっているカマキリ。 このほうが安定…

タワーの文化史

河村英和『タワーの文化史』(丸善出版)を読む。 古来、人類は、より天高く人工物を築き上げることを夢みて試行錯誤を繰り返してきたという。その結果、古代のピラミッドから中世のゴシック聖堂の尖塔、近代のエッフェル塔、そして現代の東京スカイツリーや…