善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

ギンナンの海 Ⅱ

火曜日朝の善福寺公園は台風一過の快晴。東あるいは北寄りの風が吹いているが、生暖かい。

夜来の風雨のせいで公園はいたるところに枝や葉っぱが落ちている。
ドングリなどの実も落ちている。
そしてギンナンの海。先日もたくさん落ちていたが、それ以上。しかも、ちょうど旬なのか、粒が大きい。もちろん拾って帰る。
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それにしてもイチョウの実をなぜギンナン(銀杏)と呼ぶのか。
もともとイチョウは中国原産。日本に伝わったとき、「銀杏=ギンアンズ」がなまって「ギンナン」と呼ぶようになったという。
一方、中国ではギンナンの別名を「鴨脚=ヤーチャオ」と呼んでいた。葉っぱがカモの脚に似ているというのでこの名がついたが、それが日本にも伝わって「イチョウ」となった。

その結果、漢字は同じ「銀杏」でも、葉っぱのついた樹木の方は「イチョウ」と呼び、実の方は「ギンナン」と呼ぶようになったんだとか。