TV・新聞
いよいよ来週が最終週となるNHKの連続テレビ小説「らんまん」。 今週(9月18日~22日)も、現代に生きる私たちに歴史の教訓を教えてくれる。 日本の植物分類学の父といわれる植物学者・牧野富太郎をモデルにした伝記的ドラマではあるが、人は社会とは無縁に…
いよいよ来週と再来週を残すのみとなったNHKの連続テレビ小説「らんまん」。 日本の植物分類学の父といわれる牧野富太郎(1862~1957年)がモデルになっているというので毎日観ているが、きのう、きょうの回は今までの中でも秀逸の内容だった。 特にきのうは…
ただいま放送中のNHK連続テレビ小説「らんまん」。 幕末から明治・大正・昭和の激動の時代、植物学者・牧野富太郎をモデルに、愛する植物のために情熱的に生きた槙野万太郎の波瀾(はらん)万丈な生涯を描いているが、作者の長田育恵さんの脚本が熱い! 観て…
チリの赤ワイン「サンタ・ディグナ・カルメネール・グラン・レゼルヴァ(SANTA DIGNA CARMENERE GRAN RESERVA)2019」 メーンの料理はたまにうれしいときにつくるスペイン料理のポーリョ・コン・アホ(手前中央)。アホとはニンニクのこと。 スペインのトーレ…
NHKBSで放送していた「永平寺 禅の世界」を観る。 福井県にある曹洞宗の大本山、永平寺の修行僧の生活を半年にわたり取材したドキュメンタリー。何年か前に放送したものの再放送のようだった。 修行中の禅問答がなかなかおもしろかった。 以前、仏教を研究し…
東海テレビが2018年9月に開局60周年記念番組として東海地方向けに放送した「さよならテレビ」に新たなシーンを加えた映画版をつくり、1月2日から東京の「ポレポレ東中野」で上映されるというので、初日の2日に観に行った。 10時の第1回上映開始の50分ぐらい…
きのうの夜9時からNHKの「クラシック音楽館 N響コンサート」を聴いていたら、グレツキ作曲「交響曲第3番 作品36“悲歌のシンフォニー”」という曲がすばらしくよかった。 管弦楽はNHK交響楽団、指揮デーヴィッド・ジンマン、ソプラノ ヨアンナ・コショウス…
バングラデシュでのテロ事件では日本人7人の尊い命が奪われた。 イスラム教を信奉する襲撃犯に対し「日本人だ、助けて」と訴えても容赦なく殺害されたという。 この事件と関連して7月6日の朝日新聞に気になるニュースが載っていた。 「イラク戦争の政府対応…
きのうの朝日夕刊の文芸欄で、照井翠という俳人の「みちのく」と題する作品が心に突き刺さった。 照井さんは釜石市在住の高校教師だという。 11日であれから5年がたつ。 春の底磔(はりつけ)のまま漂流す 流されて流れ着かざる春の海 大切のしら骨のもう海…
日曜日夜放送のNHK総合「新・映像の世紀第3集・時代は独裁者を求めた」を観る。 世界中が恐慌にあえいでいるとき、反共と反ユダヤ主義を掲げたヒトラーのナチス党が台頭すると、世界中の企業がヒトラーへの支援を行ったという。 自動車王ヘンリー・フォード…
きのう(18日)の朝日新聞夕刊文化面に載っていた俳人の千倉由穂さんの句が心に残ったので紹介する。 夏を詠んだ句がとても新鮮でみずみずしかった。 青蔦(あおつた)は風のことばを翻訳す 蔦茂る風がすべってゆくほどに 本屋より驟雨(しゅうう)に潜り駆…
たまたまNHKの連続ドラマ「マッサン」をみてたら、マッサンの妻エリーが特高警察に連行されるシーンだった。 ときは太平洋戦争が始まったところで、敵国人のエリーはスパイ容疑がかけられたのであった。 土足で家の中に入り込んできた特高警察の刑事たちは「…
先日、NHK・Eテレの番組を見て考え込んでしまった。 2日(火)朝6時20分から放送の「名曲アルバム ぞうさん~やぎさんゆうびん」というわずか数分の番組を見た。 「名曲アルバム」は古今東西の名曲を、作曲者あるいは作詞者とか、ゆかりの人物や場所の映像と…
日曜日(6日)の日本テレビ「笑点」。なかなかのケッサクがあったので忘れないうちに書き留めておこう。 司会の歌丸「春風亭柳昇師匠の落語に、病院で患者が病状に合ったカラオケを歌う『カラオケ病院』というのがありましたが、そこで『笑点新カラオケ病院…
はじめはギャーギャーと騒々しくて、「朝からうるさいなー」と敬遠していたNHK朝の連続テレビ小説『純と愛』。 あわただしい朝の時計がわりにしているので、つけっぱなしにしていてもじっくり見ることはなかった。しかし、なぜかここ一週間ほどからよく見…
