善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

2011-01-01から1年間の記事一覧

七夕飾り

けさの善福寺公園は薄曇り。すごしやすい、と思ったが、歩くうちやがて蒸し暑くなる。 この時間(午前6時すぎ)、上池ではゴイサギがあちこちでエサをねらっている。弁天島近くのクイのあたりにカワセミが1羽、羽を休めている。スイレンのあたりにももう1羽…

背伸びするカワセミ

木曜日の善福寺公園は曇り。陽差しはないが、朝から蒸し暑い。 6時半からのラジオ体操を始めようとすると、上池中央のスイレンの杭のあたりに、弁天島方面からカワセミが1羽、スゥイーッと飛んでくる。しばらくジッと動かない。慌ててカメラを構えると、カワ…

ラジオ体操

きょうから、長らく中断していた(冬の間は寒くて)ラジオ体操をはじめようと早起きして、善福寺公園へ。まだ6時前というのにすでに陽差しはカーッと照りつけ、暑い。風もない。 公園を1周するとちょうど6時半少し前。ラジオ体操に間に合う。 写真は準備体操…

ツバメ乱舞

日曜日の善福寺公園は曇り。きのうきょうと涼しい。 上池の上空をたくさんの鳥が飛び交っている。 はじめ、ヒョッとしてコアジサシかなと思ったが、体が黒っぽいし、違う。どうやらツバメのようだ。 ツバメは空中を飛ぶ虫をとらえて食べる。それで池の上を乱…

新国立劇場 雨

新国立劇場で井上ひさし作の『雨』を観る(21日夜の部)。演出は栗山民也、出演は市川亀治郎、永作博美、梅沢昌代、たかお鷹ほか。 劇場入口には約1000本ものホンモノの紅花が飾られていて、ほぼ満開の見事さだった。 新国立劇場では「日本の戯曲・春から夏…

希望の光の酒 日高見

日曜日に吉祥寺・ハモニカ横丁で開催された「ハモニカ朝市」で買ってきた「日高見」(特本・本醸造)を飲む。キリリとしてなかなかいい酒だ。 ラベルを見ると「製造年月23年06月」とある。「日高見」の醸造元は宮城県石巻市にある平孝酒造。大震災によって壊…

ハモニカ横丁朝市

日曜日の善福寺公園は曇り。風はない。 上池を半周ほどして、そのまま吉祥寺へ足を伸ばす。 駅前のアーケードに差しかかると、駅の方から若者たちが群れをなして歩いてくる。日曜日の朝9時すぎというのに人の群れ。近くの大学といえば成蹊大学。何か行事でも…

夏に咲く花 夾竹桃

土曜日の善福寺公園は曇り。暑さはなく、すごしやすい。 上池にたくさんの白い花を咲かせる木があった。遠くから見るとまるで雪のようにきれいだ。 スイカズラ科ガマズミ属に属する常緑小高木のサンゴジュ。秋になると真っ赤な光沢のある実をたわわに実らせ…

コクーン歌舞伎『盟三五大切』

渋谷・Bunkamuraのコクーン歌舞伎。ことしは鶴屋南北作の『盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ)』。13日夜の公演を観る。若い人、特に女性の客が多かった。 簡単にいってしまえば、江戸の粋な2人組、猪牙舟の船頭・三五郎(勘太郎)と深川芸者…

プラハ1968 世界報道写真展2011

日曜日の善福寺公園は曇り。善福寺池をめぐる道すがら、そこここにアジサイが咲いている。 見慣れぬ白い花が咲いている。葉っぱの上に傘をさすように咲いている。ヤマボウシだという。 漢字で書けば「山法師」。その由来は、中央の丸い花穂を坊主頭に、4枚…

シネマ落語

銀座の東劇で上映中(6月10日まで)のシネマ落語「落語研究会 昭和の名人 弐」。 落語を映画で聴く(観る?)なんて、と思ったが、出演しているのが三代目古今亭志ん朝、十代目金原亭馬生、六代目三遊亭圓生、八代目林家正蔵(のちの彦六)と、すでに鬼籍に…

「6人の容疑者」

ヴィカース・スワループの『6人の容疑者』(上・下、ランダムハウスジャパン)を読む。 おもしろくて一気に読んでしまった。著者はインド人で、現職の外交官。何と現在は在大阪神戸インド総領事として日本に赴任中とか。 これが2冊目の小説で、第1作『ぼくと…

立川流落語会

きのうは国立演芸場で「立川流落語会」。昼間だというのに満員で立ち見が出るほど。 お客さんは意外と中年女性が多い。昼間だからか。 演目は、 前座の志の彦「つる」 志の春「元犬」 錦魚「猫の皿」 談慶「唖の釣り」 談之助「懐かしのスーパーヒーロー」 …

2011日本ダービー

善福寺公園下池のほとりにシロツメクサ(白詰草)の花が咲いていた。 別名クローバー。マメ科の植物で、昔はよく川の土手とか空き地に咲いていて、花のついた茎を編んで腕輪や髪飾りにしたものだ。4つ葉のクローバーを探したりもしたが、今もそんな遊びがあ…

初夏の実

日曜日の善福寺公園。晴れ。風が結構ある。 下池にある植えてまだ何年もたってない木に、実がなっていた。 まるでウメの実のようにふっくらしている。あれ? でもこの木はウメじゃない。花が咲いているときはサクラかと思ったが、サクランボとはほど遠い。花…

