善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

アオジのダルマさん

金曜日朝の善福寺公園は曇り。きのうに比べて気温は高め。西高東低が崩れて関東地方の天気はあす、あさってにかけて下り坂のようだが。

 

けさも上池には3羽のカワセミ

まず見つけたのはオスのマルちゃん。

このあたりは同じオスのムッくんと競合しているとのうわさもあるが。

 

そのムッくんはいつものお気に入りの場所に。

 

下池寄りの“定位置”にいるのがメスのヤエちゃん。

最初、池をめぐったときはいなかったが、下池を1周して再び同じ場所に戻ってきたらとまっていた。

どこかへエサ獲りに行ってたのだろう。

 

上池と下池の間の小川(遅野井川)にはジョウビタキのオスのジョビ男くん。

水浴びしたいのか、水辺の近くまでおりてきた。

しかし、すぐに高いところに移って様子をうかがっている。

枝の上からまわりをキョロキョロ。

小川に沿って散歩中の人が通ったりするから、だれもいなくなったときにゆっくり水浴びするつもりなのかもしれない。

 

おなかを膨らませて、まるでダルマさんみたいなアオジ

もちろん食べてすぎて肥満体になっているわけではない。

アオジに限らず鳥の羽毛は、ふだんは体にピタッと寝かせた状態なのでとてもスリム。しかし、冬の寒い時期になると、羽毛を立たせて羽毛のすき間に空気を溜め込むようにして、保温効果を高めようとする。

それで体がふくらんだように見えるというわけだが、そうした鳥たちの知恵を人間が拝借したのが羽毛布団ということになる。

 

下池をめぐっていると、ウグイスがヨシの中をエサを求めて飛んでいる。

しかも、1羽じゃなくて少なくとも3羽はいる。

ウグイスは非繁殖期の冬などは単独で暮しているといわれるが、ときには小さな集団でエサを探すこともあるのだろうか。