善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

透明感のある美しいクサカゲロウ

水曜日朝の善福寺公園は曇り。湿度が高く、風がなくてムシムシ。 きょうは31日。8月も終わりだ。 ホトトギスの花が咲き出した。 紫色の斑点を鳥のホトトギスの胸にある斑点に見立てて名がついたといわれる。 上池をめぐっていると、池のほとりの花のつぼみの…

きのうのワイン+映画「真実の行方」ほか

アルゼンチンの赤ワイン「カイケン・エステート・カベルネ・ソーヴィニヨン(KAIKEN ESTATE CABERNET SAUVIGNON)2019」 (写真はこのあと牛肉焼き) チリのモンテス社がアルゼンチンで手がけるワイン。 カイケンとは、アンデス山脈の渡り鳥ガンの現地名。チ…

子カマキリの尻上げポーズ

火曜日朝の善福寺公園は曇り。空は薄暗く、涼しい朝。 上池を半周して下池へ。 きのうと同じようなところに、けさは若いゴイサギ同士が2羽でニラメッコ?していた。 右側のは白い斑点(星)が目立つから、まだ幼いホシゴイ(ゴイサギの幼鳥のこと)のようだ…

コブシの実が色づきはじめた

月曜日朝の善福寺公園は曇り。空は比較的明るい。涼しい朝で、その後、晴れ間ものぞく。 上池の木陰の見づらいところにオスのカワセミ。ブンジ(B2)くんか。 下池にまわると、2羽のゴイサギが近寄っているのだが、1羽は葉っぱの陰からエサを狙っている。 そ…

8月生まれ?のカワセミ幼鳥

日曜日朝の善福寺公園は曇り。比較的涼しい。 途中、小雨が降るがやがてやむ。 上池をめぐっていると、茶色のカマキリ。 と思ってよく見ると、脚は緑で翅の部分も一部緑でツートンカラーになっている。 茶色のカマキリでも前翅の部粉は必ず緑色になる、とい…

きのうのワイン+映画「あなたを抱きしめる日まで」ほか

チリの赤ワイン「マプ・グラン・レゼルヴァ・カベルネ・ソーヴィニヨン(MAPU GRAN RESERVA CABERNET SAUVIGNON)2020」 シャトー・ムートンを所有するロスチャイルド社がチリで手がけるワイン。 カベルネ・ソーヴィニヨン100%で、生産地は南北に細長いチリ…

迷彩柄のウンモンスズメ

土曜日朝の善福寺公園は曇りのち晴れ。朝からムシムシ。 上池では、けさもカワセミのオスのブンジ(B2)らしき姿。 メスのH子はなかなか顔を見せてくれない。 下池に向かうと、全身真っ赤なベニイトトンボ。 大きな複眼まで赤い。 ミズヒキの花の上で小さな…

最近読んだ本「噤みの家」「竹本義太夫伝 ハル、色」

リサ・ガードナー「噤(つぐ)みの家」(訳・満園真木、小学館文庫)を読む。 原題「NEVER TELL」 3つの関係のないと思われた事件がやがて1つにつながっていく。 これだからミステリーはおもしろい。 ボストンの住宅街。高校の数学教師のイヴリンが家に帰る…

ムーミンの顔が隠れてるウンモンクチバ

金曜日朝の善福寺公園は曇り。今にも雨が降りそうな空だが、何とか降らないでいてくれる。 上池を半周して下池に向かうと、太い木の幹にナナフシらしいのが張りつくようにしていた。 枝からぶら下がっていたらわからなかったかもしれないが、これならすぐわ…

ヤマトシジミの斑紋がおかしいのは?

