善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

中野駅北口再訪

きのうは友人と中野でイッパイ。
夕方4時ごろだったので、それなら昼間からやってる店で、というので駅北口近くにある「第二力酒蔵」へ。
すでににぎわっている。
ビールのあとは日本酒の温燗。
つまみはまずは大阪・泉州の水なす。
この店のいいところは、丸のまま持ってきてくれた水なすを店員さんが目の前で上手に割いてくれる。
今が旬だけにみずみずしい味。カラシをつけて食べると、これが酒にピッタリ。
写真はすでに少し食べたところ。
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刺身の盛り合わせ。
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次に出てきたのがスゴイ。
タイの頭を蒸してもらったら、そのドでかいこと!
写真じゃわからないけど、人間の頭よりデカイ。
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スープはタイのうま味がたっぷり出てて、これもウマイ。
トウガンとかアスパラガスなんかも入っている。

これも今が旬のアユの塩焼き。
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シメはタイのスープでつくってもらった雑炊。
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飲みながらの会話はほとんど翌日記憶にないが、きのうの話は覚えている。
きのうは昼間、青山で先月5日に亡くなった作曲家の冨田勲氏のお別れの会があった。
友人は冨田氏の酒飲み仲間だった。
それでせめてお線香をあげようと出かけて行ったら、受付で「故人とのご関係は?」と聞かれたそうだ。
関係者とファンとでは座る席が違うらしい。
それで友人は一瞬、考えた。
「飲み仲間として親しく付き合っていたが、飲み仲間は関係者といえるのか?」
それで彼は「ファンです」といってその他大勢の席に連なったという。

「飲み仲間だって立派な関係者じゃないか。冨田勲の音楽は酒があってこそ生まれたかもしれないんだ!」と無責任な飲み仲間は毒づいたが、「ファンです」と答えた友人の心根にやさしさを感じた。

ドでかいタイの頭でおなかいっぱいになったが、2軒目はそぞろ歩いているうちにレトロな居酒屋っぽい店の外観が気に入って入った店。
入ってわかったが「川二郎」というウナギの専門店だった。
といってもヤキトリ屋ふうで、かつての新宿・ションベン横丁の「兜」に似ている。
瓶ビールのあとは日本酒をヒヤで。
出てきたキャベツをつまんでいると、頼んでもないのにクシ焼きのウナギが1本出てきた。
あとでわかったんだが、だまって座れば串焼き5串が1本ずつ自動的に出てくるのがこの店のシステムらしい。
食べたのは、ばら焼、ひれ焼、えり焼、串巻、八幡巻の5串。
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ますますおなかいっぱいになった夜だった。