善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

夏に咲く花 夾竹桃

土曜日の善福寺公園は曇り。暑さはなく、すごしやすい。

上池にたくさんの白い花を咲かせる木があった。遠くから見るとまるで雪のようにきれいだ。
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スイカズラ科ガマズミ属に属する常緑小高木のサンゴジュ。秋になると真っ赤な光沢のある実をたわわに実らせ、まるで珊瑚のようだというのでサンゴジュ。
厚く水分の多い葉や枝が火災の延焼防止に役立つといわれ、防火樹として庭木や生垣によく用いられるのだとか。横浜市の市の木になっているという。

下池にまわると、池の端でキョウチクトウの花が咲いている。
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中国名の夾竹桃がそのまま音読みしたのが和名になっているが、もともとインド原産のキョウチクトウ科キョウチクトウ属の常緑低木。結構高くまで木が伸びている。
サンゴジュもキョウチクトウも、漢字の珊瑚樹、夾竹桃のほうが似合う。

夾竹桃は夏に咲く花。この花を見ると広島の暑い夏を思い出す。
夾竹桃は、アメリカの原爆投下のあと「70年間は草木も生えない」といわれた広島の焦土に、最初に咲いた花だという。広島の人びとにとって復興の象徴であり、また、原爆犠牲者への追悼の意も込めて広島市の花に選定されていて、毎年今ごろの季節になると平和公園にこの花が咲く。