フランス・ラングドック・ルーションの赤ワイン「マゼラン・ルージュ2017」
マルセイユから西、地中海に面しスペイン国境に向かって広がるラングドック・ルーションでワインづくりを行っているドメーヌ・マゼランの赤ワイン。
あくまで自然のつくりにこだわるのがドメーヌ・マゼランのポリシーだそうで、ビオディナミ(バイオダイナミック)と呼ばれる自然派の製法でワインをつくっているという。
ブドウ品種はグルナッシュ、シラー、カリニャン。
とても飲みやすいワイン。
ワインの友で観たのは、民放のBSで放送していたアメリカ映画「ジャッキー・ブラウン」
1997年の作品。
監督クエンティン・タランティーノ、出演パム・グリア、サミュエル・L・ジャクソン、マイケル・キートン、ロバート・フォスター、ロバート・デ・ニーロ、ブリジット・フォンダほか。
メキシコの航空会社で客室乗務員として働く44歳のジャッキー(パム・グリア)は、安月給を補うため、武器密売人オデール(サミュエル・L・ジャクソン)の運び屋の仕事を請け負っていた。そんなある日、彼女はオデールを追う連邦捜査官レイ(マイケル・キートン)に逮捕され、オデール逮捕に協力するよう取引を持ち掛けられる。その一方で、ジャッキーは保釈屋マックス(ロバート・フォスター)の力を借りてオデールの金を横取りしようと企んでいた・・・。
何と、一番ギャラが高そうなロバート・デ・ニーロが、サミュエル・L・ジャクソン扮するポニーテールの髪をしたオデールの下っ端役。同じサミュエル・L・ジャクソンの愛人役でヘンリー・フォンダの孫ブリジット・フォンダが出ていて、サミュエル・L・ジャクソン、ロバート・デ・ニーロ、ブリジット・フォンダの悪党3人組がいずれもバカっぽいのが笑わせる。
ついでにその前に見た映画。
民放のBSで放送していたアメリカ映画「黄昏のチャイナタウン」。
1990年の作品。
監督・主演ジャック・ニコルソン、ほかに出演はハーヴェイ・カイテル、メグ・ティリー、マデリーン・ストーなど。
ロマン・ポランスキーが監督した1974年の「チャイナタウン」の続編。主役は前作同様、市立探偵ジェイク・ギテス役のジャック・ニコルソン。
前作では、題名が「チャイナタウン」とあるのに最後のほうにチョコッとだけ出てくるだけだったが、本作ではチャイナタウンは登場せず、まるで関係ない。
原題も「THE TWO JAKES」で2人のジェイクの名前。
邦題の「黄昏のチャイナタウン」は単に2匹目のドジョウをねらった配給会社の魂胆か。
2001年の作品。
監督スティーヴン・スピルバーグ、出演ハーレイ・ジョエル・オストメント、ジュード・ロウ、フランシス・オコナー、サム・ロバーズほか。
スタンリー・キューブリックが生前に温めていた企画を、スティーブン・スティルバーグ監督が映画化したSFドラマ。
テクノロジーが発達した近未来。人間は“感情”以外の面において万能なロボットを召使いとする生活を送っていた。そんなとき、サイバートロニクス社は世界で初めて“愛すること”をインプットしたロボットの少年デイビッドを作り上げる。彼は試験的なケースとしてサイバートロニクスの従業員夫妻の養子となるが、やがて予期せぬ状況の連続で、デイビッドは家を出る・・・。
スタンリー・キューブリックの「2001年宇宙の旅」の世界に似てるなーと思いながら見たが、もともとこの作品はキューブリックが生前温めていた企画をスピルバーグが映画化したものだと、あとで知った。キューブリックへのオマージュのような作品といえるかもしれない。
AIのジゴロを演じたジュード・ロウが秀逸。