初夏の白い花

土曜日の善福寺公園。快晴。風が爽やか。 上池に白い花が咲いている。名という花か? 卯の花か? ボート乗り場近くにも白い花。こちらはエゴノキ。下池にもエゴノキがあり、咲き競う姿はなかなか壮観だ。 エゴノキの由来がおもしろい。実を口に入れるとのど…

5月文楽公演と神保町・嘉門

きのうは国立劇場の「5月文楽公演」。16時開演の第2部で、演目は「二人禿(ににんかむろ)」「絵本太功記(えほんたいこうき)」(夕顔棚の段、尼ケ崎の段)「生写朝顔話(しょううつしあさがおばなし)」(明石浦船別れの段、宿屋の段、大井川の段)。 意外…

メシベの執念

金土日と忙しく、仕事もたまっていて、久しぶりの善福寺公園だより。 上池ではニセアカシアの花が咲いている。 白いフサフサした花に、筆者の感想は「こぼれる涙のよう」。 一方、一緒に歩いていた連れの感想は「白子のようでおいしそう」。 うーん、人によ…

タニウツギ?

GW最終日(日曜日)の善福寺公園。きのうの雨とはうって変わっていい天気。 公園は初夏の日差し。 上池のジャングルジム付近にピンクの花。何という花だろう? あとで帰って調べと、「タニウツギ」とよく似ている。 タニウツギ(谷空木)はスイカズラ科タ…

長谷川潔展+横浜 一如

5月5日のこどもの日は曇り。すごしやすい。 善福寺公園の上池にショウブ咲く。 あ、きょうはショウブ湯だ。 みどりの日の4日は横浜のみなとみらいにある横浜美術館で「長谷川潔展」を観る。 長谷川潔は版画家で今年生誕120年。1918年(大正7年)にフランスへ…

奈良倉山&小菅の湯&長安刀削麺

みどりの日の4日、善福寺公園は晴れ。風もなく、あたたかい。 下池を歩いていると、池の上をスーッと飛んでいく瑠璃色の鳥、久々のカワセミだ。 すぐに茂みの中に隠れてしまった。 上池に向かっていくと、鳴き声を響かせて、さっきのカワセミが木々を伝って…

純白のソバ

土曜日は国立新美術館で「シュルレアリスム展」を見た帰りにそば屋へ。ところが、お目当ての店は連休中は店も休みだそうで、それならと近くにあって以前一度行ったことがある「祈年 手打茶寮」へ。 ビールと日本酒(福岡の「独楽蔵」と秋田の「刈穂」)を注…

ライラックとシュルレアリスム展

日曜日の善福寺公園は曇り。風強し。 上池のジャングルジムがあるあたりに見慣れぬ花を発見。 帰って調べたら、何とライラックだった。 モクセイ科ハシドイ属の落葉樹。北海道あたりで咲く花として知られ、ライラックが咲くころになると寒さが戻る日を「リラ…

トロールの森・子どもの春展

ゴールデンウィーク初日(29日)の善福寺公園は晴れ。うららか。 先週あたりから咲きだしたフジが垂れ下がってきて、ちょうど見ごろ。 上池には今年もコイノボリ。ただし、きょうは風がないのであまり泳いでいない。 下池にまわると、これも恒例の「トロール…

「若者たち」と佐藤忠良の言葉

日曜日にNHKBSで映画を見た。1967年製作の『若者たち』 監督は森川時久、脚本・山内久、出演は田中邦衛、橋本功、山本圭、佐藤オリエ、松山政路。栗原小巻や江守徹なんかも出ていた。モノクロだが、撮影の宮崎義勇のカメラワークがさすがにすばらしい。 あれ…

「ホンマタカシ」と「李禹煥」と「蕎麦屋ふじ多」

日曜日は初台にある東京オペラシティへ。 新国立劇場の芝居は何度か見に行ったことがあるが、そこにアートギャラリーもあるとは知らなかった。 写真家のホンマタカシの展覧会、「ホンマタカシ ニュー・ドキュメンタリー」を見に行く。 何とも不思議な展覧会…

フジの花 モミジの花

善福寺公園は初夏の雰囲気。 上池のフジ棚では早くもフジが咲き出した。 万葉の時代から愛でられていた花。 恋しけば形見にせんとわが屋戸(やど)に植ゑし藤波いま咲きにけり 山部赤人 モミジの花が咲いている。 花が終わって実になるとプロペラのようにな…

スオウは不吉な色か高貴な色か

善福寺公園の上池にスオウの木が2本あって、きれいな花を咲かせている。 「スオウ」という言葉の響きが気になって調べていたら次の記述があった。 花蘇芳。マメ目マメ科ハナズオウ属の高木。中国原産で、江戸時代初期のころに日本に渡来。別名「蘇芳(すおう…

倉俣史朗とエットレ・ソットサス展

日曜日の善福寺公園は晴れ。きょうもあったかい。 公園を回って、その足で六本木へ行こうと下池から西荻窪駅へ向かう坂道を登って行くと、以前クリーニング屋とか自販機があったあたりで「風神茶屋」というのがオープンしていた。 メニューを見ると「富士宮…

ハナニラの白い花

土曜日の善福寺公園は晴れ。朝からけっこう温かい。 公園のあちこちで、葉がニラっぽい白い花が咲いている。 近寄ってみるとかわいい。 帰って調べたらやっぱり「ハナニラ」だった。 あれ? 食用でもハナニラがあったような・・・。 たしかに蕾がついたハナニラ…