善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

枯れ葉かと思ったら・・・

火曜日朝の善福寺公園は曇り。はじめミストのような小雨がときおり降っていたが、やがてやむ。依然として空はどんよりしているが。

 

けさも上池にカワセミ。遠くて親か子かよくわからない。f:id:macchi105:20210817091648j:plain

池をめぐっていると木陰に隠れるようにしてカワセミf:id:macchi105:20210817091715j:plain

メスのようだから母親だろうか。

 

下池にまわると、池のほとりのロープに枯れ葉がひっかかってる?f:id:macchi105:20210817091753j:plain

近づいてみるとモモスズメというガだった。f:id:macchi105:20210817091919j:plain

先日は交尾しているところを見たが、単独でいるのを見ると枯れ葉にしか見えない。

擬態の技のすばらしさ。

上からのぞくと、なかなかたくましい脚をしていた。f:id:macchi105:20210817091941j:plain

 

キチョウがジッとしていた。f:id:macchi105:20210817092143j:plain

 

下池でもカワセミと遭遇。幼鳥だろうか?f:id:macchi105:20210817092204j:plain

すると、右の方からゴイサギが近づいてくる。f:id:macchi105:20210817092229j:plain

ソロリソロリと近づいてきて・・・。f:id:macchi105:20210817092251j:plain

抜き足、差し足・・・。f:id:macchi105:20210817092313j:plain

やっぱりここまで近づいたらカワセミはスィッと逃げていった。

 

キマダラカメムシらしいのが木の幹に張り付いている。

まるで標本のように脚をのばしていて、思わず見とれてしまう。f:id:macchi105:20210817092342j:plain

幼虫も美しいが、成虫も金粉をまぶしたようで美しい。

もともと南方系の虫だったが、次第に北上してきているという。

 

雨上がりでセミの羽化は少ないと思ったら、羽化した直後のセミがいた。

泥土の中から這い出したからか、脱け殻には泥がついている。f:id:macchi105:20210817092414j:plain

こちらは脱け殻全体が泥まみれ。f:id:macchi105:20210817092442j:plain

はじめニイニイゼミかとも思ったが、大きさからしてもアブラゼミだろう。

 

細いミズヒキの茎に黄色い粒々が固まってついている。f:id:macchi105:20210817092534j:plain

よくみると虫の卵だった。ハテ、何の卵?

 

去年も見つけたイヌサフラン。今年も1輪だけ咲いていた。f:id:macchi105:20210817092630j:plain

ヨーロッパ~北アフリカ原産で、球根からつぼみを出してピンク色の一重の花を咲かせる。アヤメ科のサフランとは別種で、サフランやクロッカスに似ていけどそれとも別種。しかも毒草という。