月曜日朝の善福寺公園は曇り。空はどんよりしている。東京地方は午後から雪の予報だが、その予兆か。
上池を半周して下池に向かっていると、けさも小川のあたりでいろんな鳥と遭遇。
まず出会ったのはアオジ。
ジョウビタキのオスも飛んできた。
場所を移動しながら、水辺のエサを探しているようだ。
すると再びアオジの姿。
やさしいお顔してるからメスかな?
メジロもいたし、カワセミもやってきたが、なぜかけさは小川の水が少なかったからか、カワセミはすぐにいなくなってしまった。
下池ではやけに何度もウグイスと出会う。
2月5日はウグイスデー?
いつもはヨシの中を移動していてなかなか姿を見せないが、けさは池の淵までやってきて、目の前の梢をめぐっていく。
おそらくウグイスにも個性があって、岸から離れたヨシの中の方が天敵に襲われないし人間もそばにやってこないので安心だというのもいれば、いやいや、自由にあちこち行っておいしいものを食べるんだいっ、とばかり、人がいる近くまでやってくるのもいるのだろうか。
あるいは、ヨシの中のものは食べ尽くして、エサ場を広げているだけなのだろうか。
とにかく、けさは何度もウグイスと出会えて、格別な朝となった。
メジロも群れでやってきていた。
アオサギが首を伸ばしてエサをねらっている。
再び上池に戻ると、ジョウビタキのメスがやってきていた。
池の淵の水面すれすれのところまでおりてきていたから、木の実ではなく虫かなんかを探していたのか。
池のほとりのウグイスカグラが咲き出した。
名前の由来は、ウグイスがこの木の茂みの中に隠れたり、枝を渡り飛ぶ様子がまるで神楽(かぐら)を踊ってるようだというのでついたらしいが、実際にウグイスがやってきて神楽を踊ってるところはまだ見たことない。
何日ぶりかでハチジョウツグミ。
オレンジのまだら模様が鮮やか。
よく見るとくちばしの先がちょっぴりかぎ状っぽいが、ハチジョウツグミの食性は雑食だが肉も好きなんだろうか?
上から下を見回していて、エサを探しているふうだった。
そのハチジョウツグミの視線の先には、スミレが咲いていた。
きのうは立春で、暦の上では春が到来している。