善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

#邦画

きのうのワイン+映画「秋日和」「天命の城」

フランス・ボルドーの赤ワイン「ムートン・カデ・ルージュ・クラシック(MOUTON CADET ROUGE CLASSIQUE)2019」 メドック格付け第一級シャトーを所有するバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドが、本拠地ボルドーで手がけるワイン。 メルロを主体にカベル…

きのうのワイン+映画「エンパイア・レコード」「彼岸花」

いつもは日本酒だが,たまに飲むワイン。 スペインの赤ワイン「3055・メルロ・プティ・ヴェルド(3055 MERLOT PETIT VERDOT)2020」 (写真はこのあと牛肉の山椒風味焼き) ワイナリーのジャン・レオンとは創業者の名前。彼は19歳のとき、貧しいスペイン移民…

きのうのワイン+映画「すばらしき世界」他

イタリア・ヴェネトの赤ワイン「コルテ・ジャーラ・ヴァルポリチェッラ(CORTE GIARA VALPOLICELLA)2021」 (写真はこのあと牛のサーロインステーキ) コルテ・ジャーラはヴェネト州のワインのトップ生産者アレグリーニが設立したワイナリーの名前。ヴァル…

きのうのワイン+映画「恋をしましょう」他

イタリア・トスカーナの赤ワイン「ボスコ・デル・グリッロ(BOSCO DEL GRILLO)2020」 (写真はこのあと豚肉料理) トスカーナのキャンティ地区協同組合「ジオグラフィコ」が、トスカーナ伝統のワイン製法である、干しブドウ状まで乾燥させて糖度の高くなっ…

黒澤とイシグロ 2つの「生きる」

新宿のTOHO CINEMASでイギリス映画「生きる LIVING」を観る。 70年前につくられた黒澤明監督の「生きる」(1952年)を、ノーベル賞作家のカズオ・イシグロの脚色によりリメイクしたというので話題となり、アカデミー賞にもノミネートされた作品。 しかも偶然…

きのうのワイン+映画「小説家を見つけたら」「秋刀魚の味」他

チリの赤ワイン「モンテス・アルファ・カベルネ・ソーヴィニヨン(MONTES ALPHA CABERNET SAUVIGNON)2020」 (写真はこのあとサーロインステーキ) 「チリ発、チリ人だけのチリワインカンパニー」として1988年に創業したモンテスのワイン。 ブドウの栽培地…

きのうのワイン+映画「グランド・ジャーニー」他

ふだんは日本酒だが、肉料理のとき、たまに飲むワイン。 きのう飲んだのはアメリカ・カリフォルニアの赤ワイン「ヴィントナーズ・リザーヴ・カベルネ・ソーヴィニヨン(VINTNER’S RESERVE CABERNET SAUVIGNON)2019」 カリフォルニア屈指のワイナリー、ケン…

きのうのワイン+映画「浮草」ほか

フランス・ボルドーの赤ワイン「クラレンドル・ルージュ(CLARENDELLE ROUGE)2016」 (写真はこのあと牛のサーロインステーキ) ボルドーの5大シャトーの一角、シャトー・オー・ブリオンとその向かいにあるシャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオンを所有…

不思議な映画体験 ケイコ 目を澄ませて

東京・新宿のテアトル新宿で日本映画「ケイコ 目を澄ませて」を観る。 2022年の作品。 監督・脚本・三宅唱、出演・岸井ゆきの、三浦友和、仙道敦子、三浦誠己、松浦慎一郎、佐藤緋美、渡辺真起子、中村優子、中島ひろ子ほか。 2013年までに4戦を戦った耳が聞…

きのうのワイン+映画「フリーダム・ライターズ」ほか

チリの赤ワイン「マプ・レゼルヴァ・メルロ(MAPU RESERVA MERLOT)2021」 ボルドーワインの最高峰、メドック格付け第一級シャトー・ムートン・ロスチャイルドがチリで手がけるワイン。 スパイシーかつまろやかな味わいのメルロ100%。 ワインの友で観たのは、…

