善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

#絵画

ミネアポリス美術館展で日本絵画を再発見!

六本木のサントリー美術館で14日から始まった「ミネアポリス美術館 日本絵画の名品」展 (6月27日まで)を観る。 世界各地の約9万点を超える美術作品を収蔵しているミネアポリス美術館(Mia)。 1883年、アメリカ中西部ミネソタ州最大の都市ミネアポリスに市…

「岩佐又兵衛 三大絵巻」展

谷津矢車著の「絵ことば又兵衛」を読んで江戸時代前期の絵師、岩佐又兵衛に興味を持った。ちょうど今月12日から熱海のMOA美術館で「伝説の絵師 岩佐又兵衛 三大絵巻」展が開催されるというので、16日に見に行った。 MOA美術館は世界救世教の教祖・岡田茂吉が…

“奇想の絵師”描いた「絵ことば又兵衛」

谷津矢車「絵ことば又兵衛」(文藝春秋)を読む。 「浮世絵の祖」とか「奇想の絵師」とも呼ばれる江戸時代初期の絵師、岩佐又兵衛の幼少期から成熟期に至る姿を描いた長編小説。 岩佐又兵衛は実在の人物で、1578年(天正6年)の生まれ、1650年(慶安3年)没…

田中一村展 アダンの海辺

千葉市美術館で5日から始まった「田中一村展‐千葉市美術館収蔵全作品」を観る(2月28日まで)。 待ちきれなくて初日に行く。 去年の10月、宮島達男の個展を観に同美術館を訪れたとき、田中一村展を1月に開催すると知り、これはぜひとも行かねば、と待ってい…

すべて初来日!ロンドン・ナショナル・ギャラリー展

東京・上野の国立西洋美術館で開催中の「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」に行く。 上野駅の公園口が新しくなって、駅前は広場になり、信号もなくなった。 本展は当初3月から開催予定だったが、延期されてようやく開幕。 イギリスが誇る世界屈指の美の…

国立新美術館 古典×現代2020―時空を超える日本のアート

24日から六本木の国立新美術館で始まった「古典×現代2020―時空を超える日本のアート」展の初日を見に行く。 当初は3月11日からの開催が予定されていたが、新型コロナの影響で3カ月遅れの開催となったという。 その初日、予約制というので事前に予約して出か…

久々の美術は東京都現代美術館

コロナ禍で外出自粛が続いていたが、緊急事態宣言の解除で臨時休館していた美術館などもようやく再開。まずはそれほど混んでないところへと出かけて行ったのが、東京・江東区にある東京都現代美術館。 入館時には体温チェックがあり、手指を消毒して館内に入…

ハプスブルク展の女性たち

上野の国立西洋美術館で「日本・オーストリア友好150周年記念」と銘打った「ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史」を観る。(会期は来年の1月26日まで) 本展のテーマは副題の通り「歴史」。ハプスブルク家の歴史とそのコレクション蒐集の歴史…

ちひろ美術館&ショーン・タンの世界展

初めて「ちひろ美術館」に行く。 画家で絵本作家のいわさきちひろ。ずっと前からファンで、ちひろ美術館は憧れの場所だったが、行くのは初めて。 西武新宿線上井草駅から徒歩7分ほどのところにある。駅から美術館まで、けっこうクネクネ曲がっていくが、案内…

山口晃 親鸞全挿画集

「親鸞全挿画集」(山口晃)青幻舎刊 今、注目の画家、山口晃の画集というので手にとる。 695ページにも及ぶ大型本。片手で持っているとつらいほどの重さ。しかし、ページを開き出すと止まらずに一気読み。いや挿画だから一気見というべきか。 「親鸞」は200…

再発見! 横山崋山

仕事で仙台へ行った。 せっかく仙台まで行くのだからついでに何か見るべきものはないか、と探して行ったのが宮城県美術館で開催中の「横山崋山」展。 これがすばらしかった。 最初、崋山と聞いて渡辺崋山かと思ったら違う。横山というから横山大観の弟子かな…

「へそまがりの日本美術」のち「五島うどん」

府中市の都立府中の森公園内にある府中市美術館で開催中の「へそまがり日本美術 禅画からヘタウマまで」展に行く。 完璧ではない、不恰好なものや不完全なものに心惹かれる「へそまがりな感性」に注目し、もうひとつの日本美術史を俯瞰しようという展覧会。 …

没後50年 藤田嗣治展

東京都美術館で開催中の「没後50年 藤田嗣治展」に行く。 平日だったこともあってか、それほどは混んでなかった。 没後50年ということで内外の美術館が所蔵する約120点を集めた大回顧展。 これだけのたくさんの藤田作品を見たのは初めてだ。 乳白色の下地に…

プーシキン美術館展

上野の東京都美術館で開催中の「プーシキン美術館展-旅するフランス風景画」をみる。 モスクワのプーシキン美術館はフランス絵画のコレクションで知られているという。 その中から、17世紀から20世紀の風景画65点が来日、公開されている。 プーシキンといえ…

色あせない風景 滝平二郎の世界展

三鷹の三鷹市美術ギャラリーで開催中の「色あせない風景 滝平二郎の世界展」を見に行く。 その前に、夏至も近いのでハンゲショウ(半夏生)が咲いてないかと近所のお寺に寄る。 たしかに咲いていたが、去年はもっとたくさん咲いていたはずだが、今年は数が少…

