何日か前、飲み助の友人から“至急報”が入った。
「緊急事態。横浜・日ノ出町の老舗のヤキトリ「だるま」が年内で終了とのこと。大阪の飲み仲間からウナ電が届いた。何とか最後にもう一度行きたい、行きた~い」
それならと、きのう14日に付き合うことにしたら、直前になってまた至急報。
「情報が混乱していて、まだやってる、いや、すでに移転したと諸説入り乱れている。とにかく行ってみよう」
真相はというと、「だるま」のオヤジは今年88歳で高齢になったので店をやめることにしたが、弟子が引き継ぐことになり、元の店より少し離れた場所でオープンすることにしたんだとか。
友人は足繁く「だるま」に通っていて、それで「閉店」の噂を聞き「こりゃ大変」と思ったんだろうが、当ブログの筆者は初見参。
新しい店はビルの1階にあり、「祝開店」の花が所狭しと置いてある。相当人気の店のようだ。
まだ夕方4時半というのにすでにカウンターには何人ものお客。
新しい店はビルの1階にあり、「祝開店」の花が所狭しと置いてある。相当人気の店のようだ。
まだ夕方4時半というのにすでにカウンターには何人ものお客。
この店にはメニューはなく、すべておまかせ。
黙って座れば黙ってヤキトリが出てくる。
黙って座れば黙ってヤキトリが出てくる。
しかも、あらかじめ作っておいたものを焼くのではなく、客が座るとおもむろに肉の固まりを取り出し、一口大に切って串に刺し、それから焼き始める。まさにオーダーメイド、ハンドメイドなのだ。
最初のころ、出てきたヤキトリをカメラでパチリと撮っていたが、途中、撮るのを忘れて焼き立てをパクついたら、重大なことに気がついた。
焼き立てが一番うまいということだ。
焼き立てが一番うまいということだ。
目の前で肉を裁いて串に刺し、じっくり焼いて焼き立てを皿に載せてくれる。それをすぐに口にすると、何と極上の味のすることか。
鮨は握り立てがうまいというが、ヤキトリも同じだ。できれば手渡しでもらってかぶりつきたいぐらいだ。したがって途中から撮影はなし。
カウンターに座ったよさで、隣の人との会話が弾む。
何でもこの店が屋台だったころからの常連さんらしいが、最近食べたのでおいしかったのが、長野だか山梨で食べた馬の心臓の刺身だという。
「今度、出してよ」と言われて若い親方は笑っていた。
カウンターに座ったよさで、隣の人との会話が弾む。
何でもこの店が屋台だったころからの常連さんらしいが、最近食べたのでおいしかったのが、長野だか山梨で食べた馬の心臓の刺身だという。
「今度、出してよ」と言われて若い親方は笑っていた。
2軒目は野毛の飲食街で見つけた魚の店。
3軒目は駅のそばの立ち飲み屋。
3軒目は駅のそばの立ち飲み屋。