木曜日朝の善福寺公園は曇り。すごしやすい朝。 上池ではオスのブンジ(B2)くんらしきカワセミ。 下池にまわると、きのうゴイサギがいたあたりに、けさはアオサギ。 葉っぱの上にとまっていたシジミチョウ。 ヤマトシジミのようだが、よく見ると脚まで真っ…

カールした翅をもつ蛾

水曜日朝の善福寺公園は曇りのち晴れ。朝から蒸し暑い。 上池を半周して下池に向かっていると、暗い林の中でサトノキマダラヒカゲが目立つ。 しかし、どれも飛び疲れたようで、翅はボロボロ。 多少翅のきれいなのもいた。 下池をめぐっていると、カワセミの…

きのうのワイン+映画「浮き雲」「アレクサンドリア」ほか

スペインの赤ワイン「セレステ・クリアンサ(CELESTE CRIANZA)2019」 フランスとの国境に近いバルセロナの近郊ペネデス地方でワインを造り続けて140年以上の歴史を持つトーレスのワイン。 標高900mの山の頂上、PAGO DEL CIERO(天空の畑)でつくられるワイ…

ウンカか?ミバエか?不思議な模様

火曜日朝の善福寺公園は曇り。朝からムシムシ。風が吹くと涼しいんだが。 きょうは「処暑」。暦の上では暑さ収まる日。 上池をめぐっていると、羽化したばかりのセミがおなかを見せていた。 殻から抜け出たホヤホヤの体。純真無垢とはこのことか。 下池にま…

秋の七草 萩の花

月曜日朝の善福寺公園は曇り。涼しい朝。 上池には、けさもオスのブンジ(B2)くんらしきカワセミの姿。 秋の七草のひとつ、ハギ(萩)が咲いていた。 マメ科の植物なので、花も豆のような蝶形花。 秋の七草はほかに、オミナエシ(女郎花)、ススキ(尾花)…

バンビみたいなイチモンジセセリ

日曜日朝の善福寺公園は曇り。涼しい朝。途中、ポツリポツリときたがやがてやむ。 上池にはブンジ(B2)くんらしいオスのカワセミ。 シオカラトンボがぶら下がってとまっている。 そのほうがラクなのかな。 ウズグモが見事な渦巻きをつくっていた。 下池に回…

市原湖畔美術館 ミロコマチコ展

千葉県市原市にある「市原湖畔美術館」に、「ミロコマチコ いきものたちはわたしのかがみ」展を観にいく。 ミロコマチコは画家で絵本作家。豊かな想像力と色彩感覚、画面から飛び出るのではないかと思うほどののびのびとした造形が魅力の絵が特徴。大阪・枚…

左巻きカタツムリ生き残りのナゾ

土曜日朝の善福寺公園は晴れたり曇ったり。曇っているときは比較的涼しい。 幹に張りつくようにしていたのは白い点がいっぱいあるコガネムシかな? 大きめのカタツムリ。触角を伸ばしているが、殻は左巻き。 カタツムリ界で圧倒的に多いのは右巻きのはず。し…

きのうのワイン+映画「長いお別れ」ほか

チリの赤ワイン「アイランド・イースター・カベルネ・ソーヴィニヨン(SLAND EASTER CABERNET SAUVIGNON)2021」 (写真はこのあと牛ステーキ) チリを代表するワイナリー、コンチャ・イ・トロ傘下のワイナリーであるクイマイのワイン。 コンチャ・イ・トロ…

待ち伏せする生きものたち

木曜日朝の善福寺公園は曇りのち雨。 午前中は雨予報だったが、曇り空だったので出かけていくと、やっぱり降ってきた。 雨が降ってても上池にはカワセミ。 オスのブンジ(B2)くんのようだ。 下池をめぐっていると、ミズヒキの細い枝に脚の長いクモが隠れて…

きのうのワイン+「安市城 グレートバトル」ほか

フランス・ボルドーの赤ワイン「ムートン・カデ・ルージュ・クラシック(MOUTON CADET ROUGE CLASSIQUE)2018」 メドック格付け第一級シャトーを所有するバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドが、本拠地ボルドーで手掛けるワイン。 1930年発売当時のラベ…

