善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

さ霧消ゆる善福寺池の・・・

木曜日朝の善福寺公園は晴れ。気温低く、風も冷たい。 上池では霧が発生していて、ちょっと幻想的な雰囲気。 文部省唱歌の「冬景色」にこんな歌詞があった。 さ霧消ゆる湊江の 舟に白し朝の霜 「さ」は接頭語で、漢字では「狭」という字を当てるが、要するに…

アカコッコ?アカハラ?オオアカハラ?

水曜日朝の善福寺公園は快晴。寒さは相変わらず。きのう積もった雪は公園内の遊歩道上はほとん溶けていた。 上池を半周。メスのカワセミのヤエちゃんが、いつものお気に入りの場所にとまっていた。遠かったので近くまで行くと、すでにいなかった。 どこへ行…

雪の公園の野鳥たち

火曜日朝の善福寺公園は曇りときどき小雨。風がないのでそれほど寒さは感じない。 きのうの昼間から雪が降り続けて、公園は一面、雪景色。 ただし、もともとこのあたりは湿地帯だったこともあってか、善福寺池の まわりは雪と水でビシャビシャになっていて、…

2月5日はウグイスデー?

月曜日朝の善福寺公園は曇り。空はどんよりしている。東京地方は午後から雪の予報だが、その予兆か。 上池を半周して下池に向かっていると、けさも小川のあたりでいろんな鳥と遭遇。 まず出会ったのはアオジ。 ジョウビタキのオスも飛んできた。 場所を移動…

カワヅザクラ咲く

日曜日朝の善福寺公園は雨がやまず、昼近くなってから公園1周。 きのうは節分で豆まきをして、きょうは立春。 公園に着くと、さっそくハチジョウツグミを発見。 背伸びしている。ほかの鳥を探しているのだろうか。 小川にはけさもジョウビタキのオス。 川の…

きのうのワイン+映画「告発」「フラッシュ・ゴードン」「ヤングマスター 師弟出馬」

イタリア・プーリアの赤ワイン「ネプリカ・プリミティーヴォ(NEPRICA PRIMITIVO)2022」 1385年からというイタリア最古のワイン生産者アンティノリがプーリアで立ち上げたワイナリー、トルマレスカの赤ワイン。 プーリアはイタリア南部の州で、イタリアをブ…

水辺が好きなの?ジョウビにアオジ、メジロ・・・

土曜日朝の善福寺公園は快晴。寒さ相変わらず。風も相変わらず冷たい。 公園に着いて、けさ最初のお出迎えはハクセキレイ。 上池をめぐっていると、きのうは1羽だったオオバンがけさは2羽。 いつの間にか相手を見つけちゃって、うらやましい。 カサゴソと音…

仲よく楽しくメジロの朝食

金曜日朝の善福寺公園は曇り。きのうのあたたかさから一変、寒くて、冷たい北風が吹く。 きのうルリビタキがいたあたりには、けさはシロハラ。 何だか威張ってるみたいで、これじゃあルリビタキも寄ってこない。 上池をめぐっていると、久しぶりにオオバンが…

順番待ちしてメジロの水浴び

木曜日朝の善福寺公園は快晴。あたたかい朝。夜は冷え込むらしい。 けさはマルちゃんらしいオスの鳴き声は聞こえたが、上池に3羽いるはずのカワセミの姿はなし。 そのかわりジョウビタキのメスを発見。 休憩中なのか、まん丸の体。 おやおや?よく見ると胸の…

アオジの噛む力

水曜日朝の善福寺公園は快晴。きのうより気温は低めだが、日差しを浴びるとあたたかくなる。 けさ、まず出会ったのがジョウビタキのオス。 エサを探して移動中。 地面におりたアオジが落ちている実をついばんでいる。 よく見るとアオジの場合、実をそのまま…

ウグイスと追いかけっこ

火曜日朝の善福寺公園は快晴。気温はきのうと同じぐらいだが、風がないので助かる。 公園に着くとさっそくシロハラがお出迎え。 それにしては威張ってる感じ。 まずは上池をめぐる。 いつもの場所にはメスのカワセミのヤエちゃん。 ジッと水面を凝視している…

ジョウビタキのオスとメス

月曜日朝の善福寺公園は快晴。歩き始めは寒いが、日差しが出てくるとあたたかくなる。 咲き始めたウメの蜜を吸いにメジロがやってきた。 どの花の蜜を吸おうか、選りどり見どりだ。 上池をめぐっていると、オスのカワセミのマルちゃん。 朝日を体いっぱいに…

きのうのワイン+映画「コロンビアーナ」「愛を歌う花」

スペイン・カタルーニャの赤ワイン「サン・ヴァレンティン・ガルナッチャ(SAN VALENTIN GARNACHA)2021」 (写真はこのあとパエリア) 生産者はトーレスで、ガルナッチャはスペインを代表する赤ワイン用ブドウ品種。 トーレスのワインというと「サングレ・…

水上のウグイス

日曜日朝の善福寺公園は曇り。ときおり薄日が差すものの、風が冷たい。 公園に着くと、足元で黄色い花が咲いていた。 テカテカの光沢のある花。ヒメリュウキンカのようだ。 早春に咲いて春の訪れを知らせる花だが、それにしてもずいぶん早い。 いつものよう…

オレンジ色のおなかハチジョウツグミ

土曜日朝の善福寺公園は快晴。寒さは多少ゆるむものの、北風が冷たい。 公園に向かっていると、中空にまん丸い月。 きのう26日は、今年最初の満月だった。 アメリカの農事暦では「ウルフムーン」。 先住民の風習に由来して、厳しい寒さが続く1月、おなかを…

