日曜日は足腰の鍛練のため近郊の山に登る予定だったが、雨予報で断念。かわりに
山田洋次監督の『母と暮せば』を観に行く。出演は
吉永小百合、
二宮和也ほか。
大泉学園にあるTジョイ大泉の9時スタートの回。封切ったばかりで客席はほぼイッパイ(前の方の席を除いて)。朝早かったけどオジサン、オバサンにまじって若い人もけっこういた。
主人公の
吉永小百合の家は長崎の港が見渡せる丘の上にあり、その映像が美しい。どうやって撮ったのかと思った。丘の上の部分は実際にロケで撮ったらしいが、港を俯瞰する部分はCGでつなげたのだろうか?
とにかく美しい。
山田監督はフィルムで撮影することにこだわっているようで、クレジットタイトルにも
コダックのフィルムを使ったと出ていた。
しかし、今や映画館はどこもデジタルで上映している。だからせっかくのフィルム版も実際にはデジタルでしか見られない。今回は特別に、
丸の内ピカデリーのみは35mmフィルムで上映するという(12日から6週間限定)。
できればそっちのも見てみたいが。