グラマラスなハチの正体

水曜日朝の善福寺公園は曇り。きのうよりは多少気温が低いが、ムシムシ度は変わらず。 上池をめぐっていると、若いアオサギだろうか、まだ若いからか毛並みがよさそう。 ヤマボウシの実が色づいてきた。 小さい秋、見つけた。 上池から下池に向かっていると…

リューイン「祖父の祈り」とコナリー「潔白の法則」

マイケル・Z・リューイン「祖父の祈り」(田口俊樹訳、ハヤカワ・ポケット・ミステリ) 「アルバート・サムスン」シリーズや「パウダー警部補」シリーズのマイケル・Z・リューインの最新作。 1942年生まれだから今年80歳になるはずだが、健在を示す一作。 未…

ニセの頭を持つツバメシジミ

火曜日朝の善福寺公園は曇りのち晴れ。朝から蒸し暑い。 公園に着くなりツマグロヒョウモンと遭遇。 花の蜜を吸うでもなく、休憩中だろうか。 もともとは南方系のチョウ。地球温暖化によることもあるが、幼虫がパンジーなどスミレ類を広く食べることから園芸…

きのうのワイン+映画「クライング・ゲーム」ほか

今回も冷やしておいしい赤ワインを2本。 チリの「モンテス・アウター・リミッツ・サンソー(MONTES OUTER LIMITS CINSAULT)2021」 ワイナリーはモンテス。「OUTER LIMITS=ぎりぎりの限界」の名前の通り、ワインにピッタリのブドウが栽培できる限界の地、太…

カワウが巣づくり始めた?

月曜日朝の善福寺公園は快晴。朝から暑い。きょう15日は終戦の日。 羽化直後のセミ。 青く白く清楚な姿。 77年前のあの日も、同じようにして羽化するセミの姿があっただろう。 上池では、カワセミのオスのブンジ(B2)くんかな。 池をめぐっていると、カワセ…

秋を告げるセミ ツクツクボウシ

日曜日朝の善福寺公園は曇り。 台風一過の朝。しかし、昔は台風一過というと翌日は日本晴れだったが、最近は台風が過ぎ去っても空はどんよりはっきりしないことが多い。 それでもこのところの暑さに比べれば、さわやかな朝。 公園に着くと、上池でカワセミが…

きのうのワイン+「エール」「ブラック・スワン」ほか

ニュージーランドの赤ワイン「ハカ・メルロ(HAKA MERLOT)2019」 HAKA(ハカ)とはもともと、ニュージーランド・マオリ族の戦士が戦いの前に手を叩き足を踏み鳴らして舌を出し、自らの力を誇示し、相手を煽るときの呪術的な踊りだったろう。 現在でも、ラグ…

羽化するセミの形いろいろ

土曜日朝の善福寺公園は曇りのち晴れ。 台風は午後から夜にかけて関東地方を直撃するらしいが、朝は明け方の雨がやんだので、そのスキついて散歩へ。 けさは公園のあちこちで羽化途中のセミを見る。 セミたちも、雨がやむのを待っていたのか。 羽化直後のセ…

セミの羽化真っ盛り

金曜日朝の善福寺公園は晴れ。風が強い。台風接近の影響だろうか。 シオカラトンボが翅を休めていた。 ミンミンゼミが鳴くこともなくジッとしている。 その近くに、羽化直後のセミ。 アブラゼミかな。 まだ白っぽくて透明で、翅は幻想的な青色、縁のあたりは…

礼儀正しいクワガタ

木曜日朝の善福寺公園は晴れ。暦の上では立秋(8月7日)をとっくにすぎて、残暑お見舞いの候だが、蒸し暑さは相変わらず。ときおり吹く風が救いだ。 上池の端のいつものところにカワセミのオスのブンジ(B2)くんか。 直線の白帯(はくたい、隠れ帯)の上に…