善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

夏の朝のミスジマイマイ

火曜日朝の善福寺公園は曇りときどき晴れ。けさも蒸し暑い。

 

けさも上池にカワセミの子どもたち。f:id:macchi105:20200818092448j:plain

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こちらは親か?後ろはカワウ。f:id:macchi105:20200818092617j:plain

まだ体が全体に黒っぽくて脚の赤さもそれほどではないから今年生まれたお兄ちゃんか?

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休憩中の親鳥か。f:id:macchi105:20200818092728j:plain

アンヨでカイカイ。f:id:macchi105:20200818092747j:plain

小魚をゲット。光線の加減で色が飛んでしまってる。f:id:macchi105:20200818092831j:plain

葉っぱの陰でひと休み。f:id:macchi105:20200818092847j:plain

コサギがエサをねらっていた。f:id:macchi105:20200818092904j:plain

大きな木の幹に止まっているのはセミ?と思ったらカタツムリ。f:id:macchi105:20200818092922j:plain

いわゆるデンデンムシ、正式名称をミスジマイマイという。

名前は殻にはっきりした3本の色帯が目立つことに由来するという。

樹上性のカタツムリで、関東地方南部から中部地方東部に分布する日本固有種。

 

それにしてもなぜマイマイなのか。

平安時代末期に編まれた歌謡集「梁塵秘抄(りょうじんひしょう)」には、子どもたちが「舞え舞え」とはやした様子が描かれていて、「舞え」が語源ではないかとの説もあるらしいが、巻き貝の「巻き」が語源とも。

デンデンムシについては、柳田国男の「蝸牛考」によれば、殻にこもったタツムリに子どもたちが「出ろ出ろ」とはやしたことからしている。

いずれにしろ子どもたちの目線が語源となっているところがおもしろい。

 

アシタバの葉っぱをキアゲハの幼虫がムシャムシャ食べていた。f:id:macchi105:20200818093005j:plain

なかなか食欲旺盛。おなかデップリf:id:macchi105:20200818093024j:plain

キチョウが口吻を伸ばしてオシロイバナの蜜を吸っていた。f:id:macchi105:20200818093123j:plain

もうしぼんじゃったのにまだ蜜が残っているのか。