土曜日朝の善福寺公園は快晴。ポカポカ春の陽気。
竹藪の向こうで、けさもハチジョウツグミ。
せっせと虫探しに余念がない。
上池を半周して下池へ向かう。
途中にはアオジが朝のお食事中。
何か実をゲットしたみたい。
近くにはジョウビタキもやってきた。
少しずつ移動しながら、水辺の虫を探しているみたいだ。
下池をめぐっていると、カワセミの鳴き声がする。
ちょうど居合わせた善福寺池のカワセミに詳しいカワセミウオッチャーさんによると、最近は上池のメスのヤエちゃんとオスのマルちゃんが下池にもやってきているという。
たしかに今、下池には縄張りを主張するカワセミはいないから、これ幸いと自分たちの“領地”にしちゃったのか。
善福寺公園の上池と下池を支配する“大帝国”の樹立か?
そんなことをいってると、メスのカワセミが飛んできてとまった。
ひょっとしてヤエちゃん?
大口をあけると、口の中が真っ赤っかに見える。
公園のあちこちに「善福寺池の生きもの~水の中の在来種~」というタイトルのポスターが張ってあった。
モズクガニからナマズから、いろんな生きものが生息しているらしいが、その中にニホンウナギも。
何と、善福寺池にはウナギがいるの!?
下池を周して再び上池に向かっていると、さきほどのジョウビタキがまだウロウロしていた。
水辺でスックと立つ大雄々しい姿。
まだしばらくは北に帰らず公園にいてくれそうかな?
上池に戻ると、オスらしいカワセミが目の前を飛んで行って、とまったかと思ったらエサをゲットして飛び去っていった。
さらに池をめぐっていると、メスのカワセミ。
さきほど下池にいたヤエちゃんが戻ってきたの?
やがてエサをゲットして飛び去った。
飛び去った方向を探すと、池の遠くの対岸に2羽が並んでいた。
まだオスからの求愛のための魚のプレゼントはないんだろうか?
レンギョウの花が咲き始めた。
春がやってきている。