善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

カワウが巣づくり始めた?

月曜日朝の善福寺公園は快晴。朝から暑い。きょう15日は終戦の日

 

羽化直後のセミ

青く白く清楚な姿。

77年前のあの日も、同じようにして羽化するセミの姿があっただろう。

 

上池では、カワセミのオスのブンジ(B2)くんかな。

 

池をめぐっていると、カワセミの声がして、先回りして待っててくれたブンジくん。

 

けさもウズグモの渦巻きを2つ発見。

きれいに渦を巻いている。

 

下池をめぐっていると、片脚立ちのゴイサギが獲物を狙っている。

何て器用な。

 

善福寺川の源流付近では、見つめ合うカルガモ

 

葉っぱの陰にいた大きめのコガネムシは、コフキコガネのメスかな。

雄は触角が大きいが、メスは目立たない。

 

羽化して間もないツクツクボウシ

真ん中の個眼が赤く光っている。

 

イチモンジセセリかな。

茶色くて、後翅に白い斑点がつながった一文字模様のセセリチョウ

 

毛むくじゃらの幼虫。

はじめドクガの幼虫かと思ったが、どうやらナシケンモンの幼虫のようだ。

ナシケンモンはヤガ科で、漢字で書くと「梨剣紋蛾」。成虫の前翅に剣状の斑紋があり、幼虫がナシの葉を食べることに由来するという。

近くにナシの木はなく、実際にはそれほどナシへのこだわりはないみたいだ。

 

池のほとりを歩いていると、目の前でシオカラがとまった。

 

ウが木陰にいるのでよく見ると、細い枝をくわえて様子をうかがっている。

夏だというのに、これから営巣でもしようというのか。

たしかに目の下のあたりが赤くなっていて、あれは繁殖オッケーを示すサインである婚姻色に違いない。

不思議に思って調べたら、カワウは人間と同じに1年中、いつでも繁殖が可能なのだという。

北は青森県下北半島では3月中旬から9月、愛知県とか大分県沖の黒島では1月から7月、東京・上野の不忍池では初秋から初夏までほぼ1年中繁殖活動がみられるという。

それでも繁殖のピークというのはあって、9~11月、2~4月の年2回がピークなんだとか。

やっぱり人間と似ているかも。