善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

虹色の妖精たち トロールの森春展始まる

土曜日朝の善福寺公園は小雨。気温は高くて風もなく、傘をささない人もいる。

 

公園の片隅でツルニチニチソウが1輪だけ、咲いていた。

近所の民家でツルニチニチソウを植えている家が多く、鳥がタネを運んできたのだろうか。

 

きょうはゴールデンウィークの初日。

バス停脇の下池ももしの森で、毎年恒例の桃井第四小学校4年生による「トロールの森春展」が始まった。

11月に上池を中心に行われる野外アート展「トロールの森」の子ども版だ。

今年のテーマは「広がる自分色 つながる虹色 95人のトロール

一人一人の子どもたちが自分の姿をトロール(妖精)に変えて、森の中で遊んでいる。

どれも個性的で美しく、見ていて楽しい。

会期は5月6日まで。

 

エナガの巣では、けさも親鳥がエサ運び。

 

雨になると喜んで出てくるのがカタツムリ。

ツノをにょきっと伸ばしている。

デンデンムシとも呼ばれるその語源は、「殻から早く出てこい」→「出ろ出ろ虫」→「出ん出ん虫」となったとの説があるらしいが、童謡「かたつむり」では「ツノ出せ ヤリ出せ」の歌詞がある。ひょっとして、ツノやヤリを伸ばす様子をデンデンムシといってるのかもしれない。

 

ムシヒキアブを上から見たところ。

前脚をスリスリしている。

これから狩り出るので、出陣の前に手ぐすねを引いてる?

 

ちょっと変わったサシガメ発見。

おしりのあたりが金色・銀色に輝いている。

ヤニサシガメだろうか。

マツ類の樹上にいることが多く、体にベトベトした樹液をまとうので、ヤニサシガメ。

肉食なので獲物を探しに出てきたのかな。