土曜日の午後は
善福寺公園上池で「
トロールの森2015」の野外イベント、辻康介×鳥越けい子「池の畔の遊歩音楽会 2015:音のすむ森に捧ぐ! vol.6特別ライブ版」。
善福寺池とその周辺の土地の歴史をひもとき、善福寺在住で音風景研究家の鳥越けい子
青山学院大学教授の解説と、
声楽家の辻康介さんの歌とで織りなす遊歩音楽会も今年で6回目という。
今年はゲストに
サクソフォン奏者で作曲家の鈴木広志さんを迎え、池を巡りながらの歌とサックスのセッシュンが繰り広げられた。鈴木さんは朝ドラ「
あまちゃん」の主題歌でもサックスを吹いていた人。
さわやかな風と紅葉が進む森を眺めながらの野外音楽会。歩きながら音楽を聴くのはなかなか新鮮な感じ。
善福寺池にはその昔カッパが棲んでいた(実はカワウソ?)という鳥越さんの話に、サックスから鳴き声が聞こえたが、あれはたしかにカワウソ、いやカッパの声だった!
後半は特設舞台のまわりに集まって
トーク&ライブ。
中村八大作詞作曲の「太陽と土と水を」は本当の“人の幸せ”とは何かを明るく歌う歌。野口雨情作詞、
中山晋平作曲の「月の出の唄」も、暮れなずむ空にピッタリの歌だった。