善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

ウグイスと追いかけっこ

火曜日朝の善福寺公園は快晴。気温はきのうと同じぐらいだが、風がないので助かる。

 

公園に着くとさっそくシロハラがお出迎え。

それにしては威張ってる感じ。

 

まずは上池をめぐる。

いつもの場所にはメスのカワセミのヤエちゃん。

ジッと水面を凝視している。

下池に向かっているとジョウビタキのオスが地面におりてきていた。

赤い実をゲットしたよ!

ジョウビタキがよくやる首をかしげるポーズ。

あれは別にかわいく見られたいためのポーズではない。

肉食動物の目はたいがい前方についているが、あれは狙った獲物をよく見るためであり、逆に草食動物の目が両側に離れてくついているのは、自分を狙う天敵がよく見えるようにするためといわれる。

天敵はどこから襲ってくるかわからない。そこで、それこそ360度の視界を保てるように頭の両側に離れてついているというのだ。

ただし、そうすると正面が見えにくくなるので、首をかしげて片方の目で正面を見て、位置を正確に確認しているのだという。

 

藪の中からウグイスの地鳴きが聞こえる。

どうやら2羽のウグイスが藪の中を移動しながらエサを漁っているようだ。

一瞬、姿を見せてくれたところ。

すぐにまた藪の中に隠れて、左に行ったり、右に行ったりしている。

しばらくの間、ウグイスを追っかけるが、その素早いこと。

ウグイスのすばしっこさを詠んだ芭蕉の句を思い出す。

 

鶯や柳のうしろ藪の前

 

ウグイス(左)とシジュウカラ(右)のツーショット。

 

ウグイスがいなくなったら、再びあらわれたのがジョウビタキ

尾っぽをふりふり移動中。

すばしっこいウグイスと違って、ジョウビタキは少しだけジッとしていてくれる。

 

下池をめぐっていると、ジョウビタキのメスが枝にとまったが、カメラを向けたらいなくなった。

ところが、上池に戻ると、池のほとりにジョウビタキのメス。

もちろんさっきのとは別の子だろう。

とすると公園にはジョウビタキのメスが2羽いる?

赤い実を食べたいのかな?

と思ったが、そのまま飛び去っていった。

 

すると今度はカワセミのメスのヤエちゃんがあらわれた。

いつもはオスのムッくんがいるあたりなんだが、そういえばこのところムッくんの姿がない。

どこ行ったのかな?

 

公園から帰ろうとしたら、最初、シロハラが出迎えてくれたあたりにジョウビタキのメス。

だいぶ前からいるらしいから、池のほとりで見たのとはまた違う子だろう。

とすると公園にジョウビタキのメスは3羽いる?

ほかにもオスのジョウビタキがいて、まさか公園はジョウビタキの楽園?