土曜日朝の善福寺公園は、きょうから10月で秋晴れの空。
上池にはブンジ(B2)くんらしいカワセミのオス。
下池をめぐっていると、池のほとりにカマキリの卵。
卵鞘(らんしょう)といって、フワフワのスポンジみたいなのに守られている。
秋が深まりカマキリの産卵の季節がやってきたようだ。
アフリカの仮面みたいなデザインのオオホシカメムシ。
それともヒシホシカメムシかな。どっちもとてもよく似ている。
いつもは翅を閉じているジャノメチョウが、珍しく翅を広げていた。
朝日をいっぱいに浴びたいのかな?
再び上池にもどって池をめぐっていると、足元に小さな小さな虫。
近づくとブラシみたいな触角がやけに目立つ。
ユスリカの仲間のようだが、立派なブラシはオスの特徴だろうか。
ユスリカといってもは人を刺すカとは違って、ハエの仲間という。
ほとんどの種類は幼虫が水生で、幼虫が体を揺するように動かすことから名がついたといわれる。
成虫は陸上で交尾を経て産卵するが、寿命は長くとも1日から数日ぐらいしかないという。
立派なブラシのような触角も、アンテナの感度をよくして少しでも早くメスを探すためか。
すぐ近くの葉っぱの陰にはオスのカワセミ。
ブンジくんとテリトリーを争う三郎くんのようなのだが。
上空をジェット旅客機が飛んでいる。
音がしないから相当高いところを飛んでるみたいだが、尾翼のデザインからANA機のようだ。
杉並区の上空を通ってどこへ行くのだろうか。