善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

花菖蒲に夾竹桃 夏の花咲く

火曜日朝の善福寺公園は曇り。きのうは1日雨で、中1日あけての公園散歩。

 

けさのカワセミは、上池で鳴き声は遠くしたが姿は確認できず。

おととい下池で見つけたオオヨシキリを探すが、鳴き声も聞こえない。

朝早くにきていた人によると、オオヨシキリが鳴いていて姿も見たというから、休憩中か、それともどこかへ飛んでいってしまったのか。

 

上池のハナショウブ(花菖蒲)が1株だけ咲いていた。

梅雨のころに咲く花で、そろそろ梅雨入りですよ、と予告しているのか。

キショウブは外来植物だが、こちらは山野に自生しているノハナショウブ(野花菖蒲)を原種として改良した国産の園芸品種。

500年ぐらいの栽培の歴史があって、江戸時代を中心に数多くの品種が育成されて現在2000以上のいろんな種類があるといわれている。

 

下池ではキョウチクトウ夾竹桃)も咲き出していた。

こちらも夏に咲く花。

キョウチクトウを見て真っ先に連想するのは広島だ。

アメリカ軍の原爆投下により多くの命が奪われ、一面焦土と化した広島で、いち早く花を咲かせたのがキョウチクトウで、復興の象徴といわれる。広島市の市の花にも指定されている。

 

池の淵近くのロープの上にヒモのようなもの。

キャーッ! ヘビだった。

よく見ると、上手に体をくねらせてロープの上で静止している。

獲物がやってくるのを待ち伏せしているようだ。

 

生まれたばかり?の左巻きマイマイ

殻がまだ半分透明だ。

 

葉っぱの上にいたのはハバチのようだが・・・?

白色の縞の紋がある黒いハバチ、シマクロハバチだろうか。

 

アジサイは今が盛りだが、萼片が分厚くて丸っこいアジサイ

内側にクルンと巻いたようになっていて、渦のように見えるというのでウズアジサイ(渦紫陽花)。

江戸時代からあるガクアジサイの園芸品種だ。

全体に丸い感じでかわいらしいので、別名オタフクアジサイとかオカメアジサイとも呼ばれるらしい。