きのう、おとといとNHKBSで懐かしい2つの映画を観た。 おととい観たのは『雲の上団五郎一座』。 1962年公開の東宝映画。監督/青柳信雄、脚本/長瀬喜伴・新井一、原作/菊田一夫、出演/フランキー堺、三木のり平、八波むと志、南利明、由利徹、水谷良重、…
毎日新聞の近来にないすばらしい記事を読む。 新聞はそうあらねばならない。戸田栄記者の告発報道を全面的に支持する。 文楽よりカジノが好きな橋下市長、大阪人は恥ずかしくないのだろうか? 特集ワイド:橋下市長の補助金削減 文楽軽視、我慢ならん 毎日新聞…
本ブログの筆者は某全国紙、早い話が朝日新聞を講読している。ずっと昔から朝日を読んでいて、それが習慣となって、引っ越すときも自分から販売店に電話して配達してもらっている。 ほかの新聞はどうだか知らないが、朝日は毎月、プロ野球の試合とか展覧会、…
月曜日朝の善福寺公園は晴れ。上空は晴れているが、東のほうは雲がかかっているので直射日光はなく、涼しい。 きょうのラジオ体操は子どもたちは少ない。宿題疲れだろうか。 世界陸上、ボルトの100m決勝が失格で終り、何気なくテレビのチャンネルをNHKに切…
木曜日朝の善福寺公園は曇り。あまり風がなく蒸し暑い。 きょうのラジオ体操は島根県の川本町からの中継。 朝日新聞夕刊に連載中の「ジャーナリズム列伝」がときどき面白い。現在は元共同通信編集主幹の原寿雄を取り上げているが、戦後の謀略事件の1つ、菅…
日曜日の善福寺公園は快晴。少し肌寒いが散歩すると快適。 数日前までの猛暑がウソのようだ。 いつの間にか彼岸花が咲いている。 秋分の日のころはまだ咲いてなくて、「今年は遅いね」といっていたが、ようやく、といった感じ。まだつぼみのも多い。やはり異…
秋分の日の善福寺公園は曇り。今にも雨が落ちそうな雲行き。 いつもはワンサカいるウも数が少ない。サギの姿もなし。 下池を歩いていると変わったキノコ。 きょうはセミの声も聞こえないが、わが家のアサガオは元気一杯で、花の数を数えたら49個(写真はその…
けさの善福寺公園は晴れ。家を出るとき「秋近し」と思ったが、歩いて数分で「やっぱり夏だ」 上池のほとりにアオサギ。やがてスイレンの方へ飛んでいく。 きょうはカワセミの姿はなし。 セセリチョウを探すが、高いところにいるので「イチモンジセセリ」か「…
きょうの「ゲゲゲの女房」。白眉は茂のセリフだ。 布美枝(松下奈緒)の長女の藍子(菊池和澄)は小学4年生になり、父親の水木しげる(向井理)が妖怪を描く漫画家であるため、学校でクラスメートたちの好奇の目にさらされ、悩む。 そんなとき、しげるは子ど…
きょうの「ゲゲゲの女房」、ちょいとホロリとさせられた。 『少年ランド』連載中の「悪魔くん」の実写版がテレビで放映された最初の日、茂(向井理)はかつて「悪魔くん」を激賞し、貸本屋向けの単行本として出版してくれた編集者の戌井(梶原善)に電話して…
きょうの「ゲゲゲの女房」(95)はなかなか見どころがあった。 茂(向井理)は「週刊少年ランド」の別冊に月1ペースで「墓場の鬼太郎」を描き始める。しかし、読者の反応は悪く、3回連続して人気投票は最下位。 編集部の内情に詳しいらしい悪友の浦木(杉浦…
きのうのNHK・BS「プレミアム8 文化・芸術 クラシックドキュメンタリー ヘルベルト・フォン・カラヤン~その目指した美の世界~」に見入った。 少年期からの歩みと、カラヤンがめざした音楽について、本人のインタビューはもちろん、さまざまな人々の証…
ゲゲゲの女房に「尾上紫(おのえ・ゆかり)」という女優さんが出演している。 町の乾物屋のカミさん役で、東てる美らと商店街のにぎやか3人組として番組を盛り上げているが、乾物屋のカミさんといいながら、どこか品があってスッキリしている。 「尾上」の名…
このところサッカーばかり見ていていささか旧聞に属してしまったが、6月28日付朝日夕刊の「港川人、縄文人と似ず 顔立ち復元、独自の集団か」の記事が興味深かった。 沖縄で見つかった旧石器時代の人骨「港川人(みなとがわじん)」は、日本人のルーツではな…
きのうのパラグアイ戦、手づくりのブブゼラを吹きながら応援したが、願いかなわず終戦。 (PK決着はジャンケンで負けたみたいで駒野がかわいそうだった) われわれ日本人としては白熱した試合に興奮しまくったが、客観的評価は低かったようだ。 「共同」電に…