ブリューゲル「バベルの塔」展

上野の東京都美術館で開催中の「バベルの塔」展を見る。 感想を一口でいえば、スゴイ!衝撃的!だった。 展覧会の正式名称は「ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル『バベルの塔』展 16世紀ネーデルラントの至宝 ― ボスを超えて ―」(7月2日まで)。 16世紀のフ…

ミュシャのスラヴ叙事詩

国立新美術館(東京・六本木)で開催中の「ミュシャ展」(6月5日まで)を観る。 月曜日の午前中に行ったが、降りしきる雨の中、チケット売り場は長蛇の列。 同じ建物で草間弥生展も開かれているから、きっとそっちが人気なのだろうと会場に入ると、ミュシャ…

シャセリオー展

上野の国立西洋美術館で開催中の「シャセリオー展」を観る。 シャセリオーは19世紀のフランスの画家。11歳でアングルに認められて弟子になり、16歳でサロンに初出品。以後、アングルの優美な線描の芸術を受け継ぎつつも、ロマン主義芸術への傾倒から独自の道…

国立新美術館 ダリ展

六本木の国立新美術館で開催中の「ダリ展」を見に行く(12月12日まで)。 スペインに生まれたサルバドール・ダリ(1904年-89年)は20世紀美術を代表する一人。 1929年、ということは彼が24、5歳のとき彗星のようにパリの美術界に登場し、シュルレアリスムを…

ルノワール展の2つの作品

きのうは六本木の国立新美術館で開催中の「ルノワール展」へ。 すいてる時間をねらい午前中の10時半ごろ行ったが、女性を中心にけっこうにぎわっていた。 中年の方が多かったが、夏休みなのか若い女性も目立った。 世界でも有数のルノワール・コレクションを…

ポンピドゥー・センター傑作展

東京・上野の東京都美術館で開催中の「ポンピドゥー・センター傑作展― ピカソ、マティス、デュシャンからクリストまで―」を見に行く。 金曜日の午前中。 動物園前の公園の周辺はけっこうにぎわっている。 展覧会場は平日の日中とあって中年のご婦人方が多か…

萩尾望都SF原画展

土曜日あさの善福寺公園は薄曇り。気温は高そうだがすごしやすい。 上池のフジ棚にフジが咲いていた。 あたりに甘いいい匂いが漂っている。 コデマリにテントウムシがとまっていた。 本日は上池を半分だけ見て吉祥寺へ。 11時ごろ吉祥寺に着くと結構にぎわっ…

安田靫彦展

土曜日は竹橋の東京国立近代美術館で23日に始まったばかりの安田靫彦(ゆきひこ)展を観る。(5月15日まで) 歴史画の大家といわれる人。戦前、戦中、戦後と描き続けた人だが、絵というものはその時代その時代の空気と密接に結びついているのだなとしみじみ…

ラファエル前派展

東京・渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「リバプール国立美術館所蔵 英国の夢 ラファエル前派展」を見る。(会期は3月6日まで) 19世紀中ごろ、マンネリ化していたロイヤル・アカデミーに反旗を翻し、イギリスの若い画家たちが新しい絵画の運動を…

村上隆の五百羅漢図展

東京・六本木の森美術館で開かれている「村上隆の五百羅漢図展」(来年3月6日まで)を見る。 日本国内では14年ぶりとなる村上の大規模個展で、全作品が日本初公開という。 目玉は、絵画史上最大級という高さ3メートル、全長100メートルに及ぶ「五百羅漢図」…

菱田春草展の「落葉」

金曜日は午後、竹橋にある東京国立近代美術館で開催中の「菱田春草展」に行く(会期は11月3日まで)。 前から「落葉」(「おちば」と読む。重要文化財、永青文庫蔵)を見たくて見たくて、ようやく実現した。 菱田春草は明治期に活躍した日本画家。岡倉天心の…

バルテュス展 光へのこだわり

東京都美術館で開催中の『バルテュス展』を観る。 都美術館に行ったのは何年ぶりだろう。 最近は美術展というと六本木の新美術館に行くことが多かったから、上野に絵を見に行くのも久しぶりだった(日本画とか仏像を観るため国立東京博物館はたまに行くが) …

モローとルオー展

きのうはパナソニック汐留ミュージアムで「モローとルオー 聖なるものの継承と変容」展を観る。 フランス象徴主義の巨匠ギュスターヴ・モロー(1826-1898)と、彼の愛弟子でのちに20世紀最大の宗教画家と呼ばれるようになるジョルジュ・ルオー(1871-1958)…

佐藤志乃 「朦朧」の時代

佐藤志乃『「朦朧」の時代──大観、春草らと近代日本画の成立』(人文書院)を読む。 朦朧体とは、明治の後半、横山大観や菱田春草らがはじめた新しい絵画の試みであり、これにより日本画の流れは大きく変わり、本書によれば、朦朧体の登場は近代日本美術史上…

五島美術館 近代の日本画展

日曜日朝の善福寺公園は曇り。風あり。 上池の木の上から「チョットコイ」の鳴き声。コジュケイかな? きのう土曜日は午前中、世田谷区上野毛にある「五島美術館」へ。 6月16日まで「近代の日本画展」を開催中。 東急の創設者である五島慶太氏の美術コレクシ…