善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

阿佐ケ谷の「おかのり」

金曜日の夜、つまりきのうの晩のことだ。
JR阿佐ケ谷駅南口近くにおいしい餃子屋があるというので行こうと思ったが、予約でいっぱいと断られた。
カウンター7、8人の席しかない小さな店で(2階にも席があるが4人以上じゃないとダメらしい)、しゃーないと行ったのが北口近くにある「鳥久」という焼鳥屋
ビールと日本酒、ヤキトリ、鳥の煮込みなんかを注文。どれも新鮮な材料を使ってるみたいでおいしい。写真は煮込み。
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壁にかかっているメニューを見ると「おかのり」という不思議なものを発見。
「おかのり、って何だろう」と注文すると、ゴマ油の香りも香ばしい葉っぱのお浸しみたいのが出てきた。これが「おかのり」。
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食べるとぬめりがあり、酒のつまみにピッタリ。
モロヘイヤみたいだがアオイ科の植物でオクラの仲間だという。
家に帰って調べたら、原産地はヨーロッパや中国など諸説あり、どうも中国らしいという。
日本には江戸時代にすでに伝わっているというから、別に新しい野菜というわけでもなさそう。
なぜ「おかのり」という名前がついたかというと、包丁でトントン叩くと粘り気が出てきて、まるで海苔のようだというので、陸の海苔というので「おかのり」となったとか、火であぶると海苔のような風味になることからこの名がついたとか、これも諸説あるらしい。

2軒目は魚料理の店に行ったが店名は忘れた。
実は翌日、朝から山登りに行く予定のためあまり酒を飲んではいけない。
適当なところでやめたはずだが、翌日、悲惨な事態が待ち受けていようとは・・・。

(この項つづく)