きのうのワイン+映画「ある機関助士」

アルゼンチンの赤ワイン「カイケン・エステート・カベルネ・ソーヴィニヨン(KAIKEN ESTATE CABERNET SAUVIGNON)2020」 (写真はこのあと牛のサーロインステーキ) チリのトップワイナリー、モンテス社がアルゼンチンで手がけるワイン。 生産地はアルゼンチ…

きのうのワイン+映画「七人の刑事 終着駅の女」

チリの赤ワイン「サンタ・ディグナ・メルロ・グラン・レゼルヴァ(SANTA DIGNA MERLOT GRAN RESERVA)2021」 (写真手前右は初メニューの「バターナッツカボチャソースとホタテのバターソテーのせイカスミスパゲッティ」。ワインにぴったりでおいしかった) …

きのうのワイン+映画「真夏の夜のジャズ」ほか

フランス・ブルゴーニュの赤ワイン「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール(BOURGOGNE PINOT NOIR)2018」 (写真中央は厚岸の牡蠣) 先日ボルドーの白ワインを飲んだからというわけでもないが、ブルゴーニュの赤ワイン。 生産者はアンリ。 赤ワインの定番品種とも…

清貧にして豊かな人生 映画「モリのいる場所」

東京・銀座の「銀座メゾンエルメス」10階にあるミニシアター「ル・ステュディオ」で映画「モリのいる場所」を観る。 2018年の作品。 監督・脚本・沖田修一、出演・山﨑努、樹木希林、加瀬亮、吉村界人、光石研、青木崇高、吹越満、池谷のぶえ、きたろう、林…

きのうのワイン+映画「長いお別れ」ほか

チリの赤ワイン「アイランド・イースター・カベルネ・ソーヴィニヨン(SLAND EASTER CABERNET SAUVIGNON)2021」 (写真はこのあと牛ステーキ) チリを代表するワイナリー、コンチャ・イ・トロ傘下のワイナリーであるクイマイのワイン。 コンチャ・イ・トロ…

きのうのワイン+「素晴らしき哉、人生!」他

スペインの赤ワイン「3055メルロ・プティ・ヴェルド(3055 MERLOT PETIT VERDOT)2019」 貧しいスペイン移民としてアメリに渡り、さまざまな職をへてニューヨークでレストラン経営に成功したジャン・レオン氏が、第2の夢としてカタルーニャで立ち上げたワイ…

きのうのワイン+映画「花よりもなほ」

チリの白ワイン「サンタ・ディグナ・シャルドネ・レゼルヴァ(SANTA DIGNA CHARDONNAY RESERVA)2020」 生産者のミゲル・トーレス・チリは、スペインのトレースがヨーロッパの技術を導入してチリで手がける造り手。 チリの銘醸地セントラル・ヴァレーでも最…

きのうのワイン+映画「斬る」「イエスタディ」他

フランス・ボルドーの赤ワイン「ムートン・カデ・レゼルヴ・メドック(MOUTON CADET RESERVE MEDOC)2018」 格付け一級シャトーが手がけるムートン・カデの上級シリーズ。メドックの魅力を表現した厚みのある果実味と複雑なニュアンスが魅力。 メルロとカベ…

きのうのワイン+映画「黄昏」「雄呂血」他

チリの赤ワイン「モンテス・リミテッド・セレクション・ピノ・ノワール(MONTES LIMITED SELECTION PINOT NOIR)2019」 1988年設立のモンテスの赤ワイン。 南北に細長いチリは15の州に分けられているが、名前とは別にローマ数字が北から南の順に割り当てられ…

今年いちばんの感動作 キネマの神様

新宿ピカデリーで山田洋次監督の映画「キネマの神様」を観る。 マスク着用のうえ座席も1つ空けなど、感染防止対策を施しての鑑賞だったが、今年観た中でのいちばんの感動作だった! 監督・山田洋次、出演・沢田研二、菅田将暉、永野芽郁、野田洋次郎、北川景…

