割烹さいとう ヤキトリ鳥茂

きのう(22日)は友人の紹介で台東区下谷にある「割烹さいとう」へ。
われわれが行ったのはJR鴬谷駅からだったが、地下鉄日比谷線入谷駅の千住方面の出口からは目と鼻の先。

何でも友人がこのあたりをウロウロしていたら行列ができている店があって、それがここだったという。
隣は魚屋で、どうやら魚屋が経営する店らしい。
ランチ時の海鮮丼も有名で、いつも長蛇の列ができるらしい。

5時開店というので、5時ピッタリに行くと、運よく席が空いていた。というよりまだだれもいない。
メニューを見ると魚づくし。刺身、焼き物、煮つけ、揚げ物･･･。
まずはビールに2人前の刺身の盛り合わせを頼む。
出てきた刺し盛りは分厚く切った刺身が並んでいて、ボリュームがありそう。

酒は山形の「出羽桜」、そのあと「八海山」。
ほかにもキンキの煮つけ、甘エビ(だったか)のかき揚げを頼む。

はじめはほかに誰もいなかった客も、6時ごろになると混み出して、いっぱいになる。

ほかの客が注文した刺身を横目で見ると、どれも山盛りになっている。
たしかに、刺身は新鮮で味もいい(ただしマグロは冷凍で、行ったのが早かったからかまだ溶け切ってなかった)が、量も多い。
ただし、メニューを見ると魚ばかりで、それだけではね。
2時間ほどいて、お勘定。

さて、次は･･･と、近くにあるヤキトリ屋「鳥茂」へ。
ここにはもう何度行ったことか。
でも2軒目に行ったのは初めて。

午後7時ごろだったが、客は1組だけ。カウンターのいちばんはじっこに陣取ると、すぐそばのテレビで巨人対中日戦をやっていた。
いつもは横目にしかみない女将さんが目の前にいる。よく見ると、ずいぶん錯覚していたことを知らされる。それまでは老夫婦がやっている店かとばっかり思っていたが、親方はけっこうな年だが、女将さんはまだまだ若い。失礼しました。それに女将さんの野球の詳しいこと。

うれしくなって杯を重ねるが、2軒目にヤキトリは･･･。それにこの店のヤキトリ、量がハンパないんだから。

酒の酔いとともに、おなかいっぱいになってあえなくダウン。

5時から呑み始めて、8時にはすでに出来上がってしまったという一夜であった。