善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

立会川逍遙

きのうは夕方から京急・立会川へイッパイ飲みに出かける。

30年ぐらい前の立会川をよく知っているが、そのころは競馬場に近い旧東海道の名残を残すノンビリとした街だった。
ところがいつの間にか坂本龍馬ゆかりの地に変身していた。
何でも駅近くにはかつての土佐高知藩山内家の下屋敷があり、幕末のころ龍馬がこのあたりを闊歩していたんだとか。かつて公園があったところには龍馬の銅像が置かれている。

午後5時ぴったりに駅から5分ほどの焼鳥屋「鳥勝」に行くが、ナントすでに満席。
この店、4時半開店なのに30分でもういっぱいとは。
店の前に自転車が何台か置いてあった。地元の人が早々と飲み始めているのだろう。

仕方なく別の店を探す。
国道15号(第一京浜)を渡って大井競馬場方面にある「お山の大将」という居酒屋に落ち着く。
生ビールのあと、日本酒を注文。グラス1杯500円という。安い!
ほかの料理も安い!

食べたのは、まずはお通し。マグロが新鮮でけっこうイケる。
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モツ煮込み。
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センマイの刺身。超久々。
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キノコの煮物。
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ヤキトリ各種。
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したたか飲んで、食べて、3人で行ったが合計で7500円ぐらいだったか。

外に出るといつの間にか夜になっていた。
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2軒目を探す。
駅の近くに立会川らしからぬ店があった。
新しそうな店で何となくオシャレ。ただし、ドアがピタリと閉じられていて中はわからない。
「既朔(きさく)という看板が出ていて、日本酒の一升瓶が外から見えるように並んでいるが、「十四代」とか「獺祭」とか高そうな銘柄ばかり。キライなタイプの店の感じ。
それでも「とにかく入ってみよう」というのでドアを開けると、先客は誰もいない。

恐る恐る席に着き、日本酒を注文。
1杯1000円以上するものばかり。さっきの店とは大違い。
でも酒の味はいい。

お通しは鯛の煮凝り。悪くない。
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山形のだだちゃ豆。サヤの中の豆はちゃんと2個で“正しいだだちゃ豆”。
枝豆は夏が旬と思われがちだが、だだちゃ豆は今が旬だ。
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アジの刺身。水槽の中で泳いでいるのを網ですくってさばいてくれた。
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骨はどうなるかなー?と思っていたら、あとで素揚げにしてくれた。

旬といえばカワハギ。
はじめ、大きな皿だけ出て不思議に思ったが、よーく見ると超薄切りの刺身だった。
肝と一緒に食べるとこれがウマイ!
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3人で〆て9000ナンボ。

いい気分で帰還。