きのうのワイン+映画「人情紙風船」

フランス・アルザスの赤ワイン「ピノ・ノワール・レゼルヴ(PINOT NOIR RESERVE)2019」 生産者のトリンバックは、1626年に創業し、4世紀13代に渡って歴史と伝統を育んできたアルザスきっての名門ワイナリーだとか。 白ワインのイメージが強いアルザスだが、…

きのうのワイン+映画「歓喜の歌」&「あやしい彼女」

チリの赤ワイン「モンテス・ツインズ(Montes Twins)2017」 チリのワイナリー・モンテスを経営する父と息子が、それぞれ育てた4つのブドウをブレンドして造ったワイン。というので「モンテス・ツインズ」。 しかし、最初のころはカベルネ・ソーヴィニヨン50…

きのうのワイン+映画「さびしんぼう」

ニュージーランドの赤ワイン「セラー・セレクション・メルロ(CELLAR SELECTION MERLOT)2018」 ワイナリーはニュージーランド北島、東寄りの海に近い都市、ホークス・ベイにあるシレーニ・エステート。現在、日本に輸入されているニュージーランドワインの…

きのうのワイン+映画「セーラー服と機関銃」

フランスの赤ワイン「レ・コティーユ・ピノ・ノワール(LES COTILLES PINOT NOIR)2018」 ブルゴーニュのメゾン・ドメーヌとしては非常に珍しく1885年から家族経営を貫く生産者。ブルゴーニュのコート・ドールの南端、その他地域のピノ・ノワールをブレンドし…

きのうのワイン+映画「バルカン超特急」

フランス・ボルドーの赤ワイン「レ・ヴァンダンジュ セレクテッド・バイ・クリスチャン・ムエックス(LES VENDANGES SELECTED BY CHRISTIAN MOUEIX)2016」 「レ・ヴァンダンジュ」は、もともとボルドー右岸のワイン商、ジャン・ピエール・ムエックス社が所…

映画「新聞記者」&七月大歌舞伎・海老蔵13役早替わり

おとといは新宿ピカデリーで映画「新聞記者」を、きのうは歌舞伎座で七月大歌舞伎夜の部「通し狂言 星合世(ほしあわせ)十三團」を観る。 「新聞記者」は東京新聞の望月衣塑子記者の同名の著書を原案に、真実を追おうとする若き新聞記者と内閣情報調査室(…

妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ

新宿ピカデリーで山田洋次監督の「妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ」を観る。 日曜日の第2回上映に行ったが、8分ぐらいの入りで、爆笑の連続だった。大声で笑える、喜劇はこうあるべし。 あるいは新宿ピカデリーだからこそ、大声で笑う人が多いのか? 今回…

八月の狂詩曲(ラプソディー)

今月の初めごろ、おそらく8月9日の前後だったと思うが、NHKBSで放送していた黒澤明監督の「八月の狂詩曲(ラプソディー)」を観る。 「影武者」以降の晩年の黒澤作品にはあまり共感を覚えなかった。それでこの映画も公開当時は観なかったが、胸に迫る映画だ…

家族はつらいよ

きのうは大泉学園にあるT・ジョイ大泉で山田洋次監督の『家族はつらいよ』を観る。 朝9時開始の第1回。客は高齢者中心にチラホラ。 山田監督が『男はつらいよ』シリーズ終了から約20年ぶりに手がけた喜劇、というので観に行く。 小津安二郎のオマージュで作…

母と暮せば

日曜日は足腰の鍛練のため近郊の山に登る予定だったが、雨予報で断念。かわりに山田洋次監督の『母と暮せば』を観に行く。出演は吉永小百合、二宮和也ほか。 大泉学園にあるTジョイ大泉の9時スタートの回。封切ったばかりで客席はほぼイッパイ(前の方の席を…