善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

超猛毒植物・イヌサフラン?

日曜日朝の善福寺公園は曇り。風があると涼しい。

ボタンクサギらしい花が咲いていた。
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漢字で書くと「牡丹臭木」。ボタンのような花のクサギというわけだろう。
中国南部原産という。
花が密集している別の花をアップで見ると、何もこんなにギュウギュウにならなくても、とちょっと同情してしまう。
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そばで陸に上がったカルガモの親子?きょうだい?カップル?
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右の1羽は泰然自若としているが、左のほうはパクパク口を開けてせわしない。
ヤンチャ坊主か?
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シオカラトンボがジッとしていた。
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トンボが止まった茎の先は、かれの将来を暗示しているのか?
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フヨウの花にハチが訪れていて花粉まみれになりながら蜜を吸っていた。
きっと至福のひとときなのだろう。一心不乱に見えた。   
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公園の出口あたりにユリ系の花だろうか、紫色の花が1輪だけ咲いていた。
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葉っぱを調べたら、葉がなく茎のみだ。

帰って調べたら、どうも「イヌサフラン」らしい。
ヨーロッパ原産で、ふつう花は秋に咲き、葉を出す前に紫色の花をつけ、雄しべが6本あるのが特徴という。たしかに雄しべは6本あった。
ただし、全草有毒という。ゾーッ。
日本の有毒植物といえばトリカブトが有名で、2006年から2016年の間に3人の死者を出しているが、イヌサフランはもっと凄くて、同じ期間に6人の死者を出しており、超有毒植物なんだとか。
そんなものがなぜ1輪だけ咲いていたのだろう?