善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

絶品!佐渡のスルメ

もう10年以上も前になるだろうか。新潟・佐渡に仕事で行く機会があり(それも日帰りで)、新潟港から船で両津にわたり、そこからタクシーをチャーターしてタライ舟で有名な小木まで行き、とっかえして再び夕方の船で新潟に戻るスケジュールだった。 両津港で…

一升瓶の悲劇

実は壊れたエアコンを買い換えたついでに冷蔵庫も買い換えた。以前よりちょっぴり大きめの、その冷蔵庫がわが家にやって来て、真っ先に日本酒の一升瓶を入れようとドアを開けて凍りついた。 なんと、一升瓶が縦に入らないのである。ええっ、と腰を抜かしてし…

花見の場所取りあれこれ

日曜日の善福寺公園。2、3日前は1~2分咲きだったソメイヨシノも、今日は3~4分咲き、木によっては満開に近いのも。けっこう咲いてきた。 場所とりもあちこちで。定番のブルーシートのほかに、ビニールテープで四角く囲うのがいくつか見られたが、最近のはや…

美大生の就活展

2日続きでテレビの話題で恐縮だが、けさのNHKニュースの中で「美大生の就活展覧会」の話題を放送していた。 それによると(といってもきのうと同じで、記憶を頼りにしているので誤りもあるかもしれないが・・・)、このところの就職難は美大生にはさらに…

雨上がりの公園

ここのところ雨続きで、久々の晴れ間がみえたので善福寺公園をめぐる。 地面はまだ濡れているが、上池のベンチでくつろぐ人々が意外と多い。仲良くおしゃべりしているが、みなさんお年を召した方ばかり。老人会の催しだろうか。「さくら~、さくら~」と懐か…

ボロジノ娘

けさのNHKニュースを見ていたら、「島の3人娘が地元の中学を卒業して旅立っていく」と、沖縄の南大東島の話をとりあげていた。 南大東島は那覇からさらに飛行機で1時間の太平洋にぽっかり浮かぶ小さな島。人口は1400人ほど。この島で、「ボロジノ娘」と…

エアコン工事代金

冬の終わりに寝室のエアコンが壊れてしまい、「どうせ寝るだけだから」と湯たんぽでしのぐが、3月中に買い換えればエコポイントもつくし年度末セールで安く済むというので、「安さ世界一」をめざすとかなんとかのコジマで大廉売のエアコンを購入。 さてその…

歌舞伎座さよなら公演「御名残三月大歌舞伎」

歌舞伎座さよなら公演「御名残三月大歌舞伎」を観る(23日の第1部)。 それにしても「加茂堤」が30分、休憩30分で楼門五三桐(さんもんごさんのきり)が15分、また30分休んで女暫(おんなしばらく)が1時間。上演時間1時間45分、休憩も負けじに1時間で1等席…

事件発生!?

朝8時の善福寺公園。日差しは明るいが風が冷たい。 上池の弁天島にシラサギが3羽、ゴイサギが4羽。カモたちはノンビリ。 下池に行こうと信号を渡ると、「立入禁止 警視庁」の黄色いテープ。スワ事件発生?! こわごわと近づくと、公園の向いの民家の巨木に大…

サクラ次々と

嵐が過ぎ去ったあとの善福寺公園。 上池でもサクラ(ソメイヨシノ)が咲き始めている。 そうなると満開は来週末あたりですな~。 夜来風雨の声で落ちた枝があちこちに。 ナント風を受け流すはずの柳の枝まで折れていた。 弁天島にはゴイサギがいなくてシラサ…

二槽式洗濯機

きのうの「朝日」声欄(3月19日付)に載っていた投書に感銘を受けた。北九州市八幡西区在住の80歳の女性からの投稿で、概略次のような内容だ。 わが家の洗濯機は今どき珍しいかもしれないが二槽式です。 長年の使用のためか脱水の方のタイマーが壊れ、タイマ…

開花その後

朝8時、上池の弁天島にゴイサギが3羽、仲良く並んでいる。 そばにほかのゴイサギもいて、合計5羽。 池の上はカルガモとキンクロの天下。きのうまで数羽いたオナガはいない。最後の北帰行組みとなったのだろうか。 下池に回ると、きのう咲いていたサクラ(ソ…

サクラ咲く!

クロマグロ禁輸否決よりホットなニュース。 善福寺公園のサクラが咲きました! 2輪、3輪・・・、朝8時ごろの時点ですので、今日中にもっと咲くでしょう。 ただし、咲いているのは1本だけで、ほかはまだ。 それでも2、3日中には開花の予想。 この分でいくと、…

善福寺公園のサクラ、まもなく!

善福寺公園で、いつも一番早く咲く下池のサクラは、本日の昼間段階でもはや開花寸前。今にも咲きだしそうなのが数輪あります。ほかの木のつぼみもぷっくりとふくらんできました。 気象協会は東京の開花予想を24日と発表していますが(気象庁は今年から発表と…

外環どうなってる?

