水曜日朝の善福寺公園は曇り。どんよりした雲。北風なのか涼しい風が吹く。
2つ星のテントウムシ。
目玉ギョロリのコワイ顔に見えるんだが。
白色と黒色のまだら模様の翅を持つガ。腹部は淡黄橙色で黒色の斑紋が並ぶ。
ウメエダシャクのようだ。
幼虫はいわゆるシャクトリムシと呼ばれるシャクガ(尺蛾)の仲間。
幼虫はウメなどバラ科の葉っぱを食草にしているのでその名がある。
上池を半周して下池に向かっていると、小型の鳥たちの群れと遭遇。
暗くてシルエットになってるがシジュウカラの幼鳥が鳴いてる。
親にエサをせがんでるようだ。
メジロも飛んでいた。近くに幼鳥がいるかな?
ここにもシジュウカラの幼鳥。
お目メぱっちりでかわいい。
野菊が1輪だけ咲いていた。
アジサイの花にヒラタアブが訪れていた。
ハナアブの仲間だから、花から花へと飛び回って蜜を吸ったり花粉を食べるのがヒラタアブ。
まだつぼみのもあるが、咲いている花を探してはとまっていた。
大きめのテントウムシ、カメノコテントウ。
日本産テントウムシ科の最大種だそうで、翅の模様がカメの甲羅みたいなので、亀甲天道虫。
白い目をむいてにらんでいるようだが、目のように見えるのは斑紋で、ホントの目は頭の先っちょにある。
天敵が近づいたりして警戒すると白い斑紋から赤い液体を出すというが、白いままで安心しているみたいなのでよかった。
公園から出ようとしたら、上空を次々と小さい鳥が飛んでいく。
先日も公園で見たカワラヒワだろうか。
次に飛んできたのは、何とアオジだった。
やさしげな目をしてるからメスかな?
アオジは秋になると善福寺公園にもやってきて、冬をすごして暖かい春になると山に帰っていく。
春から夏にかけて、本州中部では標高1000mほどの山の林の中で繁殖するといわれる。
それなのに、もうすぐ6月というのにアオジを見るのは初めてのこと。
山に帰りそびれたのか、それとも途中で善福寺公園に立ち寄っただけか?
けさのカワセミは、下池で池を回りながら飛んでいくのが見えた。