善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

きのうのワイン

エノテカから送ってもらった赤ワイン6本シリーズの5本目。
フランスはローヌ地方産の「COTE RHONE RASTEAU(コート・ローヌ・ラストー)2012」。
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ワイナリーの名前は「ESCARAVAILLES(エスカラヴェイユ)」。「フンコロガシ」の意味だそうで、ラベルにもフンコロガシの絵が描いてある。

とても飲みやすいワイン。
エノテカの宣伝文は以下の通り。

18世紀、この土地では修道院によるワイン造りが行われていました。小高い丘の上で農作業をする黒装束の修道僧たちの姿が、遠くから見るとフンコロガシに似ていたことから名付けられました。また、働き者のフンコロガシ(=修道僧)に敬意を示し、ドメーヌ(ワイン生産者のこと)の名前をドメーヌ・ド・エスカラヴェイユと名付け、ラベルにもフンコロガシの絵が描かれるようになりました。

ドメーヌは1953年からフェラン一家によって所有され、1999年からはジル・フェラン氏が経営しています。
ジル・フェラン氏曰く、「コマーシャルなビオには興味がない」とのことですが、実質上は自然派。農薬や除草剤は一切使用しないリュット・レゾネ(減農薬栽培)方式を採用しています。そして、品質向上のために20-25hal/haという驚くべき低収量を実践。ワインの生産量は僅かですが、それは畑の隅から隅まで目が届き、醸造も完璧にコントロールできる環境を整えているということを意味しています。

(中略)
2012年のローヌワインは、バランス、エレガンス、爽やかさが特徴です。
ローヌワイン委員会の醸造専門家は、「しっかりと存在するタンニンは滑らかで丸い。2012年は、エレガントさや、アロマの表情や繊細さから、2007年に近いとも言われるだろう」と述べています。
ローヌワイン委員会の副委員長フィリップ・ペラトン氏は、「率直なワインで、バランスが良く、果実味豊か、ローヌの典型に忠実である。」と評価しています。
2012年はそれぞれの品種のブドウが、その個性を見事に花開かせることができた年でした。シラーは表情豊かで、コショウやスミレのアロマを持ち、グルナッシュは赤い果実味がとても良く現れ、ワインに丸みと甘さをもたらしています。

※ちなみに本日飲んだ「COTE RHONE RASTEAU 2012」はグルナッシュ80%、シラー20%。