あちこちの公園を占領して、盛んに外環の「地質調査」が行われていますが、きのう(16日)前原国交大臣が記者会見で、あらためて「高速道路建設抑制」を示唆する発言をしていますね。当然、外環を含めての話でしょう。 前原誠司国土交通相は16日の閣議後の…

開花 秒読み

3月16日の善福寺公園。 上池のキンクロハジロは相変わらずノンビリしているが、オナガガモはますます少なくなって、数羽しかいない。今朝までにほとんどが北へ帰って行ったに違いない。 残ったオナガはどうするのだろうか? ただ、下池ではまだ結構な数のオ…

北帰行

3月15日午前11時ごろの善福寺公園。 上池・弁天島ふきんにシラサギ、ゴイサギ、ウが1羽ずつ。 と思ってみまわすと、やけにキンクロばかりで、ほかのカモが少ない。 少ないのはオナガガモで、勘定したら10羽ぐらいしかいない。 きのうおとといはもっといたは…

アササン通信 こぶしの唄

3月14日朝8時ごろの善福寺公園。 晴れ。風少し。はじめ空気が冷たかったが、太陽を受けて次第に和んでいく。 上池の弁天島に、きのうはゴイサギを4羽確認したが、きょうは5羽、6羽・・・。 森の中にたくさんいて、ひっそりとしている。 シラサギも1羽、虚空…

善福寺公園は花盛り

ホントはこれを書きたくてブログを始めたのだが。 朝の善福寺公園散歩、アササン報告。 ここんとこ土日雨だったが久々の晴天。ただし風あり。 上池の弁天島にゴイサギが4羽、シラサギ2羽、ウが1羽。 カモに混じって、上池ではめったに見かけないバンが1羽。 …

ローマです!

大学生の息子がローマ旅行から帰って来た。炊きたてのご飯を食べさせてあげる。 1週間のローマ滞在の旅。といっても行き帰りの時間を除けば正味ローマにいたのは4日間ほど。それでも学割で8万円ナニガシで行ってこられるのだから、格安の旅だ。もちろん向う…

幸せな床屋

行きつけの床屋が住宅街の中の小さな店通りにある。 行きつけといっても日ごろの無精のせいで2~3カ月に1回ぐらいなのだが、かれこれ10数年もその床屋にしか行ってない。主人は70歳をとっくにすぎたオバチャン(みんなは親しみを込めてそう呼んでいる)。…

プロフェッショナル 濃口尚彦

9日放送のNHK「プロフェッショナル・仕事の流儀 魂の酒 秘伝の技~杜氏(とうじ)・濃口(のぐち)尚彦」を見る。 かなり昔、濃口さんの酒づくりの現場を、一晩泊まり込みで見学したことがある。 現在、濃口さんは石川県加賀市の「常きげん」という酒蔵…

善福寺公園にサクラ咲く

このところ土日に雨つづきでなかなか行けなかったが、久々の晴れ間なので善福寺公園へ。 曇り空だが風なく、すごしやすい。 上池は、昼間だったので子連れのお母さんの団体?でにぎやか。カモたちものんびりしている。 弁天島にシラサギ1羽、杭の上にウが2…

NHKのど自慢チャンピオン大会

夕方の雑務が早く終ったので、きのうの夜はNHKのど自慢チャンピオン大会を見る。 グランドチャンピオンに選ばれたのはブラジル出身の男性。五木ひろしの「契り」を歌ったが、格段にうまかったから当然だろう。 準優勝にあたる優秀賞に選ばれた千葉県館山…

インビクタス 負けざる者たち

東京・杉並区にある善福寺公園が好きで、その散歩の日々をつづる目的ではじめたブログ。 なのに雨で散歩はお休みで、行ってきたのが「インビクタス 負けざる者たち」。 ただいま公開中の映画で、監督はクリント・イーストウッド。 ネルソン・マンデラ役のモ…

等伯最晩年の物語

ついに等伯最晩年の物語でーす! 今回の展覧会には等伯の最晩年の作品がいくつか出展しています。 「竹林七賢図屏風」は1607年、等伯69歳のときの作。 「日通上人像」は1608年の作。日通上人は京都・本法寺の住職で、 等伯とは長きにわたって交友があった人…

長谷川等伯物語 第7回 佳境

--- ハセトー物語もいよいよ佳境へ。 きのうの続きは今日の続き、第7回。 1599年、等伯60歳のときに描いた「仏涅槃図」も必見です。 息子の久蔵の7回忌に描いたもので、表装も含めると高さ10mの超大作。 見るときは首が疲れそうです。 前年の98年、秀吉が6…

波瀾万丈 長谷川等伯(ハセトー)物語・その6

波瀾万丈ハセトー物語・その6 智積院障壁画が完成したのは1592年ごろ、等伯53歳ごろのときです。 ところが、完成を喜んだのも束の間、等伯の片腕であり、 後継者としても期待していたセガレの久蔵が26歳の若さで夭折してしまうのです。 そればかりではあり…

「ハセトー物語」第5弾

「ハセトー物語」第5弾。 目の上のタンコブ、狩野永徳がこの世を去った翌年、 ついに等伯にウレシイ知らせが。 秀吉が溺愛した長男鶴松がわずか3歳で死に、 弔うために建てた菩提寺(現在の智積院)の障壁画制作という、 一大事業をまかされるのです。何でも…

「等伯物語」第4話。

空想冒険活劇「等伯物語」第4話。 京に上った等伯がめざしたもの、それは自らも一派を築き、 狩野派に追いつき・追い越すことではなかったでしょうか。 はじめはそんな気はなかったかもしれませんが、京の都は刺激的すぎました。 出張で歓楽街に繰り出すキー…