善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

気になるドラマ「純と愛」

はじめはギャーギャーと騒々しくて、「朝からうるさいなー」と敬遠していたNHK朝の連続テレビ小説純と愛』。
あわただしい朝の時計がわりにしているので、つけっぱなしにしていてもじっくり見ることはなかった。しかし、なぜかここ一週間ほどからよく見るようになった。

前回の『梅ちゃん先生』が前半はおもしろかったのに後半は典型的なホームドラマになってつまらなくなった(それで後半はまるで見なくなった)のと違い、主人公のハチャメチャぶりがむしろ気になるようになったからか。
今までの朝ドラとはまるで違う展開に、ようやく馴染んできたからかもしれない。このドラマの作者、なかなかやるな。作者は遊川和彦という脚本家で、『家政婦のミタ』の作者でもあるという。

しかも、きょうからは新しい登場人物(といってもあすからしばらくお休みで再開は1月4日)。

何でも次回からの舞台は沖縄らしい。それも大阪の。

大阪・大正区は沖縄出身者が多く住み、“リトル沖縄”といわれているとか。大正区は大阪湾沿いにあり、かつて、大阪の港から集団で出稼ぎに来た沖縄の人々がこのあたりに定住したといわれ、人口の4割は沖縄出身者なんだとか。町を歩けばどこからか三線が響き、店頭にはゴーヤや島豆腐、サーターアンダーギーが売られている。

そこでヒロインの純は“リトル沖縄”にある「里や」という小さなホテルに就職する。

ただし、このホテルのメンメンが一癖も二癖もありそう。

いつもドラマばかりみている女将(おかみ)の上原サト(余貴美子)、料理に自信のない板前・セニョールこと藍田忍(田中要次)、訳ありシングルマザー、セクシーこと天草蘭(映美くらら)、仕事に全く興味のないチュルチュルこと宮里羽純(朝倉あき)、常連客には男好きの男、琉球舞踊の師匠こと金城志道(石倉三郎)。

石倉三郎ファンとしては、ますます見逃せなくなってしまった。