善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

きのうのワイン+「帰らざる河」

フランス・ラングドックの赤ワイン「ドメーヌ・ヴィルマジュー・コルビエール・ルージュ(DOMAINE DE VILLEMAJOU CORBIERES ROUGE)2013」
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濃い赤紫の色合いで、とてもバランスのとれた味わい。タンニンも効いていてコクもある。その割に飲みやすくてスイスイ飲める。
ブドウ品種は南仏を代表するカリニャン、グルナッシュ、シラー 、ムールヴェードル。

ついでに数日前に飲んだのはチリの赤ワイン「アンデラ・カルメネール(ANDERRA CARMENERE)2015」
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バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社がチリで手がけるワイン。
カルメネール100%。軽めでクセのない味。

映画の友で観たのは先日NHKBSでやっていた「帰らざる河」。
1954年のアメリカ映画。いわゆる西部劇だ。
監督オットー・プレミンジャー、出演はロバート・ミッチャムマリリン・モンローほか。
モンローというとセクシー女優というイメージしかないが、この映画は“西部の女”をしっかり演じていて好感が持てる。彼女自身、役者としての転機となった作品といわれる。

ゴールドラッシュで沸くアメリカ北西部。9歳の息子マークと農場で新生活を始めたマット(ロバート・ミッチャム)だったが、ある日、金鉱登記を急ぐ男に馬と銃を奪われる。先住民の襲撃を受けた親子は、男の恋人である酒場の歌手ケイ(マリリン・モンロー)とともにイカダで川に逃れ、男のあとを追う・・・。

新天地で開拓農民として生きようとするミッチャムとその息子。一方、酒場の歌手モンローも根無し草の生活をやめて幸せに生きる道を探していた。
ミッチャムとモンローはイカダで川を下る中で、少しずつ心を通わせ合う。

ミッチャムの最後のセリフがぐっとくる。

モンロー「私をどこに連れていくの?」

ミッチャム「Home(家だ)」