善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

今年の締めはシメ

12月31日日曜日、大晦日の朝の善福寺公園は、はじめ雨、のち晴れ。

 

けさは上池の3羽のカワセミが勢ぞろい。

まずはオスのマルちゃん。

雨に濡れながらもエサをねらっている。

 

池をめぐっていると、少し離れたところにオスのムッくん。

 

メスのヤエちゃんも元気な様子だ。

 

下池をめぐるころには雨も上がって日が差してきた。

再び上池に向かっていると、ジョウビタキのオスが姿を見せた。

枝を移動しながらエサ探し中かな?

 

ウグイスも藪の中から出てきた。

枯れ葉に潜んでいる虫でも探しているのかな?

夢中になってエサをついばんでいる。

 

公園を1周して帰ろうとしたら、シメが枝にとまっていた。

なかなか精悍な目つき、それに丈夫そうなくちばし。

脚の爪も鋭く伸びていて、痛たソー。

くちばしの色が蠟に似ているというので「蠟嘴鳥(ろうしょうちょう)」の異名もあるそうだが、太くて短いシメのくちばしは強靱な力を持っていて、固い草木のタネをバリバリとかみ砕き食べちゃうのだとか。

シメの学名の「Coccothraustes coccothraustes」というのも「穀物を粉砕するもの」という意味のギリシア語に由来しているという。

それにしても今年1年の締めはシメで、何となくメデタイ感じで、おあとがよろしいようで・・。