土曜日朝の善福寺公園は快晴。雨に3日間も降り込められて久々の公園散歩。うれしくて寒さも何のその。
けさ、最初に出会ったのはエナガの群れ。
早起きエナガの朝のごあいさつ。
花に囲まれてうれしそうなメジロ。
甘い蜜をチューチュー吸う音まで聞こえてきそう。
早春の花、ジンチョウゲが咲き出した。
キンモクセイ、クチナシと並ぶ“日本三大芳香木”の1つなんだとか。ちなみにロウバイを加えると四大芳香木。
上池をめぐっていて、カワセミの姿がないなーと思ったら、かつてメスのヤエちゃんが根城にしていた、下池寄りの池の端のほうにヤエちゃんらしいのがジッとしていた。
ん? 頭部に傷みたいなのが・・・。ひょっとしてだれかとケンカしたの?
最近は、ほかの2羽のオスがいなくなって上池全体を自分の縄張りにしていたように思えていたが、そこへオスのカワセミがやってきていた。
最初、やってきたオスは善福寺川の方からやってきた1年先輩の小四郎くんかといわれていたが、善福寺池のカワセミに詳しいカワセミ・ウォッチャーの観察によると、どうやら小四郎くんではなく、最近まで上池にいて、ここ数週間姿が見えなくなったオスのマルちゃんかもしれないという。
再びマルちゃんが自分の縄張りに戻ってきたとなると、ヤエちゃんとマルちゃんは共通の親から生まれた兄弟だけに、つがいになるのではなく、縄張りをめぐって争いになっているのだろうか?
下池に向かう途中にはツグミの姿。
近くにシロハラもいて、エサ場をめぐってケンカしてたらしい。
アオジの鳴き声がするのでソッと近づくと、葉っぱの陰にとまっていた。
メスのようだから、後ろ姿の“見返り美人”。
藪の中から出てきて、エサ探ししていた。
相変わらず忙しいのはウグイス。
藪の中から一瞬、顔を出したところ。
枝から枝へと移動していった。
再び上池に戻ると、聞こえてきたのはアオゲラの鳴き声。
しかも、いつもは木の高いところから聞こえるのに比較的低く、しかも近くだ。
目を凝らすと、一瞬だけ枝にとまってすぐ飛び去っていった。
ひょっとして地面におりてエサを探していたのか?
上池の端のほうにオスのカワセミ。
かつてマルちゃんが縄張りにしていたあたり。
ということは、最近よく見るオスのカワセミは、やっぱりマルちゃんなのか。
すると、近くにメスのヤエちゃんらしいのがいて、2羽ともすぐに飛んでいってしまったが、実は仲よくデートしてたんじゃなくて、縄張りをめぐってにらみ合ってたのか?
うーむ、何だかわかんなくなってきた。
公園内のはじっこにいたのはワカケホンセイインコ。
花が咲き出すと蜜を吸いに集団でやってくるが、次々と花をくちばしでもぎ取っては蜜を吸ってポイと捨ててしまう。“花散らし”の鳥として嫌われてるんだが、本人は知ってか知らずか。