きのうのワイン+映画「フル・モンティ」「反則王」「カウボーイ」

チリの赤ワイン「エスクード・ロホ・レゼルヴァ・カベルネ・ソーヴィニヨン(ESCUDO ROJO RESERVA CABERNET SAUVIGNON)2021」 (写真はこのあと牛のサーロインステーキ) フランス・ボルドーのメドック格付け第一級、シャトー・ムートンを手がけるバロン・…

恋の相手探し?アオゲラ

金曜日朝の善福寺公園は快晴。はじめ、きのうと変わらず厳しい寒さだったが、日差しにあたってるとあたたかくなる。 けさはまずアオゲラと遭遇。 鳴き声がして見上げると、サクラの木にとまっていた。 アオゲラは「キョッキョッ」と鳴いたり「ケラララ」とも…

大物ゲットで悪戦苦闘のカワセミ

木曜日朝の善福寺公園は快晴。この冬一番(と思えるほどの)寒さ。 上池をめぐっていると、メジロの群れと遭遇。 そのうちの1羽が枝に止まって動かない。 朝の日差しを浴びて、まん丸になって暖をとっているのかな? ちょっと背伸びしたところ。 どっかと座…

ウワサの阿佐ケ谷「豚八戒」

友人と連れ立って、以前から行きたかったJR中央線・阿佐ケ谷駅近くの「餃子坊 豚八戒」へ。 「豚八戒」と書いて「ちょはっかい」と読む。中国・明代の長編小説「西遊記」に出てくる「猪八戒」にあやかった店名だろうが、猪ではなく豚肉を食べるからそのシャ…

帰ってきたルリビタキ

水曜日朝の善福寺公園は快晴。きのうより気温低く風が冷たい。 上池のカワセミは、けさは2羽を目撃。 葉っぱの陰にとまったのはマルちゃんらしきオスのカワセミ。 同じオスのカワセミのムッくん。 小魚をねらってダイブするも失敗。次の獲物をねらっていた。…

ウメにウグイス、ではなくメジロ

火曜日朝の善福寺公園は薄曇り。夜中に雨が降ったのか、地面が濡れていて、風はないが空気は冷たい。 上池の木の陰にいたのはマルちゃんらしいオスのカワセミ。 羽繕いに忙しかった。 下池よりの池の端のほうにはメスのヤエちゃん。 なぜか獲った小魚を相手…

上にはアオジ、下にはウグイス

月曜日朝の善福寺公園は快晴。風はなく、気温も高め。 上池をめぐっていると、カイツブリの様子がおかしい。 よく見ると、お尻のほうの御髪が乱れていた。 いつもはきれい羽毛をしているが、たまにはこういうこともあるのだろう。 3羽のカワセミのうち、マル…

雨の中の野鳥たち

日曜日の朝は夜来の雨が降り続いていて、朝の散歩はなし。やむのを待って昼すぎに公園へ。途中、再び雨が降り出したが、気温が高く、鳥たちとも出会う。 まずは公園サービスセンターのギャラリーできょうから始まっている「善福寺公園 冬の野鳥たち 渡部公威…

アキ・カウリスマキの「枯れ葉」に描かれた「竹田の子守唄」と「労働者」

東京・新宿の新宿シネマカリテで上映中のフィンランド映画「枯れ葉」を観る。 2023年製作。 原題「KUOLLEET LEHDER」 監督・脚本・製作アキ・カウリスマキ、出演アルマ・ポウスティ、ユッシ・ヴァタネン、ヤンネ・ヒューティアイネン、ヌップ・コイヴほか。 …

水辺の生きもの探すジョウビタキ

土曜日朝の善福寺公園は曇り。冷え込みはそれほどではないが、北風が冷たい。 暦の上では「大寒」。次は2月4日の「立春」だ。春近し? けさは2度にわたってジョウビタキのオスと出会う。 まずは上池を半周して下池に向かう途中の小川(遅野井川)。 川の近く…

アキ・カウリスマキの「労働者三部作」

一度は引退を表明したフィンランドのアキ・カウリスマキ監督が復帰して、6年ぶりにメガホンをとった映画「枯れ葉」が、去年暮れから今年1月にかけて劇場公開されている、というので民放のCSで彼の過去作品が連続して放送された。 新作の「枯れ葉」は、彼が過…

アオジのダルマさん

金曜日朝の善福寺公園は曇り。きのうに比べて気温は高め。西高東低が崩れて関東地方の天気はあす、あさってにかけて下り坂のようだが。 けさも上池には3羽のカワセミ。 まず見つけたのはオスのマルちゃん。 このあたりは同じオスのムッくんと競合していると…

賢いコサギのエサの獲り方

木曜日朝の善福寺公園は晴れ。寒さは多少ゆるみ、池の氷も溶けていた。 けさも上池のいつもの場所にオスのカワセミのマルちゃん。 “帰って来たマルちゃん”を連日見るようになった。 上池を半周して下池に向かう。 途中の小川(遅野井川)にはめずらしくコサ…

きのうのワイン+映画「トム・ホーン」「ラヴィ・ド・ボエーム」

カイケン・エステート・カベルネ・ソーヴィニヨン(KAIKEN ESTATE CABERNET SAUVIGNON)2021」 (写真はこのあとチキンのグリル) チリのモンテス社が、アンデス山脈を越えて隣国アルゼンチンで手がけるワイン。 「カイケン」とはアンデス山脈の渡り鳥ガンの…

池の氷とカワセミの関係

水曜日朝の善福寺公園は快晴。風はないが冷え込みがキツい。 それもそのはず、池には今冬初めて氷が張っていた。上池は7割がた、下池も半分ほど薄い氷におおわれていた。 氷が張っていると水の中の小魚を捕らえて食べるカワセミには不利だ。 カワセミは1、2…